話題の女性ウェッサイシンガー・SAYのニューアルバム
『One Love』(10.04.14)をレビュー。
昨年11月にリリースしたデビューシングル「Let's Get A Party」を含む、自身初となるアルバム作品です。その「Let's Get―」以前から、他アーティストへの客演活動を盛んに行っており、本人のソロデビュー以前から注目していた方も多いのではないでしょうか。
1. intro
2. Let's Get A Party feat.Kayzabro(DS455)3. interlude
4. U Got Friends
5. PHYSICAL
6. スーパースター
7. どこにいても8. LIES
9. Ride Wiz Us feat.BIG RON,GIPPER,DJ☆GO10. 桜 feat.TWO-J
11. One Love feat.MACCHO(OZROSAURUS)12. outro
「ウェッサイ・シンガー」という肩書きを背負ってはいるものの、中身は至って正統で、親しみやすいR&B楽曲が中心。特にDigz Inc.のドン・
ICEDOWNが多分に関与(12曲中8曲をプロデュース)している事で、清涼感溢れる魅惑的なサウンドが、持ち味の1つとして全面的にフォーカスされているのが大きなポイントです。
中でも「これは面白い!」と思わず舌を巻いてしまったのが、Olivia Newton-Johnの大ヒットディスコ・チューンの日本語カバー
⑤『PHYSICAL』。ICEDOWNのトレードマークともいえる絢爛なシンセ音が、奔放に踏襲した、原曲流儀のポップさと軽妙に絡み合った佳曲に仕上がっています。SAYの艶っぽい歌声とも円滑にマッチしているので、当時物議を醸したと言われる原曲のリリックが、よりストレートな形で表現されているのが何とも心憎いところです。けしからん!w ちなみに和訳には、かのSTYも関与。
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