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Kanade 『響~echoes~』

2009年11月14日 20:11

響 ~echoes~

ユニバーサル所属のシンガー・Kanadeのニューアルバム『響~echoes~』(09.11.11)をレビュー。
花*花のヒット曲を題材にした2つの楽曲を含む、全11曲収録です。

1. あーあなたに出逢えてよかった feat.花*花
2. Black Marketer
3. 好きだったはず
4. Bump!Bump!Boooo!
5. Sky
6. Doggy Bocca
7. 二人の季節
8. ゆるい愛の日々
9. Angel
10. 忘れない… ~さよなら大好きな人~ feat.J'Q(VIVID Neon*)
11. あーあなたに出逢えてよかった -口笛 Bossa Reprise-

2007年にデビューし、2008年には1stアルバムをリリースしたKanade
2ndシングル以降は所謂売れ線バラードに走ったり、2009年には突如、柏原芳恵の名曲「春なのに」のカバーをシングルとしてリリースしたりなど、パンチのあったデビュー曲「Ring The Alarm」の衝撃とはほど遠いよからぬ迷走ぶりには、こちらがしばしば危機感を抱くほどだったんですが、本作はそんな彼女と制作サイドの、「迷走に裏付けされた焦燥の集大成」が痛いほど窺い知れる、ぎこちない内容となっています。

収録曲を見ていくと、
2000年のヒット曲「あ~よかった」を、原曲主である花*花を招いてリメイクした感謝ソング①『あーあなたに出逢えてよかった』、ベースの効いたR&Bからサビでジャズに転換する洒落たアップ②『Black Marketer』、「あなたの事 嫌いになれたらいいのに・・・」と心にも思っていないような胸中を吐露する定石切なソング③『好きだったはず』、息んだボーカルがよく通った重量感あるアップ④『Bump! Bump!Boooo!』、スキャットじみた高音をぶっ放すチープな作りのコミカル要員⑥『Doggy Bocca』、ピッチの危うさを逆手に取った終始浮遊感ムンムンのミディアム⑧『ゆるい愛の日々』、生命誕生の喜びを高らかに綴った爽やかなR&B/ポップチューン⑨『Angel』、そして①に続き花*花のヒット曲をサンプリングした、ラッパーJ'Qとの凡庸コラボ作⑩『忘れない・・・~さよなら大好きな人~』などなど、

多方面のジャンル(特にジャズ)を取り入れ、自信の音楽幅を広げた点に関しては好感が持てましたが、それ以外では色んな意味を含んだ痛々しさが、執拗に余韻として飛び込んでくるだけでした。デビュー時から知っていて、且つインストアLIVEにまで足を運んでいる身としては尚更。例えるなら、どうしていいか分からず迷走するだけ迷走して、とうとう疲れ果て座り込んじゃった感じ、とでも言いましょうか。その象徴が、彼女が微塵も姿を現さない簡素な歌詞カードと、明らかに蛇足なのにも関わらず収録された、①の口笛主導のインスト⑪『あーあなたに出逢えてよかった -口笛 Bossa Reprise-』なんだと思います。①のc/wとして収録されている頃から思ってましたが、何故にこんなチンケなインストを推すのか。その意図さえ掴めずに、未だ混乱してます。R&Bをベースにしたイマドキのサウンドなので、満足される方もいらっしゃるかと思いますが、その中に潜在する狂気と、商業に対する耐え難い必死さを見抜いてしまった以上、今後はそれと付き合いながら彼女の音楽と対峙していくほかないわけで。音楽って、一体何なんでしょうね。


・・・と、珍しくシリアスに、そしてちょっと大袈裟にレビューしてみたんですが、ここまで目の敵にしたその理由はひとつ。このアルバムを、「まぁシングルでは色々あったけど、さすがにアルバムは大丈夫っしょ~」みたいなごく軽い気持ちで購入した俺自身の事が、悔しくて仕方なかったからですw 一応大手なんやから、売ろうと躍起になるにしても、もうちょっと土台からまともな戦略組んでやれよな~ユニバーサルさんw マジ見放しすぎててよう分からんww

と言う俺のレビューした内容も、見返すと何が言いたいかよく分からなくなってたのは内緒。
あー悔しいっ。




◆1st ALBUM 『奏』レビュー&インストアLIVEレポはこちら

★★★★★☆☆☆☆☆
◆Official⇒http://love-kanade.com/

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Kanade 『奏』&インストアLIVE in TOWER RECORDS 難波店

2008年07月12日 17:34

奏

これまでAshanti、Nivea、倖田夾未、HI-D 、BENNIE K、など多くのアーティストのライブのフロントアクトを経験してきた岡山県出身の女性アーティスト・Kanadeの1stアルバム『奏』(08.07.09)。
「恋するハニカミ!」テーマソングだった『恋花』(koibana)をはじめとする4枚のシングル曲を収録しています。

1. Feelin' ~風に吹かれて~ 2. It's my answer 3. Don't break my heart 
4. Be the One  5. 恋花(koibana) 6. Serenade(セレナーデ)
7. Legacy of you ~君が残してくれたもの~ 8. Over 9. Lover of Friend? 10. Rock with you
11. Missing you 12. Still… 13. Ring The Alarm system remix
14. Life goes on system remix 15. Serenade(セレナーデ) -Acoustic Version-


ギターのストロークが効果的に響く爽やかアッパー①『Feelin'~風に吹かれて~』、ズッシリとしたビートのもとポジティブなメッセージを投げかけるFace 2 FAKE製ミッド②『It's my answer』、自身も歌手として活動する今井大介が手がけたブンブン系フロアチューン③『Don't Break my Heart』、滑らかなストリングスをバックにスタンダードに歌い振舞うラブソング⑤『恋花(koibana)』、ピアノとストリングスで愛の躍動感を表現してみせた大らかなバラード⑥『Serenade(セレナーデ)』、作詞にKenn Katoが関与したスムース・ミッド⑦『Legacy of you~君が残してくれたもの~』、友達に愛情を抱いてしまった女性の葛藤を繊細に描写した悲哀ごもったナンバー⑨『Lover or Friend?』、インディーズの頃から歌ってきたという切なくもどこか温かい失恋ソング⑫『Still...』、そして今思えばかなり異色なHIP HOPナンバーであったデビューシングルをより刺々しく色づけした⑬『Ring The Alarm』などなど、

良くも悪くも無難であっさりした仕上がりの1枚です。非常に個性を見極めにくい淡々とした歌い方なので完全にトラック負けしてて、楽曲の印象が非常に薄いんですよ(;´Д`) あと②~⑧までのシングル曲&カップリング曲のオンパレードと、一番好きな『Ring The Alarm』がRemix作品として、しかもボートラとして収録されていたことが個人的に納得できんかなぁ。まぁ本当にこの曲は「歌ってる人間が違うんじゃないか?」って思うぐらい全然今とは趣旨の違う楽曲なので、アルバムコンセプトに合わないという理由でボートラで収録されるのは仕方ない気もするっちゃするんですけどねぇ・・・。

★★★★★☆☆☆☆☆

まぁ好き勝手言っちゃってますが、昨日タワレコ難波店で行われた彼女のインストアLIVEに参加してきました!詳細は追記へGO!
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