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LISA 『Family』

2012年05月21日 19:30


<アルバムレビュー>
LISA 『Family』 (2012/5/16)

1. New Days
2. Smile Again feat. JAMOSA
3. Your Birthday
4. 瞳をとじて

5. Pages...
6. color
7. Angel feat.ZANE
8. Never Alone
9. Winter Sky
10. Family
11. Only You mix LISA / FIREWORK DJs (bonus tracks)
12. So Bright feat. LISA / YUMMY (bonus tracks)
13. www.~World Wide Wisteria~ Collaboration with LISA / 杏子 (bonus tracks)
14. BREAK FREE feat. LISA / 中村舞子 (bonus tracks)
15. Back Stage Pass feat.LISA / CLIFF EDGE (bonus tracks)
 コンセプト・アルバム『GOD SISTA』(2006年発表)ではルーツでもあるR&B、4thアルバム『Disco Volante』(2009年)ではエレクトロとディスコの融合を嗜むなど、キャリアを積み重ねる作業と並行して、作品を取り巻くジャンルにもその都度変化を取り込んできたLISA。では今作『Family』はと言うと、それらすべての音楽性を満遍なく擁した「ポップス・アルバム」と呼称するのが一番妥当であり正当。R&Bもエレクトロも、元を辿れば音楽と言う名のだだっ広い概念に行き着くわけですが、LISAはその事実を踏まえ、今の自身が歌うにあたって最良の”音楽”を、この一枚を通してシンプルに突き詰めています。

 こう説明してしまうと、どの曲にも当たり障り無く接しているようにも聞こえかねないので補足しておきますが、実際はその逆。確かに楽曲のテイストだけを見れば、以前までのスタイリッシュな作風に代わって穏和で馴染みやすいプロダクトが台頭しており、聴き手によっては、ともすれば耳にフィットしないケースもあり得るかもしれません。しかし、「New Days」で響かせる淀みないハイトーンボイスや、平井堅のカバー「瞳をとじて」での毅然とした歌いっぷり、そして「Pages...」「Family」に代表されるスロウ・ナンバーのしなやかな魅力と向き合ったとき、率直に「彼女、まだ成長を続けているんだ」と感嘆せずにはいられなかったわけです。ましてや、”元m-flo”という立派な肩書きも備わっている彼女なら、在籍当時のファンをも喜ばせる踏襲ナンバーが一つや二つあっても何らおかしい話ではないんですけど、今回は完全に独立した機軸を用意したことで、元m-floというフィルターはおろか過去の自身すらほとんど介さず、”今現在のLISA”の妙が最優先事項として存分に発揮されています。振り返ってみれば僕も「LISAと言えばR&B」というように、これまで露骨な先入観(と淡い期待)を抱きながら鑑賞してきました。でも、今作で描かれている彼女の歌の真髄に気付いたとき、ハッとしたと同時に心底安心したんですよ。何もジャンルを確立することだけがキャリアの充実を表現する手法ではないし、裏を返せばそのときの彼女だったからこそ、あんなにも音が輝いていたんだろうなって。

 ちょうど今年、音楽活動20周年のアニバーサリーを迎えたLISA。もしかすると本作は、そのときを万全に迎えるにあたって彼女が拵えた、強い心構えと決意の表れなのかもしれません。

<ピックアップレビュー>


2. Smile Again feat. JAMOSA
Des'reeのカバー「You Gotta Be」に続き、レーベルメイトであるJAMOSAとのコラボレートが実現。幸せを掲げた王道のポジティブ・ナンバーで、昨今この路線をひた走るJAMOSAに、LISAの音楽性が大きくインスパイアを受ける恰好となりました。


4. 瞳をとじて
平井堅が2004年に放った説明不要のヒット・ナンバーを、ギタリスト:押尾コータロー参加のもとカバー。押尾による哀愁のアルペジオと、LISAのすべてを包みこむような母性溢れる歌声との取り合わせがじつに神秘的。

7. Angel feat.ZANE
three NATIONのラッパー:ZANEを迎え挑んだのは、以前のR&B期も窺わせるグロッシーなミドル・トラック。しかしながら、今作に象徴される親しみやすさもすべからく投入されており、彼女の抜け目のなさを実感。


10. Family
本編ラストを飾る荘厳なゴスペル調バラード。
「あなたがいて 私がある」というフレーズをはじめ、LISAならではのピースフルな家族観が落とし込まれています。そこに、キッズたちによる重厚なバック・コーラスも合わさって聴き心地は上々。



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コメント

  1. nanalisa | URL | -

    LISA

    このアルバムを聞くだけで超感動しました。
    今回のアルバムは本当にやばいです。
    でもLISAさんの曲は好きなので毎日聞いています。
    曲も良かったですよ。

  2. takuya | URL | j38tRzgc

    初めまして

    初めてコメントさせて頂きます。

    LISAのアルバムは
    ずっと聴き込んできましたが、
    前作のアルバムの様な面白い切り口から、
    今作は2ndアルバムの「GRATITUDE」の様な
    全体的に馴染みやすいメロディが印象的でした♪

    良い意味で期待を裏切るアルバムでしたが、
    「Pages...」の様なお得意のスロウナンバーから
    個人的に凄く耳に馴染んだ「Angel」など、
    本当にアルバムごとに様々な
    変化&進化をしているなぁとしみじみ思いました(^^)

    次のアルバムも今から楽しみです!
    長文失礼しました<(_ _)>

  3. ケンイチ | URL | -

    Re: LISA

    >>nanalisaさん

    コメントありがとうございます!

    おっしゃるとおり、聴く者を「感動」させるだけのパワーを十分に感じました。
    ソロデビュー当初から彼女の音楽を聴いていますが、
    これだけストレートに「歌い手」の旨味が伝わったアルバムは初めてかもしれません。

  4. ケンイチ | URL | -

    Re: 初めまして

    >>takuyaさん

    はじめまして!
    コメントありがとうございます。

    今回に関しては、サウンドのテイスト以上に彼女のマインド面における変化を見せつけられた気がしました。「ちゃんと歌と向き合われているんだな~」という真摯な気持ちを抱かせてくれるというか。
    「Pages...」と「Angel」、僕もとても気に入ってます!
    ZANEさんを絡ませてくるとは、かなり意表を突かれました(-^□^-)

    色んなアーティストを取り上げてますので、
    よかったら今後もご覧下さいませ♪

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