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CHEMISTRY 『Trinity』

2012年01月26日 21:45

  

【ALBUM REVIEW】
CHEMISTRY 『Trinity』 (2012/1/25)

<Disc 1>
1. Trinity
2. NONONO

3. Independence
4. Dreamy Life
5. eternal smile
<Disc 2>
1. New Arrival
2. sub-way
3. STOP

4. HERO
5. Sweet pain
<Disc 3>
1. Lucid dream
2. Failure
3. Believe
4. She knows why

5. 悲しみシャワー


「Trinity」すなわち、三位一体。
デビュー十周年を経て初となるオリジナルアルバムは、ボーカルデュオ:CHEMISTRYとして元来より培われてきた音楽性と、そこから枝分かれするように派生した川畑・堂珍両名のソロナンバーを各五曲ずつ収録。R&Bをはじめとするアーバンミュージックに傾倒した川畑と、ロックに代表される生音楽への意欲を見せる堂珍。いずれも、常に自らのルーツと呼べる音楽と向き合いながらこの十年を切磋琢磨してきただけに、五曲という少ない曲数ながらドッシリとした重みと威厳に溢れた内容となっています。一方、母体であるCHEMISTRYも、本来の十八番であるしなやか系チューンは既発のシングル曲に任せ、アルバム曲ではハイ・インパクトなアップナンバーを取り揃えたことで「ユニットの発展」を力強く誇示。ジャンルは違えど、各盤とも同じベクトルを共有しているため、彼らにとってCHEMISTRYが、そしてCHEMISTRYにとってもメンバーである彼らそのものが密接不可分な縁で繋がれていることをたちまち実感出来るはずです。各要素をわざわざ三枚に隔てた(通常盤は一枚に十五曲収録)点に関しても、元はれっきとした独立因子なのだということを明解な形で印象づけることに一役買っており、なかなか興味深い試みだと思いました。




【PICK UP REVIEW】

<Disc1>
1. Trinity
”CHEMISTRY盤”の冒頭を飾るのは、一昨年のシングル「Period」によりサイバーなテイストをまぶしたようなエレクトロ・ロック路線のダンス・ナンバー。奔放にシュプールを描く近未来的なシンセラインが、本作における「何かが始まりそうな予感」を最大限まで煽り立ててくれます。

2. NONONO
こちらはよりコンテンポラリーなクラブ・アプローチとメロディアスなセンスを備えたアッパー。
ソウルシンガー:竹本健一が手がけているという点でも上々の意外性です。

<Disc2>
2. sub-way
爽やかなピアノサウンドが物語をドラマティックに盛り立てる、”川畑流片想いソング”。
J-アーバンシーンを牽引するUTAプロデュースらしい、耳馴染みの良いR&Bワールドをご堪能あれ。

3. STOP
撫でるような川畑のボーカルが男の色気を遺憾なく醸し出す傷心チューン。
以前から彼に歌って欲しいと切望していたメロウな楽曲で、まさにどストライクな世界感でした。

<Disc 3>
2. Failure
秦基博、あるいは清木場俊介を彷彿とさせる臨場感あるギター・ポップ。
ディテールではドライな質感が強調され、堂珍の新たなポテンシャルが見事に開花しています。

3. Believe
CHEMISTRY盤に続き竹本健一が関与したスケール感十分のミディアム・ナンバー。
アコースティックさが主軸となっている堂珍盤の中、都会的な音使いで一際精彩を放つこの楽曲は、CHEMISTRY本体の愛好者にとっても必ずやフィットするはず。




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コメント

  1. 56 | URL | -

    リリース前は、全体バランスどうなるのかな~と
    期待半分、心配半分でしたが、非常に有意義な試みでしたね~。

    先ずは、竹本氏の関与。
    王道のアコースティックナンバーでくるんかなと安易に予想してましたが、
    見事にひっくり返してくれましたね!
    編曲も竹本さん?と驚きましたww
    彼のセンス、ポテンシャルに改めて、拍手感嘆☆

    川畑氏ですが、
    わずか5曲で見事にほぼニーズに応えてくれてて流石の一言。
    これを待ってたって感じです。
    クレジットからですが、
    『sub-way』の作詞:合山瑞枝。
    見たことある名前やなと思ったら、
    流麗なピアノアレンジが印象的な隠れた名曲『キスからはじめよう』を
    提供した方ですね~。
    http://www.youtube.com/watch?v=-0hUTjr4bP8

    堂珍は、もともとフォークやロックを好んで聴いてたんですよね。
    堂珍は、色んな意味で自由がハマるから彼はコレでいいww
    ファンは、そこが好きなんだろうし。

    各々のルーツがCHEMISTRYの可能性の幅を広げているんだと解釈してます。

  2. ケンイチ | URL | -

    Re: タイトルなし

    >>56さん
    収録曲の少なさなど、心配な部分もあったものの、それを杞憂にしてくれるあたり、さすがのCHEMISTRYクオリティですね!

    竹本さんの現代風アプローチには俺もびっくらこきました!
    色んなこと出来るんだな~とあらためて実感した次第です。

    川畑盤は、R&Bを主体にしながら結構多方面に食指を動かしてて好感でした。
    合山瑞枝は「キスからはじめよう」の人だったんですね、初めて知りました!

    堂珍盤は、俺も全然違和感なかったんですよね。
    これまでにもそういったアプローチを繰り返し行ってきていたし、何より堂珍のキャラクターとも驚くほどにフィットしていて、聴きごたえがありました。

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