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T.Kura/MICHICO 楽曲セレクション ~辣腕 T.Kura編~

2012年06月19日 21:23



ジャパニーズR&Bシーンを黎明期からリードする一流プロデューサー:T.Kura/MICHICO。
JBSでは、公私ともに名パートナーである二人の真髄を探るべく、独自の観点から彼らの手がけた楽曲をセレクト。今夜はまず、主人でありトラックメイキングを担う御大:T.Kuraの辣腕が冴え渡る全13曲をピックアップ!
安室奈美恵 『CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK』

「GIRL TALK」も文句なしに良いけれど、T.Kuraご自慢のホーン・プロダクションが唸りを効かせるこの楽曲も負けず劣らずの至高ぶり。そういう意味では「FUNKY TOWN」よりもファンキー指数は高く、加えて安室ちゃんのタフ&クールなブランドイメージさえもスマートに体現するという隙の無さを発揮。発売当時、この曲でT.Kura×安室路線の一つの極致を見ました。

ORITO 『T.G.I.F』
故ORITO氏が1999年に発売した佳盤『LOST AND FOUND』に収録。RAA-DEEの軽妙なフロウ、そしてMICHICOによる効果的なバックボーカルも相まって、フライデーナイト特有の高揚感がバッチリ。ディスコティックなグルーヴ棚引くR&Bサウンドは如何にも世紀末な仕上がりでこちらも秀逸。

Crystal Kay 『Girl's Night』
T.KuraといえばCrystal Kay、Crystal KayといえばT.Kura。そう迷うことなく結びつけているそこの貴方、間違いないです。21世紀初頭に発表されたクリちゃんの典型的なガールズアンセム。ただ、典型的とはあくまでもキャピキャピしたリリックに限った話で、サウンドは往年の複雑なチキチキビートを遺憾なく採用。時代を感じる分、今聴くと感慨深いものがあります。

Neo 『Dry & Deny』
チキチキPart.2。MICHICOの圧倒的なボーカル・プロデュースにも頭が下がるけれど、やはり旦那の飛び抜けたセンスなくしてこの曲は成立しないのだと切に思う。「Girl's Night」とはまた違った小気味よさでズンズン突き進んでいくこの感じ。4つ打ちダンスビート隆盛の現在ではなかなか巡り逢えない妙味がある。

J Soul Brothers 『WE!』
2008年に突如として復活したと思ったら、初代からの付き合いである倉夫妻を招き入れて大胆なまでに啓蒙物語を繰り広げた二代目J Soul Brothers。ハラハラさせる閉塞感と、その状況を一気に開け放つエネルギッシュなサウンドが行き交う構成は、T.Kuraの真骨頂であり、正義。

L.L. Brothers 『Big Butt, G-Cup』 
畏まるようだけど、L.L. Brothersのアルバム『BACK AGAIN』は、ジャパニーズR&B史に残る屈指の名盤だと思う。そして本作の真価は、LLの歌唱力は元より、倉夫妻がアトランタ在住の本領を、純度100%の南部サウンドをもって最大限に発揮している点にあると信じてやまない。特にこの曲は、当時のシーンを沸かせていたクランク&Bの流儀と、嫌味のないエロファクターの融合が絶妙。

Giant Swing 『Vibe feat. MICHICO 
今回T.Kuraに焦点を当てる上で、Giant Swing名義の作品を挙げるのはいささか反則というか、かえって無粋かなという気もしたのだけれど、この曲に関しては果実のような清涼感といい快活なブラックネスといい、あまりに非の打ち所がなかったため選出。MICHICOのヴォーカルに至ってはもはや女神級の妖艶さで、いつも琴線ごと持って行かれてます。

平井堅 『come back』
「平井堅最後のR&Bアルバム」としても名高い『LIFE is...』より、全編ファルセットで展開するセクシー・ミドル。T.Kura全盛期の最中に生み落とされただけあって、妖しさ立ちこめるサウンドにも気品さがあって美味。そして余談ですが、この曲にはPVが存在。某女性シンガーへのリスペクトを思わせるソファーでの無造作な横揺れに注目あれ。

石塚千賀 『Sweet Thang』
Ki/oon Recordsが1997年に輩出した女性シンガー:石塚千賀。彼女のデビュー作の表題曲を我らがT.Kuraが担当しており、現在の作風とは一線を画すラヴァーズロック風味の甘味ソウルを提唱。知る人ぞ知るシンガーではあるものの、若きT.Kuraの才腕を体感するだけでも、聴く価値は十二分にあるかと。

COLOR 『Move So Fast』
EXILEのATSUSHI率いる元祖COLORの2ndシングル。
エンジン音をデフォルメしたようなイントロから、夫妻節全開のタイトなサウンド・アプローチが炸裂するこの曲は、洋楽のフレーヴァーも十分に取り込んだ間口の広いR&B。そしてここまでの選曲を顧みて、あらためて自分はT.Kuraのアップナンバーが好きなのだと再認識。

AI 『STRONGER feat. 加藤ミリヤ』
「After The Rain」や「Sha la la」など、これまでT.Kuraから多数の楽曲提供を受けているAIと、本作がT.Kuraとの初共演となった加藤ミリヤ。トランシーなシンセサウンドに煽られながら二人で張り上げるヴォーカルは一級品のクオリティで、昨今のT.Kura製作品の中でもとりわけアグレッシブな一作に君臨しています。

EXILE 『This Is My Life』
バンド隊が刻む勇ましいリズムと、誇り高いサウンドワーク――EXILEほどのビッグアーティストに真っ向から対峙できるのは夫妻しかいない、そう心の底から痛感させられた2012年の初頭。多様なジャンルを踏み分け、上質なポップスを享受してきた両者の臨界点とも言うべき空前のスケールを、これからの愛すべき未来にも受け継いでいきたいところ。

TIGER 『A Love Story』
シンガー/ラッパー/クリエイターと多岐に渡って活動するTIGERのアルバムに収録されている惜別バラード。濃厚で、でも爽やかなタッチのコンテンポラリーサウンドに、これまで何度泣かされたことか。その後TIGERは、安室奈美恵が発表した同タイトルのバラード「Love Story」にも歌詞を提供。奇しくも「失恋から立ち直る」という内容も共通しており、ただならぬ運命を感じさせます。


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コメント

  1. ぶる~ | URL | -

    今回もいろいろありがとう! ケンイチくんセレクトの13曲興味深いですね。
    ORITOの「T.G.I.F」は聴いたことがないのですごく気になります。早速探さなくては・・。
    今回安室ちゃんのセレクトは私も悩みました。ノリノリの「Can't Sleep~」「Funky Town」、彼女のキャリアの中での重要作「Girl Talk」あたり。どれも素晴らしいですね。
    今後もどんなアーティストと作品が生み出されていくのかほんと楽しみです。

  2. Takke | URL | I9hX1OkI

    どもども

    お疲れ様です。
    L.L. Brothersの数ある曲の中でBig Butt, G-Cupを選局するあたりが、ケンイチくんがT.KURAのアップナンバーが好きなんだなーと実感。
    そして、石塚千賀さん?年代が古いだけにどういった曲調なのか気になりますね!今度探してみまーす。
    そして、自分が先日提出したプレイリストの中からNeo/COLOR/TIGERの曲が一緒でちょっと嬉しかったですw

  3. ケンイチ | URL | -

    Re: タイトルなし

    >>ぶる~さん
    そう言って頂けて嬉しいです!
    ORITO氏=濃厚なソウルというイメージを「T.G.I.F」は軽々と覆してくれます。
    ノリノリです♪

    安室ちゃんのセレクトには同じく時間を要しまして。
    何せどれも捨て難い名曲ですからね。
    ちなみに僕の次点は『PLAY』に収録されている「It's All About You」です。
    倉夫妻×ロックのエネルギッシュな融合がたまりません!

  4. ケンイチ | URL | -

    Re: どもども

    >>Takkeさん
    「Big Butt, G-Cup」は、倉夫妻のサウス贔屓を体感するには打ってつけなんですよね。
    当時のトレンドもしっかり押さえられていて、言う事なしです。

    石塚さんは、J-R&Bが市民権を得る以前のリリースなので、色々と面白い聴き方が出来ると思います!

    NeoもTIGERも大好きです!
    だからこそ彼女たちをピックアップされたTakkeさんには人一倍親近感がわきましたw

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