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DJ PMX 『THE ORIGINAL Ⅱ』

2012年09月05日 21:14


<アルバムレビュー>
DJ PMX 『THE ORIGINAL Ⅱ』 (2012/9/5)

1. Intro
2. その時が来るまで… feat. K DUB SHINE
3. My Beauty Queen feat. JOYSTICKK, KOWICHI, ZANG HAOZI, JAY'ED

4. At The Party feat. G.CUE, TERRY, BIG RON, Ms.OOJA
5. MAKE IT TO DA TOP feat. YOUNG DAIS (N.C.B.B), KOZ (S.T.M), MoNa a.k.a. SAD GIRL, CITY-ACE
6. Rock Steady feat. GIPPER, Mr.Low-D, RICHEE, BIG RON
7. NEXT DOOR feat. 大地, Cherry Brown, ONE-G, pukkey
8. Escape To Paradise feat. DABO, BIG ZAM, DELI, HI-D
9. One Place feat. NORIKIYO, HAB I SCREAM, SEEDA, CIMBA
10. Three The Hard Way feat. 宇多丸 (RHYMESTER), ECD, 高木完

11. AM0:00 feat. AK-69, EL LATINO, HOKT
12. Our Life feat. RYUZO, Anarchy, BIG RON
13. HIP HOP HOLIC feat. Cherry Brown, KNUX, QN & Maria
14. Born This Way feat. MACCHO (OZROSAURUS), AI
15. Tha Rootz feat. Kayzabro, Mr.OZ, TWO-J, KOZ, U

16. Bad Moon feat. YOUNG DAIS, SIMON, TWO-J, HI-D
17. 心の理由 feat. 般若
18. Pubb's Groove VII
日本のウェスト・コースト・ミュージックを率いるレジェンド的人物と言えば、ご存じDJ PMX。
そんな彼がドロップした本作は、錚々たる布陣を迎えたことでも話題を呼んだ2008年の名盤『THE ORIGINAL』に続くオリジナル・アルバムで、日を追う毎に大胆な深化を遂げてきたPMXだからこそ実現出来た、ウェッサイ・シーンの金字塔とも呼ぶべき歴史的逸品となっている。総勢47組ものオールスター同然のアーティストを前にしようとグルーヴにブレは一切なく、なおかつ独自のエンタメ性も加味することで、「一度サウンドを耳にしただけでPMXの美学や思想のすべてが飛び込んでくる」と形容しても何ら壮語ではないほどの圧倒的精度を確立。さすがの一言である。

そして、付属のDVDに収録されている「Histry of PMX」で彼自身も言及しているが、前作がウェッサイ然とした装いを目指したアルバムだったとするなら、本作はそこから先に待ち構えるウェッサイの未知なる可能性に向けて、ブレイクスルー的マインドを強く掲げた作品のように思う。その傾向を顕著に打ち出しているのが、PMXの人望がそのまま網羅されたような客演陣の人選。一見、お馴染みの面子のようにも見受けられるが、Anarchy、SIMON、NORIKIYOをはじめとする日本語ラップ界の新鋭や、「4 My City」以降の系譜としてレペゼンローカルなラッパーも数多く招聘するなど、ジャパニーズ・ウェッサイのセオリーに則った上で豪快この上ないフックアップが展開されている。さらには各曲ごとの顔ぶれに至っても意外性とバランスが徹底して考慮されており、自ずからアドレナリンが噴出すること必至な新感覚のコラボレーションも続々(特にHAB I SCREAMやCIMBAらが参加した「One Place」の破壊力と言ったら!)。その辺りの気配りというか、他者の個性をコントロールするにあたっての微妙なさじ加減が、やはりと言うべきか、彼はべらぼうに巧い。事実、ただでさえピカイチのクオリティだった前作の印象を、いとも簡単に塗り替えられてしまったわけだから、「次はもっと面白いことをしでかしてくれるだろう」と、期待にも一層の弾みをつけずにはいられない。本作を起点に、各界隈でも刺激的なムーヴメントが立て続けに誕生してくれるといいのだが。

<ピックアップ>

 
3. My Beauty Queen feat. JOYSTICKK, KOWICHI, ZANG HAOZI, JAY'ED
”メロウでレイドバック”というPMXのサウンドスタイルに適った本作のリード曲。
R&Bシンガー:JAY'EDのフックを軸に、JOYSTICKK、KOWICHI、そしてZANG HAOZIの三者三様の手堅いフロウが勇ましく炸裂。

7. NEXT DOOR feat. 大地, Cherry Brown, ONE-G, pukkey
新進気鋭のMC3名とpuckkyの優しいヴォーカルがうねりを効かせるミドル。
ストリート味溢れるヴァイブスをベースとしたそれぞれのリリックに心打たれるべし。

8. Escape To Paradise feat. DABO, BIG ZAM, DELI, HI-D
この何とも微笑ましい面子によって構成されるのは、透明感抜群の良い意味で能天気なクルージング・チューン。青々とした空を仰ぐようなラップは、もはや阿吽の呼吸レベルで密接にリンクし、開放的この上ない。

9. One Place feat. NORIKIYO, HAB I SCREAM, SEEDA, CIMBA
この組み合わせ、このサウンド――本作のハイライトを挙げるとするなら間違いなくこの曲だろう。
とにかくMC陣の個性の立ち方が尋常ではなく、それでいて緩いサウンドと対等に渡り歩くという嬉しい誤算もあり。PMXの推進したかった思惑がこの1曲に集約されているとすら感じる。






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