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JBS presents SPECIAL INTERVIEW:mochA 【ジルコニア】

2011年10月27日 18:00



泣く子も黙る驚異的な個性で、昨今大いに話題を振りまいている作家兼シンガーソングライター:mochA。2009年末のデビュー直後からひた隠しにされ様々な憶測を呼んでいたビジュアルも、最新シングル「ジルコニア」の発表に合わせて先日ようやく公開される運びとなり、その何ともチャーミングな素顔に、ファンからは早くも歓喜と驚きの声が上がっている。この"リアルmochA、解禁”のタイミングを受けて、大のmochAびいきでお馴染み(?)の当サイトも遂に、彼女への取材を敢行することが出来た。未だ明かされていない彼女の人間味溢れる本質と、次から次へと小気味良く繰り出される発言は、開けてビックリ玉手箱な発見の連続でさすがの一言。想像以上に突出したワン&オンリーなmochAワールド、『Japanese Black Style』独占のロング・インタビューを以ていざ、お届けするとしよう。



---この度、ビジュアルを初めて公開されましたが、反響の方はいかがですか?
mochA(以下M):想像以上にそれを待ってくれている人がいて、本当に嬉しかったです!こんなに反響がもらえるとは思っていなかったので、ビックリしてます。

---このタイミングで解禁したのはなぜですか?
M:これまでもあえて隠れていたわけではなかったんですが、7月にあった『Advent of UKZ』のリリースパーティーで自分の姿をお披露目したのがタイミング的にも大きなきっかけになって、それ以降はアー写を出そうと決めました。一回みんなの前に出て実態も確認されているのに、また目ん玉(のジャケット)に戻るのはおかしいんじゃないかと思って(笑)

---今回のビジュアル・イメージは?
M:“素肌感”を意識しました。皆さんmochAに対して、色んなイメージや妄想を膨らませて来られたと思うんですけど、中には“作り込まれた化け物”みたいなのを想像してた人もいるかもしれないし(笑)、そういった誤解も招きつつあると思ったので、「そうじゃないよ、こっちだよ」って、ここら辺でそろそろ路線を正しておきたかったんです。それに、もっとmochAのことを知ってもらいたいという気持ちもあったので、実態を見せることによって、その入り口がより広がるんじゃないかなと思ったんです。

---次に、経歴に関してお訊きしていきたいのですが、そもそもなぜ、アーティスト名を“mochA”と名付けられたんですか?
M:高校のとき関西で3MC1シンガーのグループを組んで活動していたんですが、当時は周囲から「モモちゃん」と呼ばれていて、私ひとりだけアーティスト・ネームがなかったので、ある日メンバーのみんなと決めようって話になったんです。で、そのときにメンバーの一人が、紙に“MOMOCHAN”とローマ字で書かれてあるのを見て「じゃあ“MOCHA”の部分を取ってmochAでいいやん」と言い出したのがすべての始まりで(笑)

---へえ、じゃあそこからなんですね、mochAという呼び名がついたのは。
M:そう。当時は焼けてたんで、小麦っぽいイメージもあって良いなと(笑)

---プロフィールに「16歳からソングライティングを始めた」ともありますが。
M:そのグループで活動するようになってから、自分の曲を書き始めました。
超ナチュラルに、ごく自然と始めたから、「作っていた」という意識自体はあまりないんですけど。

---ご自身の音楽性は、当時から変わったと思いますか?
M:リリックの感覚は全く変わっていないと思うんですけど、プロとして仕事させてもらうようになってからは自分の求めるものが多くなったし、理想も果てしなく高まったので、そこに自分が達しなければいけないという気持ちは今すごくありますね。

---U-Key zoneさんとは長いお付き合いだと思うのですが、出逢いはいつ頃だったんですか?
M:先ほどのグループのメンバーたちが、上京してからU-Key君とDEMOを何曲か制作していて、その中の曲に私が参加したのがきっかけで、まずU-Key君にmochAという認識が出来たんです。その時点ではまだ会ったことがなかったんですが、大学卒業後に私も上京して、初めてU-Key君とリアルでリンクしました。出逢った当初からガッチリ一緒にやらせてもらっていて、当時はひたすらハイペースでDEMOを生産していました。そして今に至るわけなんですけど、、U-Key君に関しては、とてもこの短い時間では語れないです(笑)

---デモはどのくらい制作されたんですか?
M:30、40はあったと思います。で、その中の誰にも使われていなかったいくつかの曲を、『WARNING』で私がやらせてもらった形です。

---そのアルバム『WARNING』で、特に好きな曲を挙げるとするならどの曲ですか?
M:それぞれに想いがあって、同じレベルのクオリティだから、どれが好きといわれても決められないんですが・・・強いて言うなら「アンバランス」かな。あの曲は私にとって死ぬほど格好いいんですけど、あまり注目を浴びていない気もするので、もっとみんなに聴いて欲しい!(笑) あとは、U-Key君が全体的なバランスを考えて選んでくれた「Lonely City」。あの曲はもう・・・最高ですよ(笑)

---ちなみに僕は「Black■Box」が大好きです。
M:「Black■Box」はみんなが好きって言ってくれますね。特に女の子はすごく共感してくれるみたいで。



---シンガーとソングライター、二足のわらじを履いていらっしゃいますが、やはりどちらに挑むかによって構え方は違いますか?
M:違いますね。mochA名義の作品だと、自分が言いたいことを自分でしたいように表現するから自由なスタイルで出来るけど、他の方に提供する作品に関しては、誰が見ても美しくあって欲しいというか、形として100点でありたいので、総合的なバランスを自分の作品以上にめっちゃ意識しています。

---作詞をされる上で心がけていることは?
M:譜割りや響き、言葉の引っかかりには強くこだわっています。どんなに無機質な曲調でも、言葉の引っかかりって大事だと思うんです。あとは感覚で「ここが気持ち良い!」っていう言葉選びを常に心がけるようにしていますね。

---歌詞のシチュエーションも毎回凝っていますよね。たとえば、ご自身名義の「TAG」では鬼ごっこ、「DNA☆」に至っては宇宙人との恋愛など、他の人がなかなか思い浮かばないようなアイデアだと思うんですが、こうしたインスピレーションの源は何だとお考えですか?
M:インスピレーションというか、比喩ですね。ただの喩えであって、実生活の話だから。

---えっ!?(笑)
M:たとえば人にその体験談を話すときに、さすがに「宇宙人と恋愛してる」とは言わないけど、自分にとってはそう見えていて、完全にそれ同然の世界なんです(笑) あえて人に言わないことであったり人に見せない日常であっても、曲だと形に出来ちゃうので。

---壮大な日記、みたいな感じですかね(笑)
M:そんな感じかな(笑) mochAの歌詞ってまんま自分自身だから。口調とかもありのままの自分で、素過ぎるんじゃないかと感じるぐらい(笑) だから、人によってはむしろ新鮮に映るのかも。たとえば歌詞を朗読してみると、割と普通に感じるかもしれないです。(冷静に)「さて、どちらにしようかしら。」「逃げても無駄よ。私はてごわい。」みたいな(笑)

---(笑) 普段はどういった手順で作詞をされるんですか?
M:あらかじめテーマをいっぱい書き溜めていて、曲を頂いたときに、それに合うテーマを当てはめています。そこでマッチしたら、それから具体的な歌詞や譜割りを考えていくという感じ。だから先に歌詞を作ってから曲にはめていくというのは絶対に無理ですね、ぐちゃぐちゃになっちゃうから。

---ではいよいよ、最新作「ジルコニア」について触れていこうと思うのですが、ズバリ、コンセプトは?
M:そのまんま、ジルコニア(笑)

---なるほど(笑) ジルコニアというキーワードから広げていったと?
M:状況がジルコニアみたいだなーって(笑)

---本作が出来たいきさつを教えて下さい。
M:今回初めて撮ったアー写の仕上がりがものすごく良くて気に入っているんですけど、元々発表する予定だった曲とはちょっと合わなくて、そこからU-Key君がまた新しく作ってくれた曲がこの「ジルコニア」です。あらかじめ“ジルコニア“というテーマを溜めてあったんで、「この曲ならこのテーマだよね」と思い歌詞を書いてみたらピッタリで。ジャケットも、人工的な感じでちょっとジルコニアっぽいでしょ?王冠やネックレスも、よく見るとすごくチープなんです。あまりにフィットしたので、まさに”ジルコニア“というテーマが、この曲とジャケットを待ってたんや!って思いましたね。

---前作の「TAG」然りですが、今回も着眼点がものすごく強烈ですよね。
M:確かに、着眼点は面白く見るのが癖になっているかも(笑) かと言って、別に刺激的な日常を送っているわけでもなく、ただ日常の中にある小ネタを探すのがすごい好きなんですよ。世の中のモノって、いちいち面白かったりするじゃないですか。そういうのを、喩えているだけなので。

---ちなみに、歌詞を読ませて頂いて、真っ先に思いついたのが「おとぎ話」というワードでした。
M:そう言ってくれる方、何人かいました。実際にそういう視点で見たら分かりやすくなると思うし、そこから開けてくるものも多いと思います。

---これまでになかったポップでキュートな曲調ですが、歌ってみていかがでしたか?
M:すごく楽しかった!今の自分のテンションとも凄く合ってたんです。歩きたくなる曲、延々と!(笑)

---これまでの楽曲で、もちろん良い意味ですが病的な世界を見せられてきたこともあって、「ジルコニア」というタイトルを見た瞬間に、勝手に暗黒的なイメージを膨らませてしまいました(笑)
M:悪の大魔王ジルコニア!みたいな?(笑)

---そうそう!(笑) そういう意味でちょっと怖かったんですけど、いざ聴いてみると突き抜けるようなポップさで。色んな意味で打ち破りましたよね、この曲は。
M:よかった。実態とのイメージを合わせる時期に差し掛かって、この曲もまさにそうあるべき楽曲だったので、無事に達成出来て嬉しいです。

---今回こうしてビジュアルも公開されましたし、今後は公にファンと触れる機会も多くなっていくのではないですか?
M:そうですね。ライブも、機会を見つけてやっていきたいです。こないだの『Advent of UKZ』のリリパでファンの方と実際お会いできて、表に出ず裏でコソコソ作ったりしているときには気付かないことが分かったり、自分のことを求めてくれる人がいるっていうのもむしろ新鮮で、「なら私ももっと頑張ろう!」っていうモチベーションに繋がったんです。志ばかりが高くなっちゃって不安な部分も多いのですが、ライブを見に来てくれる方に期待外れだと思われないよう、自分が作り上げている理想を、これからは人前でもしっかりと表現していけるようになりたいです。

   
◆mochA◆

神戸出身。大学卒業と同時に上京し、楽曲提供及びデモ制作を本格的に開始。
MOMO "mocha" N.の名義で、これまでに安室奈美恵、黒木メイサ、三浦大知らトップ・アーティストたちの作品を数多く手がけている。2009年12月にmochAとして、iTunes Music Store 限定配信のEP「mochA presented by electreet」をリリースし、シンガーデビュー。2010年4月には、アルバム「WARNING」で初のCDをリリースを果たす。2010年8月からは、相棒的存在であるプロデューサー:U-Key zone主宰のアルバム・シリーズ「Advent of UKZ」にも参加している。2011年2月には、「TAG」を配信リリース。鬼ごっこを題材にした独創的な歌詞が話題を呼んだ。

最新作「ジルコニア」配信中。レビューはこちら
ジルコニア - Single - mochA

Twitter(JBS_KEN1) mixi JBS Community

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コメント

  1. Gloomy-K | URL | -

    インタビューお疲れ様でした!
    MOCHAさんのいろいろ詳しい事までわかっておもしろかったです!
    このままの勢いでニューアルバムリリースして欲しいです(笑)

  2. Ichhy | URL | -

    めっちゃ楽しみにしてました。
    ライブ、写真、このインタビューでmochAさんのことがさらに知れてうれしいです。
    僕もこのままアルバム期待しちゃいます。

  3. ケンイチ | URL | -

    >>Gloomy-Kさん
    ありがとうございます!
    インタビュアーとして、色々な角度から掘り下げたいなと思っていたので、そう言って頂けて嬉しいです!
    アルバム、ぜひともリリースしてほしいですね!楽しみです。

  4. ケンイチ | URL | -

    >>Ichhyさん
    ありがとうございます!
    やはり一旦素顔を知ると、醍醐味が一気に広がりますよね!僕もその一人でした。
    「WARNING」以来のアルバムは、さぞ期待しちゃうんだろうなぁ。。(笑

  5. 56 | URL | -

    どんだけミステリーな人なんやろとダークと言うか
    濃色なイメージは持ってたんだけど、
    このジャケの登場には、不意打ち喰らったねww
    パステル色の衣装の柔軟性とアクセントのクラウンに、
    トレードマークの目玉もメイクで際立たせてて、
    このビジュアルと曲のバランスが実に面白かった!

    自分の不思議ちゃん感をたのしんでるようにも感じました。
    オンリーワン=個性的なスタイルをぶれずにキープできる人

    後、律儀だよね~リプライくれるもんww☆ー☆
    俺も今後の活動には過敏に反応したいと思う

  6. ケンイチ | URL | -

    >>56さん
    おそらくmochAファンの皆さんは結構そういったミステリアスなイメージを持っていらっしゃいましたよね。でも今回のインタビューで僕自身新たな一面を続々と発見出来たので、皆さんにも少しは伝わってくれたら嬉しいです!

    個性的な部分はれっきとした彼女の魅力ですよね。
    感性然りですが、そのキャラクターにはあっぱれです☆

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