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ライブレポ:清水翔太 『"Naturally" Tour 2012』 @日本武道館

2012年07月24日 22:48



清水翔太のライブツアー『"Naturally" Tour 2012』のファイナル公演(日本武道館)をレポート。今回の4thアルバム『Naturally』は、彼の原点回帰への思いが詰め込まれた出色たる一作で、これはライブを観ておかないと絶対に後悔する!と、人一倍意気込んで観覧して来たわけですが、本当にもう終始に渡って感動、感動、感動の連続で、2時間半もの公演があっという間に過ぎ去っていきました。僕がどれだけ魅了されたのかは、追記のレポートにてばっちり書き記しているのでご一読くださると嬉しいです。


<OPENING ACT:SHUN>
1. Beautiful World
2. No More Love
3. Move On Up


オープニングアクトを務めたのは公私ともに清水翔太と縁の深いSHUN。「Beautiful World」「Move On Up」といったフロアナンバーのほか、清水翔太プロデュースのミディアムチューン「No More Love」も披露し、本編開始を前にした観客のテンションを温めていました。

<セットリスト>
1. Get Back
2. Gamble
3. The Day
<MC>
4. YOU & I
5. 冬が終わる前に
6. love
<MC>
7. Your Song
8. Tonight
<MC>
9. Only me, Only you
<MC>
10. STAND BY ME
11. Overflow
12. アイシテル
13. Picture Perfect
<MC>
14. 君が好き

<ENCORE>
15. マダオワラナイ
<MC>
16. 君さえいれば feat. 小田和正
<MC>
17. forget-me-not
<MC>
18. HOME


上下にグリーンをあしらった衣装で登場した清水翔太は、アルバム『Naturally』のオープニング曲でもある「Get Back」で登場。その瞬間、怒号にも似た熱狂的な歓声が飛び交い、彼の支持率の高さを初っ端から思い知らされる結果となりました。続く「Gamble」では、椅子に着席したままコレオグラフを披露。生バンドや音響の良さも手伝い、楽曲の持つセクシーさが一際輝いていました。終盤のフェイクもどっぷりと黒さを強調していて最高!

ウェディングソングの「The Day」を抜群のリズム感で歌い終えると、この日一発目のMCへ。「今日の朝から涙がこぼれそうで、自分が思っている以上に武道館を夢見てたんだなと思った。全部を出し切って最高の一日にしたい」と自身初の武道館公演への決意を表明。その後はアカペラでスタートした「YOU & I」、雪のような純白の羽根が降り注いだ「冬が終わる前に」「love」など、シングル曲をにこやかな表情でパフォーマンスし、記念すべき晴れ舞台を彼自身が目一杯噛み締めている様子でした。次の「Your Song」からは、お得意のピアノ演奏と共に熱唱。メロディを崩しながらの歌唱はソウルフル以外の何物でもなく、一瞬老舗のバーにでもワープしたかのような錯覚を覚えるほどでした。「Tonight」の夢心地なアーバンアレンジもとても素敵で、これほど上品な演出を武道館ほどの大きな会場で体感出来て本当に良かったです。

中盤は一転して、カラフルな映像とジャズバンドのスタイリッシュなサウンドが展開。そこへ、一旦退場していた翔太が再び姿を現すと、『Naturally』随一の挑戦曲にあたる「Only me, Only you」がスタート。衣装チェンジした翔太はスーツにシルクハット姿で、円熟した大人の渋さを振りまいていました。直後のMCでは、「僕ももう23歳。こんな恰好もするんです」「お洒落でしょ?」などと照れ臭そうにおどけていました。

また、「今回のアルバムとツアーに二つ意味を持たせた」と切り出し、「一つは自然体であること。みんなの前だと色々考えちゃって、自然体の清水翔太が分からなくなっていたから、この機会に自然体になりたかった」「もう一つは原点回帰。ただのアマチュアシンガーだった頃の僕は、とにかく音楽の仕事に就きたかった。今ほど知識もなかったし、その当時作った曲はクオリティも低かったけど、音楽への気持ちだけは溢れていてソウルフルだったから、その頃の気持ちにもう一回戻って曲作りがしたかった」のだと、一連の「”Naturally”プロジェクト」へと寄せた自身の熱い思いをさらけ出し、観客から大きな喝采を浴びていました。ちなみに余談ですが、僕がこの『Naturally』を愛聴している最たる理由も、この原点回帰というコンセプトがアルバムを通して瑞々しく体現されているからに他なりません。歌や音で全身全霊に表現する翔太が素直に格好いいと思えたからこそ、彼のこれらの発言には不覚にも心打たれるものがありました。そんな彼が「アーティスト:清水翔太の原点」と前置きして次にパフォーマンスしたのは、デビュー前、ブラックミュージックのメッカ:アポロシアターで歌唱した経験のある「STAND BY ME」。荒削りなシャウトを矢継ぎ早に炸裂させながら、魂を吐き出すかのごとく歌い上げる彼に心底惚れ惚れしたと同時に、「僕だけでなくみんなにとっても原点にあたる曲」と話した真意を、僕を含めた観客全員が一体となって受け止めた瞬間でもありました。

以降は、ブライアン・マックナイト級のフリーダムなフェイクに痺れた「Overflow」、ヴォーカルの安定感を見せつけた人気曲「アイシテル」、バックダンサーとのポップなフォーメーションが微笑ましい「Picture Perfect」と続きます(「Picture  Perfect」が大好きなだけに、この日聴けたことが一番の収穫でした)。

公演も終盤に差し掛かったところで、翔太は「夢の武道館にみんなと一緒に来られて本当に良かった。大変なこともいっぱいあったけど、その全部が今日に繋がっていると思ったらすごく愛おしく思えた。ありがとう!」と、ストレートに感謝の意を述べ、本編ラストチューンの「君が好き」を観客と合唱。まさにコール&レスポンスの極みとも言える素晴らしいコンビネーションで、翔太の「歌ってー!」と観客にマイクを向ける様がとても幸せそうでした。

アンコールでは、その名の通り「マダオワラナイ」ことをアプローチするも、途中で感極まった翔太がしばらくの間歌えなくなるというハプニングが発生。歌い終わった後、「本当に嬉しくて、ただそれだけなんです」と泣いてしまった経緯を説明していましたが、それまで懸命に公演をこなしてきた翔太だからこそ、その純朴な理由には何よりも強い説得力がありました。そして次の「君さえいれば」では、スペシャルゲストとして客演の小田和正が登場!初めて彼の歌声を生で聴きましたが、恐ろしいほど透明感があって、短い時間ながらもベテランの貫禄というものが味わえました。「これからもみんなでキラキラな思い出を作っていってください」と小田がけしかけると、二人は熱い抱擁と握手を交わし、観客一同大興奮。翔太自身も「小田さんが自分のステージに来てくれるなんて感無量ですよ」と誇らしげに語っていました。

続く「forget-me-not」は、おそらく本公演のハイライトと言っていいでしょう。
声帯をしなやかに移ろわせた迫真の絶唱ぶりは、例えるなら静寂の中に差す一縷の光。くわえて完全なるピアノ独唱を採用するなど、23歳の清水翔太を象徴する輝かしいパフォーマンスだったと思います。

そして公演は、デビュー曲「HOME」で真の大団円へ。
歌唱の前に翔太は「(武道館は)すごいエネルギーがあって、何でも出来そうな気がしてくる。とにかくみんなと会えて、みんなとここまで来られて幸せです」とはっきりとした口調で答え、「今日ライブをしたことで、この武道館が今日だけは僕とみんなものだったと思う。それは本当にハッピーなことだし、これから僕がどんなに辛い状況に置かれても、もう一度頑張ろうと思える大事な思い出になるでしょう」と、最後の最後まで武道館の壮大な景色を感慨深そうに見つめていました。そしてこの「HOME」、ファンにとってもかけがえのないデビュー曲なだけに、先の「君が好き」を凌ぐ究極の大合唱に発展。まさにこの場にいた人間だけが理解できる、貴重な一体感だったのではないでしょうか。翔太のヴォーカルも、有り余る力を全開放するかのごとくエモーショナルなもので、何度も聴き耽ってきた名曲が違う楽曲に生まれ変わって聞こえたほどでした。

パフォーマンスはもちろん、MCや衣装の細部に至るまで申し分なく翔太のアイデンティティが注ぎ込まれた今回の公演。自然体というコンセプトもとてもスムーズに伝わってきたし、何よりも翔太自身のヴォーカルが、デビュー当時のライブよりも各段にテクニカルな仕様になっていたことに嬉しさを隠せませんでした。毎日たくさんの音楽が台頭しては淘汰され、その循環こそが我々リスナーを構築していると言っても過言ではありませんが、そんな世の中でも、清水翔太の誠実な意志=音楽だけはこれからも末永く愛し続けたいし、何としてでも受け継いでいきたい。彼の音楽に突き動かされる限り、明日もあさっても、そしてこれからだって、清水翔太の音楽を信じて生きていこうと固く決意を結んだ最高の一夜でした。

アルバム『Naturally』レビュー

JBS in アメブロ 『ANOTHER JBS』 
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