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Sunya 『DRAMA』

2012年06月27日 19:00

 
<アルバムレビュー>
Sunya 『DRAMA』 (2012/6/27)

1. 青空キャンパス
2. 雨上がり
3. ずっとずっと二人で… feat. 菅原紗由理

4. You're the only one
5. To You... もう一度 feat. AZU
6. 遠恋歌
7. 遠恋歌 2 ~キミに会いに行くよ~
8. キミのとなりで… feat. 中村舞子
9. Destination

10. 告白
11. 君サクラ
12. 走り出して 走り出して
13. 少年トラウマ ~明日の君へ~ (Bonus Track)

2009年にメジャーデビューした男性シンガーソングライター:Sunyaの1stフルアルバム。
濁りのない堪能なポップネスを携えた彼の音楽性は、ソウルやR&Bの系譜を汲んだインディーズ時代とは異なり、耳馴染みの良いメロディを拠り所に、一人でも多くのリスナーに訴求することが主体となっている。アーティストにとっては正念場にも値するこの潔いまでの路線転換だが、僕としては本作『DRAMA』を聴いて、大衆に歩み寄るSunyaの姿勢は伊達ではないなと判断した。何を以て英断と捉えたかと言うと、そもそも歌声が良い。青春時代をフラッシュバックさせるようなノスタルジックな声質で、わざわざ大仰な節回しを図らずとも、深みのある気の利いた情緒を演出してくれる。そしてそうなると、リリックやメロディとの調和も自ずからスムーズとなり、聴き手も感情移入がとても円滑になる。本作の収録曲を例に挙げるなら、女性アーティストと共演した「To You... もう一度」「キミのとなりで・・・」あたりが、聴き手を魅せるヴォーカリゼーションという面で、客演相手も交えてその極致を体現した曲と言えるだろう。それ以外の楽曲でも、正攻法なスタイルであれよあれよと歌声を炸裂させ、ポップス街道を誇り高く突き詰めている。どんなに良い旋律ても、肝心のヴォーカルが魅力を喚起しなければ元も子もない。その点Sunyaは、生まれながらにして音楽を鼓動させるエネルギーを備えているのだと思うし、本作を聴く限り、「歌を届けたい」という真摯な熱意も明快な楽曲テーマを介してとても生き生きと伝わってきた。

<ピックアップ>

1. 青空キャンパス
デビュー以来Sunyaが第一に尊重してきたアクティブな生命力と、Soundbreakersによる晴天よろしい溌剌としたアップ・トラックが掛け合わさったオープニング・ナンバー。現在の方向性のシンボルとも言える屈託のない歌唱が何とも清々しい。


2. 雨上がり
記念すべきデビューシングル。
悲喜こもごもな人生をとことん謳歌し、聴き手にまで素直な気持ちを首尾良く運んでくれる一曲。


3. ずっとずっと二人で… feat. 菅原紗由理
一足早く解禁となった本作のリード・チューンは、柔軟な歌声を持つ女性シンガー:菅原紗由理とのデュエット。正直、彼女とのセッションがここまで映えるとは思っても見ず。メロディの麗しさも、クオリティの底上げに一役買っている。

8. キミのとなりで… feat. 中村舞子
こちらは中村舞子との共演が実現した今年4月のシングル作。
元々こうした劇的かつキャッチーなアプローチに弱いというのもあるのだが、この曲の場合、Sunyaと中村舞子の表情豊かなヴォーカルに心打たれた部分があまりにも大きい。

12. 走り出して 走り出して
強いてインディーズ時代に通じる楽曲を選ぶとするならこの曲だろうか。気張り気味の歌唱法と言い、直向きな心情が投影された歌詞と言い、やや泥臭くてがむしゃらな人間本来の姿そのもののような仕様でグッと来る。



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