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般若 『HANNYA』

2009年06月25日 19:30

HANNYA

J-HIP HOP界の偉大なる狂犬・般若のニューアルバム『HANNYA』(09.06.24)をレビュー。
前作『ドクタートーキョー』から1年足らずでリリースされた、通算5枚目のアルバムです。

1. HANNYA
2. やってやる
3. フェイク
4. 空
5. 天使と悪魔
6. あのサ
7. 夢
8. ケータイ
9. ボタンひとつ
10. 世界が終わるその前に
11. 最ッ低のMC
12. のぞみ
13. ゼロ
14. いつでも
15. またね

主な収録曲を追っていくと、
スリリングなトラックのもと、上昇志向のリリックで捲し立てる②『やってやる』、紛い物が氾濫する現代社会をシニカルに風刺した③『フェイク』、誰しもの心に潜む天使と悪魔を具体的なケースを以て描写する⑤『天使と悪魔』、3rd Verse手前でぶっ飛んだ歌声も聴かせるほんわかトラック⑥『あのサ』、携帯電話からの視点で日常に転がるシーンを切り取ったコミック要員⑧『ケータイ』、アガるフロアトラックにまたがってILLな弾丸フロウをぶっ放す、キワどさ満点の⑨『ボタンひとつ』、HIP HOPの在り方について真っ向から斬り掛かる清々しくも生々しい1作⑪『最ッ低のMC』、ウィスパーじみたフロウが異彩を放つ神神しい世界観の⑬『ゼロ』、「EXILE」「KAT-TUN」「童子-T」ら多数のアーティストがリリックに登場する、彼のある種の”覚悟”が汲み取れる1曲⑭『いつでも』、そしてまさかの晴れやかムードで展開する歌モノ⑮『またね』などなど、

社会派濃度は前作に比べて薄まったものの、自由奔放なリリックや臨機応変に緩急を繰り返すフロウなど、彼の「本質」たる部分はいたって健在で、HIP HOPを嗜む上での「愉しさ」を、今作を通してとことん叩き込んでくれたような気がします。おそらくもっと鑑賞を重ねれば、今以上に良さが染み出る内容だと思うので、しばらくは「愛聴盤」になりそうです。

この安定かつ良い意味で屈折したクオリティ、やはり彼は唯一無二のラッパーでしょう。
一生ついていきますゼ!



★★★★★★★★★☆
◆Official⇒http://www.hannya.jp/

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