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オムニバス 『U-Key zone presents "Advent of UKZ Complete"』

2011年06月16日 19:00



U-Key zone presents "Advent of UKZ Complete” / Various Artists
(11.06.15)

1. This Is Love / 宏実
2. Hypnotism / HEAT_CZR

3. パラノイド / mochA
4. GAMBLER / HIROKI
5. Together Again / 為岡そのみ
6. Time To Go / 宏実
7. Possession / mochA
8. REVENGE / 為岡そのみ
9. Human / HIROKI

10. DO YOU HAVE THE PRIDE? / HEAT_CZR

”ジャパニーズ・シーンの現在進行形”を生み出す鬼才:U-Key zone。
そんな彼自身の名を冠したオムニバス・アルバムが、今回初めてCDメディアで発表された。
すべての起源は、昨年八月に配信でリリースされた『U-Key zone presents "Advent of UKZ"』。文字通り唯一無二なサウンドと、選り抜きの兵(つわもの)シンガーたちとのセッションは話題を呼び、”U-Key zoneブランド”の幕開けを告げる記念すべき作品となった。その処女作の好評を受け、今年四月にはシリーズ第二弾にあたる『U-Key zone presents "Advent of UKZ vol.2"』をリリース。各プロダクトの自由度が大幅に上昇したことで、いささか難解なアプローチも見受けられるのだが、あえて実験的な着眼を貫き通したことで、よりエッジーな角度から彼の才腕を享受出来るようになった。



そして迎えた、今回のCDパッケージ化。
第一弾、第二弾の楽曲に加えて、宏実が歌う新曲『This Is Love』も収録し、まさに今日まで邁進を続けてきた彼のキャリアを総括した仕様となっている。信じてやまない音だけを追求し、商業音楽との狭間でストイックに活動を図るそのアクティビティが引き起こした賜物。彼の台頭、そして本作の堂々たるリリースによって、今後のシーンは一層、鮮やかに色を移ろわせていくに違いない。U-Key zone、あらためて、末恐ろしい男だ。

1. This Is Love / 宏実
<すべてを捧げるよ>
冒頭を飾るのは、宏実による新録バラード。
U-Key zoneとは数多く制作を重ねてきている彼女だが、粒子の細かい美麗サウンドをベースに立体感溢れる立ち回りを披露するなど、チャレンジングな趣はすこぶる強い。

2. Hypnotism / HEAT_CZR
<魔力のように 惹き寄せてみたい>
恋愛中毒の女性をHEAT_CZRが毒っ気込めて演じるアップ。
ウィットに富んだ歌詞も相まって、U-Keyの放つ常套的サイケデリック・アプローチの感触も一入だ。

3. パラノイド / mochA
<アタマに棲み付いたMonster>
病的シンガー(と書くと、正直かなり語弊があるのだが):mochAのシニカルな世界観が暴走するミディアム・ナンバー。まるでサイコ映画の1シーンを観ているかのような、猜疑心丸出しの歌詞には思わずニヤリ。そしてそれを、いとも円滑に束ね上げるU-Key zone、さすがのコンビネーションである。

4. GAMBLER / HIROKI
<一か八かの運命に賭けてみよう>
U-Keyとの初タッグ『Human』が好評を博したHIROKIが担当。
スウィンギーなビート構成や、”昨今の音楽業界へのアンチテーゼ”とも取れる負けん気の強い歌詞など、U-Keyファミリー一同の志す”挑戦”が迷いなく投影された仕上がりで、間違いなく本作のハイライト。

5. Together Again / 為岡そのみ
<一緒にいられること これが運命だと信じたい>
その『GAMBLER』の歌詞を担当した為岡そのみは、”愛の再生”を描いたこの楽曲で、独自のボーカル・スタイルを華麗に披露。何ら飾り気のない素直なメロディー・ラインに、グッと来るファンも多いはず。

6. Time To Go / 宏実
<あなたから出かける準備をしなきゃ>
U-Key zoneと宏実、両者のセンスが縦横無尽に飛び交う新感覚の見限りソング。
表題や歌詞には、音楽的にもさらなる次元へと急がんとする彼らの能動的な思惑が見え隠れ。

7. Possession / mochA
<独り占め出来ないくらいなら 壊してしまってもいいですか>
独占欲の塊のような女性をパンチ・ライン満載で描き出したmochAの必殺チューン。
身の毛もよだつ冷静な歌いっぷりが、半ばおぞましいリアリティを掻き立てる。

8. REVENGE / 為岡そのみ
<あの頃の私はもういない あの頃のあなたももういない>
聴き出すやいなや瞬時に虜となった、本シリーズ史上もっともスピード感のあるトラック。
黒木メイサの各作品で確立させた”コシのあるグルーヴ感”を、U-Keyはこの曲で自らの音楽として見事に昇華して見せた。

9. Human / HIROKI
< 守り、守られていたい>
折り重なるコーラス・ワークに目頭が熱くなる、HIROKI歌唱による重厚スロー。
その説得性の高いメッセージに、大人なら誰しもが心打たれることだろう。

10. DO YOU HAVE THE PRIDE? / HEAT_CZR
<そのくだらない意味ないプライドは捨てな>
最後に収録されているのは、記念すべき第一弾EPの一曲目を飾ったこの曲。
HEAT_CZRの粘り気のある歌声には、どうにも形容しがたい魅力があって堪らない。



★★★★★★★★★☆

ちなみに、TOWER RECORDSのホームページには、彼のインタビュー記事が掲載されている。
http://tower.jp/article/interview/79076
内心、今回の記事を投稿した次の日にでも彼のワークス特集を組むつもりでいたのだが、上記のインタビュー記事があまりに充実していたため、今回は自制しようという決断に至った。そのくらいボリューミーな内容なので、是非。

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