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Sowelu 『Let me...』

2011年09月06日 19:30

  

Let me... / Sowelu (2011.8.24)

1. I want U to... feat. WISE
2. Let ME Lead U
3. WOMAN 
4. One more kiss ※男性盤のみ収録 4. Diamond ※女性盤のみ収録
5. Endless Summer
6. 君のいない世界 


Soweluのavex移籍後二枚目となるオリジナル・アルバム。
今回は、男性盤と女性盤の計二形態でのリリースを決行しており、ハチミツを顔から垂らし刺激的な表情を浮かべる男性盤、そしてチキンを貪り”肉食系女子”を体現した女性盤の両方ともで、肉体を強調したセクシーなビジュアル・ワークが徹底されています。この露骨な官能ぶりに、CDを手に取る立場としては否が応でもその方面ばかりに気を取られるところなのですが、肝となる音楽性では、ダンス・ミュージックを主体としたイノベーティブな機軸を強く打ち出されているため、”卑猥な戦略”などと安易にスルーをかましてしまうのはきわめてナンセンス。歌詞における女子ならではの主張も、パンチの効いたダンス・トラックが後押しし、前作よりもビビッドな感覚で伝播されるはずです。コスチュームのみならず感情も赤裸々に開け放つことによって、ますますユニークなものと化したSoweluの音楽遍歴。Sony在籍時代との堂々たる差別化に時として寂しくなることもあるものの、アクティブに音楽を謳歌する姿勢を依然として譲らない限り、彼女きっと、まだまだしでかしてくれるはずです。

1. I want U to... feat. WISE
19thシングル「MATERIAL WORLD」以来にm-floの☆Taku Takahashiがプロデュースを請け負ったサイケデリック・ナンバー。重低音が目覚ましく駆使されたプロダクションに、SoweluとWISEによる流動的な掛け合いが憎たらしいほど爽快にフィット。

2. Let ME Lead U
騎乗位シーンを盛り込んだPVも話題の、ド直球な官能ダンス・ナンバー。
男性を誘惑する”積極系痴女”にとことんフォーカスが当てられているため、刺激はいささか強めですが、楽曲としてのクオリティも上々なので、ぜひとも抜かりないチェックを。

3. WOMAN
アン・ルイスが1989年に発表した楽曲のカバー。
Soweluのしなやかな歌唱と、アコギをメインとした気負いないサウンドが、原曲の持つ力強い魅力を素朴に演出。

4. Diamond ※女性盤のみ収録
「私たちは素晴らしいのよ!」と世の女性に呼びかける自信満々な啓発チューン。
振り付け栄えしそうなロッキッシュ・トラックとイカついボーカル・フロウのコンビネーションにより、本作随一の能動ぶりを見事に発揮。

5. Endless Summer
T-SKほか多数の作家が参加した、オープン・マインドなエレクトロニカ。
タイトル通り”夏は終わらない”と意気込む主人公の反面、サウンド・ディテールではさりげなく切ない情緒が盛り込まれ、楽しくもちょっぴりおセンチな聴き心地に。

6. 君のいない世界 
本作で数々の主張を続けてきた彼女が最後に欲するのは、離れてしまった恋人。
Sowelu自らが手がけた温和な詞曲には、いかにも女性らしいデリケートな一面が見え隠れし、それまでの楽曲とは一線を画す優しい余韻に誘われます。

 

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コメント

  1. 56 | URL | -

    前作の恋愛遍歴、やたら『黒歴史』だのやたらと叩かれていたね。
    ジャケットやPVのアプローチが強烈だっただけに
    ファンは戸惑いは当然ながらあったでしょう。
    ただ、先入観だけの評価も多かったと思う。
    官能的な衝撃PVだけ見てアルバムは聴かずに、周りに便乗しての低評価する人もいたんじゃないかなと。
    俺は、方向転換は成功と思っているけど。今は増してね。
    どこか当たり障りない曲が続いてて、停滞のイメージだったんだけど、
    ひっくり返してくれたねwwいい意味で!
    当時の彼女のブログも併せてチェックしてたんだけど、
    迷いがないと言うか、本当に楽しんでるのが感じれた。
    KGとの『ここもそこも…』は特に最高だったな~あのムード感!
    女の子と聴いたらお互いムラムラきちゃうのでは?^^;
    今作では『One more kiss』のサビが頭の中でヘビロテ状態☆

    後、男性目線での率直な意見ではありますが、
    ガチで可愛い女性が色気に目覚めたら最強!って事がww

  2. ケンイチ | URL | -

    >>56さん
    そういえば「恋愛遍歴」って、本作以上に賛否両論でしたね。
    やっぱり移籍第1弾で、あれだけど派手に路線開拓されたら困惑するのも無理ないのかもしれないけど、俺も56さん同様、むしろ路線を転換して良かったんじゃないかなと思っています。思えば、色んな人から祭り上げられているSony時代も、ベスト盤を出す1~2年前から随分と迷走していた印象がありますし、心機一転、感覚を切り替えるように意気込んでいる今の方がずっと好印象を受けます。

    まあビジュアルをセールスポイントにする以上、外見目的の購入者も増えてきているとは思いますが、今のSoweluに関しては、いかなる状況でもまだまだやってくれるだろうという自信が、俺には何故かあってw 多分、彼女が音楽を楽しんでるのが、このアルバムから判然と伝わってくるからなんでしょうね。

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