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SUGAR SHACK FAMILY 『SUGAR SHACK FACTORY』

2011年08月08日 20:31

   

SUGAR SHACK FACTORY / SUGAR SHACK FAMILY(11.8.3)

1. Over again(Full Of Harmony for SUGAR SHACK FAMILY)
2. リリィ(CIMBA for SUGAR SHACK FAMILY)
3. Starting Over(TSUYOSHI for SUGAR SHACK FAMILY)
4. One Last Word(JAY'ED for SUGAR SHACK FAMILY)
5. 希望の未来(LEO for SUGAR SHACK FAMILY)
6. 熱帯夜(三浦大知 for SUGAR SHACK FAMILY)
7. Damn Girl!(LL BROTHERS for SUGAR SHACK FAMILY)
8. SHAKE(HI-D for SUGAR SHACK FAMILY)
9. Smile(真之介 for SUGAR SHACK FAMILY)

10. 涙の数だけ-Stay by your side- (L&J for SUGAR SHACK FAMILY)
11. Crazy(MICHIYA for SUGAR SHACK FAMILY)
12. 明日の太陽(SUGAR SHACK ALL STARS)

まず、彼らが支持されている理由について考察してみる。
言うまでもなく歌が巧いから。曲が作り込まれているから。あるいは、ビジュアルがタイプだから。
おそらくこれらすべては正答であり、実際にこの文章を読みながら、膝を打ったファンも多いことだろう。
しかしながら、彼らが支持されるもっとも然るべき所以は、R&Bへと注がれる紛れもない熱意と、それらを絶やすことなく、実直なまでに音楽を謳歌し、表現し続けている点にあるのではないだろうか。


現在、渋谷のクラブ「GAME」で継続的に行なわれているR&Bイベント「SUGAR SHACK」から派生したこのSUGAR SHACK FAMILY。メンバーはFull Of Harmonyを筆頭に、LL BROTHERS、HI-D、三浦大知、LEO、CIMBA、JAY'ED、TSUYOSHI、真之介、L&J、MICHIYAと、メンバー全員が男性アーティストで構成されていることが特徴であるシーンきっての大所帯ユニットだ。普段は主として個々で活動を行ない、月に一度行なわれるイベントの際に集結。時にはそこからリリースも共に展開するという、自らの擁するクラブ・イベントを起点に置いた連動的な活動スタイルを執っている。そんな彼らが、このほど『SUGAR SHACK FACTORY』なるコンピレーション・アルバムをリリース。収録曲は、各メンバーによって録り下ろされた新曲が大半を占め、そのいずれもが、シーンへの意気込みを強く感じさせる溌剌としたR&Bチューンだ。キャリアや年齢を問わず、R&Bに志を捧げることを大前提に集う彼らだからこそ、その説得力たるや絶大なもので、耳の肥えたR&Bリスナーがこぞって彼らへと食指を動かしていることにも何の躊躇いもなく頷ける、言わば鉄壁とも言える仕上がりとなっている。では一体、何がこれほどまでに彼らを音楽へと差し向け、かつファンとの密接な距離を保たんとするのか。その原動力の秘訣は、フルメンバーで本作のフィナーレを飾る『明日の太陽』の歌詞に裏付けられていた。

愛がもっと
必要さ
愛をもっと
君のために
愛にもっと
素直に
みんなで声合わせれば
明日は笑顔の愛LAND


己の精神を研ぎ澄まし、より高みを目指していく過程において、困難や苦悩は多かれ少なかれ、必然的に立ちはだかってくる。そんな最中であろうと公平な眼差しを送り続ける音楽と、力の限り応援してくれるオーディエンスの存在はまさしく同志であり、彼ら自身のかけがえのない拠り所としても充実なまでに機能する。この相互関係を「愛」と呼んだ彼ら。「自分たちに携わってくれる物事すべてがSUGAR SHACKの一員だ」と言わんばかりに威風堂々としたその姿勢に、送り手と受け手が一丸となってシーンを築き上げていく醍醐味が、すくっと立つ大木のように凛と根差しているのだ。

本作を発表したことで、彼らを慕うファンの数は、より増大の一途を辿ることだろう。
なぜなら、彼らはSUGAR SHACK。R&Bに生きる大義名分は元より、音楽を通じて観衆にポリシーを届けることを決して憚らない、不屈のエースたちなのだから。

1. Over again(Full Of Harmony for SUGAR SHACK FAMILY)
HIRO、ARATA、YUTAKAからなる日本を代表するR&Bコーラス・グループ:Full Of Harmony。彼らの熱きボーカル魂が谺するエモーショナルなバラード作品で、久しぶりのFOH名義作品とは思えないほどの圧倒的なパワーの健在を見せつける。

2. リリィ(CIMBA for SUGAR SHACK FAMILY)
全メンバー中もっとも新しくファミリー入りを飾ったCIMBA。ソロでは初のUTAプロデュースでありながら、深遠な歌詞の世界観や無類の歌声など、シーンに轟くオリジネイターぶりは淀むことなく発揮されている。

3. Starting Over(TSUYOSHI for SUGAR SHACK FAMILY)
今年3月にフル・アルバム『ALL ABOUT LOVE』のCDリリースを終えたTSUYOSHIは、現行トレンドに乗じた華麗なる4つ打ちR&Bで勝負。普段は濃密なミドル・スローのイメージが強い彼だけに、センセーショナルな聴き心地を得られるのは間違いなしだ。

4. One Last Word(JAY'ED for SUGAR SHACK FAMILY)
混戦をきわめるメジャー・シーンの中で活躍するJAY'ED。昨今ではポップスを強みとしたアプローチが何かと目立つが、この『One Last Word』では、美しい旋律を敷き詰めたオーセンティックなR&Bへと見事に”回帰”。全英語詞を滑らかに歌い上げる技量もさすがの一言である。

5. 希望の未来(LEO for SUGAR SHACK FAMILY)
国内R&Bシーンの輝けるホープ:LEOが担当したベーシックなミドル・トラック。リリックでは、自身の今現在置かれている環境もリンクさせながら、未来への揺るがぬ覚悟を溌剌と綴り上げた。

6. 熱帯夜(三浦大知 for SUGAR SHACK FAMILY)
ファミリー加入以前から、エンターテイナーとして高い評価を得ていた三浦大知。
コシのある硬質ビートと妖しくうごめくサウンド・プロダクトのコンビネーションは、常に刺激を欲する彼ならではの趣向でKOは不可避。心して、鑑賞に取り組むべし。

7. Damn Girl!(LL BROTHERS for SUGAR SHACK FAMILY)
一方のこちらは、”いつも通りのクオリティ”が微笑ましいLL BROTHERSのおちゃら系バウンシー・アップ。お下劣さ余る内容を、ここ日本でこれほどまでに立派なR&B作品として提示出来るのは、度量と気さくさを兼備した彼らくらいなものだろう。

8. SHAKE(HI-D for SUGAR SHACK FAMILY)
HOOD SOUNDへの移籍を表明したばかりのHI-Dは、その新たな所属先への敬意も表したヒップ・ホップテイストのアップ・ナンバーにトライ。スリリングに蔓延るシンセ・サウンドを駆使し、彼の抱く決意がパワフルに響き渡る。

9. Smile(真之介 for SUGAR SHACK FAMILY)
関西のクラブ・シーンでひときわ存在感を知らしめる真之介。
一見、R&Bの風情を果敢に取り込んだディープな仕様だが、リリックはハート・ウォーミングさを押し出した内容で、彼持ち前の親和的な側面も申し分なくアピールされている。

10. 涙の数だけ-Stay by your side- (L&J for SUGAR SHACK FAMILY)
本作もクライマックスへと差し掛かったところで、L&Jによる表情豊かな勇壮スローが炸裂。重厚なシンセで切り込んだことで、仰々しいラヴ・ソングとは一線を画すソリッド味溢れる世界観が成立している。

11. Crazy(MICHIYA for SUGAR SHACK FAMILY)
LEOと同じくボーカル・グループ:JOYCEに所属していたキャリアを持つMICHIYA。「SUGAR SHACK」でも兼ねてから披露されていたロック・テイストのバラードで、失恋の痛みを希望に昇華していくプロセスが、荒々しくも切なく表現されている。


12. 明日の太陽(SUGAR SHACK ALL STARS)
そして最後は、「SUGAR SHACK ALL STARS」名義で清々しく大団円。
音楽を愛する彼らが、音楽を愛するすべての者へと捧げる新世代のアンセム。歌詞や各メンバーが担うパートを噛みしめながら、その奥床しい全貌に心行くまで耳を傾けてみてほしい。




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コメント

  1. けろたん | URL | HfMzn2gY

    ついにでましたね~♪
    全部赤字じゃないんですかぁぁぁ(笑)

    わたいは、全部赤だけど、あえて選ぶなら
    「1.3.6.7.8.10.11」なのでケンイチさんとだいぶずれてます(T_T)

    特に、MICHIYAさんの曲さいこーです❤

  2. 56 | URL | -

    大きく頷きながら読ませてもらいました。
    コメントしたい事、ほぼ記事に書かれていました。
    だから、多くは語れないないんだけど、
    この道を行く!と言う『プライド』が伝わってきた。
    自分の音楽を信じているからこそ、
    その揺るぎ無さがあるからこそ、
    そして、それが実際に伝わってくるからこそ、
    俺たちも迷わずついていけるんだと思った。

    個人的にMVPは、LEOさん!
    このアルバム限らず、様々な音楽が溢れている中で、
    耳に入れば、『ん?誰、この声?』と
    網にかかる存在感ある声だと思う。
    未来は明るい!

    とにかく、沢山の人にこのアルバムを聴いて欲しいね。
    かなり口コミが望めそうじゃない?
    こんなに歌上手い人いたんだね、知らなかったって声が聞こえてきそうww

  3. ケンイチ | URL | -

    >>けろたんさん
    いやー全曲捨て難いんですけど、中でも自分の意思表示としてお気に入りを赤字にしました!汗笑

    確かに、かなりずれてますね。。w
    色んな好みの方がいて興味深いです!!

  4. ケンイチ | URL | -

    >>56さん
    この記事を書く上で、何に重点を置こうかと考えた末、彼らの「気概」「プライド」に焦点を当てることにしました。やはりどれだけ歌が達者でも、これらが欠けているだけでクオリティって大きく差が出ますし、実際彼らはそれを乗り越え、見事な作品に仕上げていますから。

    R&B、と言ってもかなり馴染みやすい大衆的な作品だと思うので、
    これを機にたくさんの方が手にしてくれるといいですね。
    いちファンとしても、それを願っています。

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