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和製ニュー・ジャック・スウィング特集:久保田利伸/安室奈美恵/KinKi Kids/EXILE/三浦大知 etc

2012年03月07日 19:00



多数の邦楽アーティストが楽曲に取り入れるなど、ここ最近、静かなリバイブル・ブームの様相を呈しているニュー・ジャック・スウィング(New Jack Swing)。今ではすっかり大御所の仲間入りを果たしているプロデューサーTeddy Rileyが発祥と言われ、主に80年代後半から90年代前半にかけて世界各地で一世を風靡した、時代感溢れる音楽ジャンルです。流行時はBobby Brownをはじめ、MC Hammer、GUY、Johnny Gillといったアーティストが鎬を削り、軽快さを強調した文字通りスウィンギーなリズムは、ここ日本でも大衆ポップスにごく自然な形で輸入されるなど、一時はかなり熱いムーヴメントぶりだったようです。

今回は、そんな歴史ある音楽を顧みるべく、これまで生み落とされてきた和製ニュー・ジャック・スウィング全19曲を総ざらい。普段何とはなしに聴いていたあの曲がじつはその発展系だった!なんていう意外な発見もあると思うので、その時代を謳歌していた方はもちろん、僕のようにリアルタイム世代ではない方もがっつりチェックしてみてください!



◆バブルガム・ブラザーズ 『WON'T BE LONG』
後に倖田來未とEXILEがカバーしたことで再び注目を浴びたファンク・デュオ:バブルガム・ブラザーズの一大ヒット曲。NJSを下敷きにラテンのテイストも散りばめ、お祭り気分をわんさか盛り上げます。


◆久保田利伸 『GIVE YOU MY LOVE』
そのバブルガム・ブラザーズの一員であるBro.Koneが楽曲を提供したのが、スマッシュ・ヒットを記録した久保田利伸のこのシングル作品。1990年発表ということで、まさにNJS全盛の時代にリアルタイムで投下されたとてつもなく意義深い一曲なのです。


◆中西圭三&米倉利紀 『非情階段』
「Woman」のヒットで知られる中西圭三と、久保田利伸らとともに90年代のR&Bシーンをリードした米倉利紀による1994年のデュエット作品。王道のNJSとJ-POP特有のナイーブなメロディが面白いまでに融合を果たしています。ちなみに両名とも、NJSを題材にした楽曲がほかにも数多く存在。


◆ZOO 『Careless Dance』
そんな中西圭三が携わり人気に火が着いたグループといえば、「Choo Choo TRAIN」がメガヒットを記録したZOO。当時の音楽シーンの中でも、とりわけダンス/曲調の両面においてニュー・ジャック・スウィングにこだわりを見せていたグループだっただけに、今なお熱烈なファンは多いようです。シングルだけを見ても、デビュー作であるこの「Careless Dance」を筆頭に、「Native」「Gorgeous」などほとんどがNJSという充実&徹底ぶり。


◆L.L Brothers 『ほみたいじゃん』
男性R&Bクルー:SUGAR SHACK FAMILYの一員として現在活躍中のL.L Brothersも、日本のニュー・ジャック・スウィング・ブームの火付け役となったアーティストの代表格。彼ら自身、Bobby Brownに大きな影響を受けてNJSに傾倒した過去を持ち、テレビ番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」内の企画「ダンス甲子園」では、アクロバティックさもゾクゾク感じさせるNJS仕込みのダンスをお茶の間に伝え、人気を欲しいままにしました。


◆SUPER MONKEY'S 4 (安室奈美恵) 『DANCING JUNK』
安室奈美恵が下積み時代に所属していたユニット:SUPER MONKEY'S 4。
安室とバック・ダンサー(安室以外のメンバーは入れ替わりを経て後にMAXへと派生)三名で構成され、ユーロやポップスなどあらゆるダンスナンバーを取り込んでいたこのユニット。中でもアニメ「忍たま乱太郎」のEDテーマに起用されたこの「DANCING JUNK」はチャキチャキのNJSチューンで、コレオグラフにおいてもそれが申し分なく取り入れられています。安室ちゃん×NJSだと、ミリオンヒットを記録した「Don't wanna cry」などもその類のアプローチ。


◆横山輝一 『Lovin' You』
中西圭三らとともに、ニュー・ジャック・スウィングを現行のポップスとして巧みに昇華した名手の一人が、この横山輝一。当時スマッシュ・ヒットしたこの「Lovin' You」をはじめ、NJS特有の陽気なムードを最大限にまで引き立てた作風は、今聴くと時代感満点で気恥ずかしくなるほどなのですが、それだけNJSがJ-POP史の構築にも一役買ってきたということなのでしょう。


◆SMAP 『しようよ』
ニュー・ジャック・スウィングの猛威は、国民的アイドルの象徴であるジャニーズにまで飛び火。
特にSMAPの楽曲には1994年あたりから頻繁に取り入れられ、NJSとJ-POPにおける親和性の高さをありありと裏付けています。


◆KinKi Kids 『Kissからはじまるミステリー』
そして、KinKi Kidsにもあります、NJS。
ドラマ「金田一少年の事件簿」の主題歌として起用されたこの楽曲は、かの山下達郎プロデュース。
歌詞まで謎めいた内容ですが、曲調はすこぶるスタイリッシュで、今すぐにでも踊り出したくなる孤高のNJS!


◆ブラック・ビスケッツ 『スタミナ』
ポケビことポケット・ビスケッツと共に一時期のJ-POPシーンを席巻した”ブラビ”。
そんな彼らのデビュー曲も、ニュー・ジャック・スウィングにあやかった最高にヒップなナンバーでした。


◆露崎春女 『Believe Yourself』
ニュー・ジャック・スウィングの流行もすっかり下火になった1998年。
J-R&Bブームの黎明を告げるように、露崎春女が後世に轟く魅力的なアップ・ナンバーを発表。
当時らしい意欲に溢れた咀嚼法を通して、グルーヴィーかつ懐かしさも感じさせる新時代のNJSをスカッとお見舞いしてくれました。


◆平井堅 『K.O.L』
同じくニュー・ジャック・スウィングの亜種にあたる平井堅のナンバー。
NJS特有の明朗なムードは、潔く封印。代わりにアーバン・ミュージック然としたクールな雰囲気を迎合した、世紀末の音楽シーンならではの趣向を凝らした一曲だと思います。


◆DA PUMP 『Com'on! Be My Girl』
1997年のデビュー以降、プロデューサーの富樫明生(m.c.A・T)の意向もあってニュー・ジャック・スウィングをベースにしたサウンドを多く展開してきたDA PUMPですが、2000年に発売したこのシングル作で、その一連の路線がある意味極まった気が個人的にはしています。ヒップホップのテイストとの相性もバッチリ。


◆EXILE 『New Jack Swing』
リーダーのHIROが元ZOOのメンバーであるなど、ニュー・ジャック・スウィングとの縁も深いEXILEが2003年に発表した楽曲、その名もズバリ「New Jack Swing」!制作陣にL.L BrothersやT.Kura/michico夫妻を交え、NJSのルーツにも迫る本格的なサウンド・プロダクトを見せつけます。その後彼らは、甘酸っぱいフレーヴァーでポップにキメる「Emotional Beat」というNJS楽曲も2004年に発表しており、こちらもオススメです。


◆三浦大知 『Open Your Heart』
Folder在籍時代からニュー・ジャック・スウィングに取り組んできた若き精鋭:三浦大知。
1stアルバム『D-ROCK with U』に収録されたこの楽曲は、アルバム全体を取り巻く大人びた世界観にも見事合致を果たし、往年のNJSファンの心をもガッチリ鷲掴みにした模様。


◆MAY'S 『Diggin' Diggin' Diggin'』
一時はアルバムの中に必ずニュー・ジャック・スウィングを取り入れた楽曲を収めていたMAY'S。そのいずれもがキラキラしたオーラを纏った佳曲なのですが、当サイトとしてはタイトルにも激しく胸が熱くなる「Diggin' Diggin' Diggin'」を推奨。次回作では、ぜひこうした跳ね系アッパーにリトライして頂けると嬉しいのですが。


◆RUNNING MAN 『Every Little Step』
今をときめくSUGAR SHACK FAMILYから、Full Of Harmony、LL Brothers、HI-Dの重鎮三組がユニットを結成。LL Brothersの項でも触れたとおり、彼らはNJSドンピシャ世代。それだけに、曲の細部に至るまでNJSへの執着が剥き出しになっています。例えば、タイトルの「Every Little Step」はNJS王者:Bobby Brownから丸ごと拝借したものだったり、またステージでは、ユニット名の由来でもあるランニングマンなる振り付けもバッチリこなしていたりもするので、ライブに足を運んだ暁には楽しまなきゃ損ですよ!


◆清水翔太 『マダオワラナイ』
現在23歳の清水翔太が、自身と同じ時期に誕生したニュー・ジャック・スウィングへと挑んだ意欲作。お馴染みの軽いリズムワークに乗っかり、これまた当時の潮流に倣ったかのような前向きなメッセージを届けます。


◆松下優也 『Beautiful Days』
こちらも若手:松下優也。
最新作『2U』に収められている「Beautiful Days」は、当時の空気を忠実に復刻させたサウンドと、自らのNJSへと懸ける思い入れをも具現化させた”踊れる応援ソング”。世代を超えて愛されるNJSの尊さを持ち前の歌唱で和やかにアピールしており、本当に頼もしいことこの上ありません。『この曲を機に、若い人にもNJSを知って欲しい』と語った優也。それは間違いなく、楽曲の持つ鮮やかなインパクトや彼自身の訴求力も伴って、これから幅広く普及していくことでしょう。




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『JBS Meeting Vol.3~Japanese R&B Party』
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*アメブロ版JBS 、鋭意更新中!⇒http://ameblo.jp/jbsken1/
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コメント

  1. けろたん | URL | HfMzn2gY

    お久しぶりです

    本当に好きです、NJS。。。
    だいたいが、イントロでへにゃへにゃになります(笑)
    輝一の一番ヒットした上の曲は、輝一自身も、恥ずかしいPVらしいですよ。
    わたいも、たまに見ると、なぜか恥ずかしいです(爆)

    ボビーブラウンは、一番好きな洋楽アーティストです~w
    彼を超える人、超える曲はいまだにありません

    90年代、リアルタイムで聴けていたらどんなに楽しかったでしょうね~
    1曲だけ、その時だけちゅうアーティストさん(洋楽)が多くて、探すのに一苦労です。。。ww

  2. クロヤマ | URL | 4JcWZNxE

    おぉ(」゜□゜)」!!!凄い!!!音楽の勉強をさせていただきました
    m(_ _)m
    聴く分には良いんですが、音楽知識はなく…(汗)
    こういった機会がないと学べないもんですから!(b^ー°)

  3. mikadai | URL | -

    いや~、NJSリアルタイムだったよ!
    Teddy Rileyにはお世話になりましたm(__)m
    ジョニー・ケンプ、キース・スウェットとかも好きだった~♪

    米倉利紀・横山輝一懐かしい~♡

    若いシンガーが取り入れてくれるのも嬉しいけど、
    やっぱりRUNNING MANはたまらない!
    生「Every Little Step」見た時は感涙だったよー(T_T)

  4. YUTTY | URL | anljw.JM

    NJS!!!!!!!!!!!

    わたくしも、非常にNJS大好きでございます。

    NJSのチャキチャキしてて激しいのも大好物ですが、
    ゆったりとした、G-Wiz/Teddy Bearや、Chuckii Booker/Turned AwayのようなNew Jack Smoothもだーーいすきです。
    もっとリバイバルしてほしいものです、、。
    松下優也のBeautiful Daysかなりお気に入り。
    あと、すんごいKissから始まるミステリーがスキです。
    あの意味不明な譜割りRapがたまらん。。ww

  5. ケンイチ | URL | -

    >>けろたんさん

    ご自身にとっても恥ずかしいPVなんですねw
    というか皆さんも輝一さんのことを知っていることが何だかすごく嬉しいです!w

    当時は流行していただけあって結構量産されていたようですねぇ。
    今後、再ブームが起こらないかな~と一人でひそかに願っていたりしますw

  6. ケンイチ | URL | -

    >>クロヤマさん
    そう言って頂けて嬉しいです!
    僕もリアルタイムの世代ではない分、記事を書くにあたって色々勉強になることも多かったです!

  7. ケンイチ | URL | -

    >>mikadaiさん
    さすがはmikadaiさん、お目が高いですね!w
    挙げていらっしゃるアーティストもその時代の象徴でしたよね。

    「Every Little Step」はまさにNJSの復刻そのものでしたね!
    往年のファンの方だけでなく僕らも熱狂出来たし、NJSの良さを残しつつ現代らしい魅力も取り入れた楽曲だと思います!

  8. ケンイチ | URL | -

    >>YUTTY

    あなたはNJS大好き人間ですからね!w

    リズムが分かり易い分、邦楽でもすごく消化しやすいジャンルだよね。
    特に「Kissからはじまるミステリー」はその代表だと思う!
    おっしゃるとおり、あのラップが良いのだ!w

  9. ぶる~ | URL | -

    NJS最高っすね~! このせいでR&Bにハマったもんね。
    (もちろん当時は洋楽。TeddyやDallas Austin全盛時ね)
    この中では『Careless Dance』を最初に耳にした時の衝撃は凄い記憶に残ってる。
    お店の有線で流れてて「この曲なんなんだ!」って速効USENに電話したww。

    横山輝一もライブ行ったりしてましたね。好きです。唄います。
    (彼はPopな中にうまくNJS要素を取り入れた楽曲が多いですね)

    「Won't~」はNJSかというと・・ちょっと違和感あるかなww。

  10. ケンイチ | URL | -

    Re: タイトルなし

    >>ぶる~さん
    ZOOのリアル世代ではないんですが、そんなにも衝撃的だったとは、
    俺も体感したかった・・・w
    横山輝一氏、かなり人気ですね!
    この企画を立ち上げるまで「Lovin' you」ほか数曲しか知りませんでしたが、
    色々聴いてみると大体にNJSが注入されていてめっちゃ面白いなと思いました!

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