2011年11月05日 00:00

<ALBUM REVIEW>
BEHIND the TRUTH / NERDHEAD (11.10,26)
1. ONE & ONLY
2. DREAMERS feat. TSUGUMI from SOULHEAD
3. TAKE ME BACK feat. 真崎ゆか
4. HEAT feat. RED RICE from 湘南乃風 & Ms.OOJA
5. 言葉にできないほど好きなのに feat. Mai.K
6. キミアイ feat. Maynard Plant (blanc./MONKEY MAJIK)
7. LIFE IS BEAUTIFUL
8. HEY GIRLZ! feat. CICO from BENNIE K,AYUSE KOZUE & EMI MARIA
9. HEY NERDIEZ! feat. GWANGHO & KAZMANIAC
10. LiAR LiAR feat. 舞花
11. どうして好きなんだろう feat. Mai.K
12. SECRET SUMMER feat. CHIHIRO
13. バイバイ feat. Tiara
14. LIGHTS ON feat. スポンテニア
HIP HOPユニットであるSo'flyとしての活動のほか、西野カナやAYUSE KOZUEなどへのプロデュース業でも名を馳せるGIORGIO CANCEMIのソロ・プロジェクト:NERDHEADの2ndアルバム。これまでに彼が関与してきた作品同様、誰にでも馴染みやすいポップな音楽性を主体としながらも、客演陣が前作よりも格段に幅広くグレードアップことで、より多彩なスタンスを駆使して独自のトレンド感を遊んでいる印象。ちなみにその顔ぶれはと言うと、前作にも参加したAYUSE KOZUEをはじめとするCHIHIRO、EMI MARIA、Ms.OOJAといったR&B界隈の女性シンガー、フロウ要員としてTSUGUMI(SOULHEAD)、RED RICE(湘南乃風)、CICO(BENNIE K)ら外部グループ所属のアーティスト、さらには昨年にデビューを果たした舞花や関西R&Bシーンの実力派GWANGHOら将来有望の新鋭など、意外なコネクションを含むバラエティ豊かな布陣がこの一枚に集結しており、ラインナップを一望しただけで期待値が鰻登りに跳ね上がる人も少なくないはず。中でも、シングル作品としてもヒットを飛ばした倉木麻衣 aka Mai.Kとのコラボレーションは非常に完成度が高く、二者の相性の良さと洗練された魅力が余すことなく堪能できる逸品になっております。「音を楽しむ」という音楽の根源にあたるポリシーを堅苦しく捉えず、むしろ実験的なセンスも取り入れ思う存分好きなように体現するGIORGIO最大の長所が目映くて仕方ない1枚です。
【PICK UP REVIW】
2. DREAMERS feat. TSUGUMI from SOULHEAD
先々月にアルバム『JUMP UP THE WALL』をリリースしたSOULHEADからTSUGUMIをフィーチャーした、底抜けに軽快な夢負い人激励ソング。意表を突く取り合わせですが、グルーヴの効いたトラックがTSUGUMIの鋭いフロウともごく自然にマッチングしているため、何ら違和感のない仕上がりに。
6. キミアイ feat. Maynard Plant (blanc./MONKEY MAJIK)
MONKEY MAJIKのボーカリスト:Maynard Plantを迎えた男のラブ・ソング。
両者が得意とするオーセンティックなポップス手法が強く優しく活きています。
7. LIFE IS BEAUTIFUL
今年6月のシングル作「どうして好きなんだろう feat. Mai.K」のカップリングに収められていたナンバー。クレジット記述はされていませんが、男性R&BシンガーのSweepが客演で参加しています。
8. HEY GIRLZ! feat. CICO from BENNIE K,AYUSE KOZUE & EMI MARIA
本作きっての特殊な試みとして、ほぼ同じトラックを用いて異なる性別を主役にした楽曲をそれぞれ収録した点が挙げられます。この楽曲はその内の女性版で、BENNIE KのCICOやEMI MARIAらそそる面子で送るマイク・リレーソング。
9. HEY NERDIEZ! feat. GWANGHO & KAZMANIAC
対するこちらは、GWANGHOとKAZMANIACという異色の顔ぶれで挑んだ、実質のアンサーソング。
GWANGHOご自慢のノドがまさかNERDHEADの作品で映えるとは、驚きです。
11. どうして好きなんだろう feat. Mai.K
本作の核であるとともに、倉木麻衣との思いがけない化学反応がいつ聴いても素敵なノスタルジック・バラード。シルキーなメロディ・ラインや真摯なリリックが心に染み渡るこの楽曲をもって、NERDHEADブランドはより一層強固で揺るがぬものとなりました。
14. LIGHTS ON feat. スポンテニア
電子音がピコカコ飛び交うスペーシーなEDチューン。
一見、あまり斬新さを感じない2組ですが、名取香りがフックで見せる無機質かつキュートな歌いっぷりをはじめ微笑ましいファクターがそこかしこに散らばっているので、油断は禁物。
Twitter(JBS_KEN1)
mixi
JBS Community
2. DREAMERS feat. TSUGUMI from SOULHEAD
先々月にアルバム『JUMP UP THE WALL』をリリースしたSOULHEADからTSUGUMIをフィーチャーした、底抜けに軽快な夢負い人激励ソング。意表を突く取り合わせですが、グルーヴの効いたトラックがTSUGUMIの鋭いフロウともごく自然にマッチングしているため、何ら違和感のない仕上がりに。
6. キミアイ feat. Maynard Plant (blanc./MONKEY MAJIK)
MONKEY MAJIKのボーカリスト:Maynard Plantを迎えた男のラブ・ソング。
両者が得意とするオーセンティックなポップス手法が強く優しく活きています。
7. LIFE IS BEAUTIFUL
今年6月のシングル作「どうして好きなんだろう feat. Mai.K」のカップリングに収められていたナンバー。クレジット記述はされていませんが、男性R&BシンガーのSweepが客演で参加しています。
8. HEY GIRLZ! feat. CICO from BENNIE K,AYUSE KOZUE & EMI MARIA
本作きっての特殊な試みとして、ほぼ同じトラックを用いて異なる性別を主役にした楽曲をそれぞれ収録した点が挙げられます。この楽曲はその内の女性版で、BENNIE KのCICOやEMI MARIAらそそる面子で送るマイク・リレーソング。
9. HEY NERDIEZ! feat. GWANGHO & KAZMANIAC
対するこちらは、GWANGHOとKAZMANIACという異色の顔ぶれで挑んだ、実質のアンサーソング。
GWANGHOご自慢のノドがまさかNERDHEADの作品で映えるとは、驚きです。
11. どうして好きなんだろう feat. Mai.K
本作の核であるとともに、倉木麻衣との思いがけない化学反応がいつ聴いても素敵なノスタルジック・バラード。シルキーなメロディ・ラインや真摯なリリックが心に染み渡るこの楽曲をもって、NERDHEADブランドはより一層強固で揺るがぬものとなりました。
14. LIGHTS ON feat. スポンテニア
電子音がピコカコ飛び交うスペーシーなEDチューン。
一見、あまり斬新さを感じない2組ですが、名取香りがフックで見せる無機質かつキュートな歌いっぷりをはじめ微笑ましいファクターがそこかしこに散らばっているので、油断は禁物。
◇RECOMMEND◇ | ||||||
STARDUST CRUISING So'fly GIORGIOの拠点であるユニット:So'flyの2006年発売のフル・アルバム。NERDHEADの持つ(良い意味で)掴み所のない宇宙感は、このユニットから引継がれているといっても過言ではありません。曲と曲の間に挿されるSkitは、いやに凝った設定でかなりコミカル。 | DRESS CHIHIRO この『BEHIND the TRUTH』にも参加しているCHIHIROの2ndアルバム。本人のペンによるキャッチーな楽曲の数々は元より、独自のクリエイティビティをきめ細やかに表現している点に関しても、間口が広いR&B作品としての大きな効果を発揮。 | COSMICOLOR m-flo 共通点も多いことから、NERDHEAD及びSo'flyの先駆者的役割を果たしていると言えるm-flo。”loves三部作”のラストを飾った本作は、安室奈美恵/倖田來未/Chara/MONKEY MAJIKら豪華絢爛なアーティストが一世一代とばかりに揃い踏みし、浮遊感ある佳曲を連発。 |



- 関連記事
-
- NERDHEAD 『BEHIND the TRUTH』
- NERDHEAD 『BEGINNING OF THE END』
スポンサーサイト
コメント
KADOO | URL | -
HEY GIRLZ!中毒にやられてます。
完全にGEORGIO13サウンドにハマった感じです。BRAVE HEARTも近い感じのトラックでしたよね?
( 2011年11月17日 01:00 [Edit] )
ケンイチ | URL | -
>>KADOOさん
お久しぶりです!
GIORGIOサウンドは妙に病み付きになりますよね。
「BRAVE HEART」も好きです!
一見ステレオタイプに見えて、実は競演するアーティストを最優先に考慮しているトラックの作り込み具合が素敵だと思います。
( 2011年11月17日 12:22 [Edit] )
コメントの投稿