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池間アカネ 『AK'KA』

2009年10月20日 19:30

AKKA~わたしのすべて~

ソウルフルな歌い回しで好評を博した、1999年6月デビューの女性シンガー・池間アカネの1stアルバム『AK'KA』(00.02.17)をレビュー。後に「クイヌパナ」とアーティスト名を改め再デビューを果たしていますが、池間アカネ名義としては、今作が唯一のアルバム作品です。

1. ~Wangi Laut~
2. Malam Jam
3. 24
4. DARK
5. 願いかけて
6. わたし
7. SPECIAL LOVE
8. 強くなった
9. Bunga Woman
10. 夢を見させて
11. biru pulau~青い島

ごまんといるライバルがひしめき合っていた、当時のJ-R&Bシーン。しかし彼女の提示する”音楽”は、歌謡要素の中にエキゾチックさが見え隠れする凛とした内容と、腹の底から沸き立てるエモーショナルなボーカルで、その一つのテリトリーに収まることない、どこか異端なオーラを醸し出していました。後にクイヌパナとなってからは、ファンクやディスコなども積極的に取り入れ、より音楽界の深層へと潜っていく事になる彼女ですが、個人的には、良い意味で「あっけらかん」とした曲調が渦巻く、この池間時代の方が好みです。

さて収録曲ですが、「つっかっまえてえええ放さな~い」とホラーじみたフレーズをこぶしタップリに歌うOP②『Malam Jam』、自我と向き合った自立心溢れるリリックが軸となった小気味よいソウル③『24』、その③同様「これがわたしなんだから!」と胸を張る重量感あるミディアムチューン⑥『わたし』、甲高いメロに高揚する煌びやかなハウス調ダンスナンバー⑦『SPECIAL LOVE』、アホっぽくフワフワと歌う様が寧ろ清々しい、失恋後のポジティブぶりを描いた⑧『強くなった』、一転して落ち着いたトーンで魅せる今作随一のR&Bサウンド⑨『Bunga Woman』、ド直球のメロが溌剌と流れる好ポップス⑩『夢を見させて』、そして南国のようなのどかな雰囲気を味わえるデビュー曲⑪『biru pulau~青い鳥~』などなど、意識せずとも不思議と耳に留まる、インパクト重視の佳曲が軒を連ねています。

「これこそR&Bだ」と迷いなく定義するには少し躊躇ってしまう部分もありますが、その曖昧さこそが、彼女の「長所」であり「珠玉」だったんだなと、10年経った今つくづく思います。現在はどこで何をされているのか、歌手活動を続けているのかどうかさえ分かっていませんが、パンチあるボーカルと情念こもった歌詞で織り成される現代の「池間節」を、いつの日かまた、聴きたいものです。



★★★★★★★★☆☆

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