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w-inds. 『MOVE LIKE THIS』

2012年07月05日 23:30


<アルバムレビュー>
w-inds. 『MOVE LIKE THIS』 (2012/7/4)

1. T2P
2. Let's get it on
3. FLY HIGH
4. Listen to the Rain
5. You&I
6. MAKE IT ROCK
7. Addicted to love
8. Superstar
9. 黄昏One Way
10. Be As One
11. SAY YES
12. Touch The Sky
13. Put your hands up!!! (DEXPISTOLS REMIX) ※通常盤Bonus Track
w-inds.が”歌って踊れるユニット”という既成事実が遍く知られるようになって久しいが、本作ほど音楽的にもダンスの素養をビンビン感じさせる作品は、w-inds.の長い歴史の中でも初めてではないだろうか。一曲目を飾る「T2P」から、それはもうセンセーショナルな音使いで圧巻。以降もシングル曲を含めたダンス・ナンバーが率先してアルバムの中心を担い、鮮烈な躍動感とともに、彼らのスピード感溢れる気迫を肌で感じることが出来る。

サウンドのジャンルは、一言で表すならボーダレス。エレクトロやハウスなどの無条件に踊れる要素一辺倒ではなく、昨今彼らが熱を注いでいるブラックミュージックも要領よくブレンドされていて、ダンスミュージックの醍醐味を発揮する前提として、音楽を手広く明快にアウトプットすることに積極的な姿勢を見せている。特に、メインヴォーカルにあたる慶太だけでなく、サイドダンサーである龍一や涼平にもアクティブなヴォーカルの見せ場を作った点が、その姿勢をより現実味のあるものへとアシストしているように感じる。

そして何より、オントレンドな音楽の概念を最大限にエミュレートした、孤高の”格好良さ”も兼ね揃えている。この”格好良さ”というのは、端的に言えば直感の妙。ひとたび聴くだけで反射的に格好良い、心地良いと思わせる、じつに即効性の高いメカニズムである。平和ボケの感もある保守的な音楽市場が根付くここ日本において、先鋭的かつハイレベルなダンスサウンドをここまで明瞭な形で遂行したことが、果たしてどれだけ大きな意義を持つことか。レーベルメイトの三浦大知が昨今「理屈ではない音楽」をコンセプトに活動しているが、その彼のポリシーを拝借するならば、今回w-inds.が放った音楽にはロジックでは紐解けない強靱な熱意がまさしく射影されていて、ストレートなまでに五感と肉体を突き動かす。

今井了介をはじめとするクリエイターの手厚いバックアップも相まって、w-inds.は本作で見事、巷のJ-POPシーンから一歩抜きん出た高みへと躍り出た。すでにアジア圏では人気を獲得している彼らだが、この音楽性を武器に、これからどこまで世界への階段を駆け上がってしていくのか、本当に楽しみで仕方がない。もしも彼らについて、未だにビジュアル最優先の男性アイドル的イメージを押し付けている人がいるのならば、今からでも遅くない。すぐにでも本作を聴いて、考えをあらためるべきだ。

<ピックアップ>

1. T2P
まるで磁石のように聴く側の興味を惹き寄せる、スペーシーな質感のダンス・ナンバー。
プロデュースは、Tiny Voice Productionの総帥であり、本作最大の功労者である今井了介。
同氏が手がけた「New World」や「Let's get it on」よりもワールド・スタンダードで、洋楽やK-POPよりもキャッチーというバランス感覚に長けた楽曲だ。


2. Let's get it on
シングル発表時にもそのクオリティに驚いたものだが、本作、特に「T2P」の直後に配置されたことが決定打となり、その聴き心地に一段と説得力が増したような気がする。


4. Listen to the Rain
日本でも高い支持を誇るR&Bシンガー:マット・キャブがソングライティングで参加した、本作でも数少ないミディアム・テンポのバラード・ソング。慶太の切々とした歌唱にスポットが当てられ、ダンスだけでw-inds.の魅力は完結しないことを包み隠さず体現している。

8. Superstar
某K-POPグループ所属のラッパーを彷彿とさせる龍一のフロウなど、劇的でユニークな見せ場が数多く存在する熱烈フロアバンガー。ハイテンションなラップパートから一転して、ダブステップ的な装いを見せるフックが好み。

9. 黄昏One Way
重厚なヒップホップの拍子に、ノスタルジックこの上ないメロディが邂逅。
夏に忠実なプロダクションの反面、メンバーが書き上げた歌詞はつれない恋愛模様を描写したもので、耳の奥にツンとした切なさを喚起する。

12. Touch The Sky
シングル「FLY HIGH」にも通ずる青々とした世界に心浮き立つ清涼エレクトロ。
やや大仰に振り切ったシンセ・サウンドで幕引きとは、現在のw-inds.らしい何とも洒脱な試みである。

 

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コメント

  1. 茂記☆ | URL | -

    w-inds.は、初期のFeel The Fate、Paradoxが好きやったなー
    ところで、シェネルのアルバムレビューはせんの?(笑)
    ジェフさんやEIGO、佐伯ユウスケと、かなり豪華な顔ぶれやで!
    久々エンドレスリピートで聴いてる作品。

  2. ケンイチ | URL | -

    Re: タイトルなし

    >>茂記☆さん

    俺もその2曲好きです!
    アガりますよね!

    シェネルは後日レビュー予定ですよ~
    よかったらまたご覧下さい♪

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