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スペシャルインタビュー:黒木メイサ 『UNLOCKED』

2012年02月10日 19:00


とにかく仰天の連続だった。2011年。黒木メイサの音楽イヤーは、中も外も雑誌さながらの形態を採ったトピックてんこ盛りのアルバム作品、その名もズバリ『MAGAZINE』で鮮烈な幕開けを飾った。その後も「One More Drama」「Wired Life」「Woman's Worth / Breeze Out」と趣向を凝らしたシングルをコンスタントに三枚発表。やんごとなきメイサの魅力は回を追うごとに目覚ましく、そして恐ろしいほどにきめ細かい深化を遂げていった。また昨年は、初の全国ワンマンツアーも敢行。バキバキに踊り明かす華麗なる”エンタメイサ”をいざ目の当たりにし、あらためて彼女にひれ伏したファンも数多いことだろう。そうした着実な活動の積み重ねが、今回リリースされる2ndフルアルバム『UNLOCKED』では生々しい積極性へと見事に昇華され、多様なジャンルを踏み分けながら、いち音楽人として立派にグレードアップを果たした黒木メイサをありありと映し出す。さあ、目指すは”まぎれもないニュー・ワールド”か、はたまた”爆音のパラダイス”か。2012年。愛らしくも豪快なプレミアム・メイサが、いよいよ解放のときを迎えようとしている。



◆本作のタイトル『UNLOCKED』ですが、どういった理由から名付けられたのですか?
「昨年に初めてライブツアーをやらせてもらったときに実際にリスナーの方と触れ合って、『もっとみんなとの距離が近くなったらいいな』『どういう曲ならみんな喜んでくれるかな』って、聴いてくれる人のことをより強く意識するようになったんです。そのツアーの後にアルバム制作に入ったんですけど、いろいろタイトルを考えていた中、“これから開かれる”ではなく“もうすでに開放されている”という意味の『UNLOCKED』というタイトルを提案されたときに、『あ、今ならUNLOCKEDだな』という直感が自分の中に働きまして。私、小さいときから思っていることを表に出さずに『うぅ・・・』ってなるタイプで、自分をさらけ出すことに対して相当な勇気が要ると思ってきたんですけど、今回の『UNLOCKED』には、そんな私自身が自分を解き放つことで、ファンのみんなも扉を開け放ってくれたらいいな、という思いを込めてみました」

◆では、ファンの方々が本作の原動力となったと言っても過言ではないわけですね。
「大きな存在ですよね。別に遠慮とか、自分を卑下するわけでもなんでもないけど、応援してくれてるファンの人たちには『こんなヤツについて来てくれてありがとね!』っていう気持ちがずっとあるんです。いろいろ相談されたり、『なんでそんなに完璧でいられるの?』みたいに言ってくれるけど、全然完璧なんかじゃないし寧ろボロボロなんで、そういう私のことももっともっと知って欲しい。実際、ライブのMCとかかなりボロボロなんですけど(笑)、そういうところも含めて受け容れてくれてるので、本当感謝しています」

◆そんな前回のワンマンツアー。僕も鑑賞させて頂いたのですが、かなり楽しんでパフォーマンスされていらっしゃいましたね。
「充実してましたね。2010年にワンマンをやらせてもらったときはすごい緊張してたしとにかく必死だったんですけど、今回はなるべく冷静でいることを心がけて挑んだので、みんなの反応もじっくり見ることが出来ました」

◆さて本作ですが、「一緒に黒木メイサを楽しもうぜ!」というまさしくファンへ向けての呼びかけのような要素がかなり強調されていますね。特に冒頭の“Hit the Road”や“LAST CODE”はその象徴というか、アルバムのキーになっている印象を受けました。
「そうですね。“Hit the Road”と“LAST CODE”は本来全然違うところに存在しているけど、『UNLOCKED』という場所のもとでは同じというか。“Hit the Road”に関しては、それこそライブのアンコールでJeff(Miyahara)さんと作った“UPGRADE U!”とかを歌わせてもらうとかなり一体感があるので、今回一曲目をどうするかってなったときに、『UNLOCKED』という世界の入口として、この曲がピッタリだなあと直感で思ったんですよね。“LAST CODE”は、最後のパスコードがなかなか見つからなくて、その上自分が開く扉であるかどうかすらもハッキリしない。でも実際にはパスコードは見つかっていて、怖くて開けられないまま見て見ぬ振りをしている一面もあって・・・っていう、私のあまのじゃくな部分を歌った曲です(笑)」

◆アルバム全体のテイストもより一層幅広くなっていて、メイサさんご自身が音楽に対してどんどん貪欲になってきているんじゃないかなと感じたのですが。
「今までは本当にすべて直感型というか、考えたり悩み始めると抜け出せなくなる性格なので、選曲とかも最初に思ったことを第一に尊重してきたんですよね。今もそういうところは変わらずあるんですけど、そんな中でも今回のアルバムでは『これ歌ってみよう』とか、『この曲を歌ってみることで違う何かが開けるかもしれない』っていうような思いがあった上で選んだ曲もいくつかあって、それがいわゆる幅になってるのかもしれません」

◆本作を制作している際、前作『MAGAZINE』を越えてみせる!というような意識はありましたか?
「あんまり考えてなかったです。ただ代わりに、『UNLOCKED』っていうタイトルが決まって曲を選んだ時点で、これら一曲一曲が作品としてまとまるのかっていう不安はどこかにありました。『MAGAZINE』を越えようとするという前に、一つの『UNLOCKED』という境地に行き着けるのかなって。『MAGAZINE』とかは後ろも振り返らずに一気にレコーディングして『よっしゃ!終わった!』みたいな流れだったんですけど、今回は『UNLOCKED、大丈夫かな』って、レコーディングが終わるたびに自分の姿を振り返っては確認していた気がします」

◆直感を活用してきた一方で、少し思慮深くなったということなんですかね。
「どうなんでしょうねえ。とにかくレコーディングが終わって曲順を決めていたときに、初めて『出来た!』っていう収束感があったんですよ」

◆楽曲自体には、普段どういったスタンスで臨まれているんですか?
「U-Keyさんやカミカオルさんもそうですけど、毎回曲が挑戦状の役割を果たしているというか、『こういう曲を持ってきたからやろうぜ!』って言われているような心地になるんですよね。で、そのやりとりが本当に面白いし、みなさん信頼しているので、私の方も『今度はどんな世界に連れてってくれるんですか!?』って乗っかるみたいな(笑)」

◆確かに、U-Key zoneさんとカミカオルさんの楽曲はトリップ感が尋常じゃないですからね。
「カミさんは、私のイメージだと完全に宇宙人ですからね(笑)。すごくパワフルで姉御っぽいイメージもあるけどほっとけない可愛い部分も持ってるし、おまけに“S.O.S”みたいなブッ飛んだ曲を作ってくるし(笑)・・・毎回、刺激を与えてもらっています」

◆その“S.O.S -ワタシサガサナイデクダサイ-”は、初のドラムンベースを下敷きにした楽曲。情報だけを見たときは仕上がりが想像出来なかったのですが、聴いてみるとしっかりポップに弾けていて、とてもメイサさんらしいなと。
「歌っててめっっちゃくちゃ楽しかったですね。こんなにも『バイバイ!』って言うことが気持ちいいのかってぐらい(笑)。音もそうですけど、異空間に連れて行かれる感覚っていうか、常にフワフワした気分に浸りながらレコーディングしていました」

◆カミカオルさんが手がけた怒りの歌詞にはかなり共感されたとのことですが、本作では人間の持つ感情を、あらゆる角度から直球で歌った曲が多いですよね。
「色んなこと言ってますけど、全部私なんです。あまのじゃくですし、SでもありMでもある。まあ結局、分からない部分も多いんですけど。みなさん自分が何なのか、分かっているもんなんですかね」

◆と、言いますと?
「私は他人のことの方がよっぽど分かるというか、困っている誰かに対して『こういうときはこうするんだよ』と思えても、いざ自分のことになるとワケが分かんなくなって、今自分が何を望んでるのかとか、自分の中でモヤモヤしたものは何が満たしてくれるんだろうって色々考えちゃう。でもその一方で、そっちの方が楽しいって思ってる自分もいるんですよ。どこかに定まりたいと思ってる自分もいれば、どうでもいいやって思ってる自分もいるし、結局は自分の中で自分っていうものの答えが出たら面白くないんだろうなって。だから今は、今あるこの状況を精一杯楽しんでいるつもりです」



◆収録曲の中でもとりわけポップさを放っているのが、スターの忙しない日常を描いた“Flash Light”。前作『MAGAZINE』でも、有名人特有の悶々とした感情が題材となっている“As I Am”という曲がありましたが、この“Flash Light”は特に煩悩もなく、むしろ「スポットライトを浴びせてよ!」という良い意味での開き直り感が滲み出ていますよね。
「爽やかな曲ですよね。『MAGAZINE』の頃だったら歌えてなかったかもしれないなあ・・・あの時期は感覚が“As I Am”寄りで『私はここよ!』って必死な感じだったけど、今は断然、この“Flash Light”を楽しんでます(笑)」

◆個人的に『“As I Am”の主人公は、本作で無事に解き放たれたんだ』と勝手に解釈させてもらっているんですが、二曲の間に関係性はないんですよね?
「ないんですけど・・・そう言われてみればあるのかもしれない!(笑)」

◆メイサさんにとってもはやお馴染みのU-Key zoneさんとMOMO “mocha” N.さんのコンビが手がけた“曖昧で贅沢な欲望”は、これまで歌われてきたバラードの中でもっともシンプルな仕上がりですよね。
「そうですね。歌詞も含めてすごく素敵な曲で、私が歌っていいのかと一瞬ためらうぐらいでした。元々、レコーディングブースっていう場所自体が音楽活動を始めた当初はすごく苦手で、それが時間が経つにつれて苦手意識もなくなってきて楽しくレコーディング出来るようになったんですけど、この曲では久々にかなり緊張したんですよね、『お腹痛~い』って(笑)」

◆それほど真剣に取り組もうという意志があったというわけですね。
「すごくストレートで、まっすぐな感じの印象を受けていたので、私もちゃんと正面からぶつからないとなって」

◆毎度の事ながら、モモさんの内省的な歌詞をメイサさんが歌うという構図にグッと来ました。もはや代弁者ですよね、メイサさんの。
「モモちゃんとは、『はじめまして』で出会った瞬間から私と波長が合うような気がしていました。多分、前世では二人で何かと闘ってたんだと思う(笑)。そのぐらい私はすごく信頼しているし、何の不安もありません」

◆本作収録曲の内、特に思い入れの強い歌詞のフレーズはありますか?
「“Happy to be Me”の、“何かを敵にすることで強くいられるのは 勇ましいけど切ないよね”。何回見ても何回聞いても、ついつい考えさせられるフレーズです。本当にそのとおりだよねって思います」

◆メイサさん自身ともリンクする部分があったということですね。
「そうですね、だいぶ(笑)。この曲は共感っていうよりも、それこそモモちゃんが私の代弁をしてくれたっていう感覚ですね。自分を愛することがまず最初っていうポリシー、私にもすごくあるから」

◆そんなバラエティに富んだ『UNLOCKED』ですが、本作を皮切りに、2012年式黒木メイサはどのような方向に発進していくと思いますか?
「今までの私は、毎回作品が終わるたびに『次に行こう!』ってエンジンを踏み込むような感覚があって、何かが一段落したり、たとえば一年が終わるってことに対しても達成感っていうものがあまりなかったんですよね。でもこの『UNLOCKED』では、制作が終わったときに『お疲れしたっ!!』っていう満たされた感覚が初めてあって、作品としての区切りをすごく感じられた。だから『今年は絶対これやります!』みたいな宣言も現時点ではまだ発していなくて、自分でもちょっと怖いぐらいなんですけど(笑)。でも、アーティスト活動を始めた頃からずっと『色んな地方をいっぱい回ってみたい』と口にしてきたので、もしチャンスがあればぜひやってみたいですね。『全国、北から南までご挨拶させて頂きます!』みたいな(笑)。そういう面白い試みを、今後何かの形で実現させていけたらなと思ってます♥」

2ndアルバム『UNLOCKED』
2012年2月15日発売
1. Hit the Road 2. Shake it Off 3. Wired Life
4. One More Drama 5. Take Me Away 6. Flash Light
7. Woman's Worth 8. Breeze Out 9. LAST CODE
10. Happy to be Me 11. PARADE
12. S.O.S -ワタシサガサナイデクダサイ-
13. UPGRADE U! 14. 曖昧で贅沢な欲望


◆黒木メイサ◆
女優として、これまで数多くのドラマ/映画/舞台に出演。
幅広い世代から人気を得る中、2008年からは歌手活動も並行してスタートさせ、2009年4月にリリースされたデビューアルバム『hellcat』はオリコン初登場9位というヒットを記録した。2010年10月には初のワンマンライブを恵比寿ガーデンホールで開催。2011年1月に発売された初のフルアルバム『MAGAZINE』では、雑誌そのものといえる斬新なパッケージが話題を呼んだ。

◆オフィシャルサイト http://www.meisakuroki.com/

  


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