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K 『Beyond The Sea』

2012年09月30日 23:00


<アルバムレビュー>
K 『Beyond The Sea』 (2006/1/18)

1. Cover Girl
2. Girlfriend
3. Only Human
4. TAXI

5. 陸(おか)の上の舟
6. Beyond the Sea
7. Play Another One feat. Mummy-D (RHYMESTER)
8. Fly Away
9. Friends before Lovers
10. 抱きしめたい

11. over...
12. Bye My Friends
2011年1月より兵役に勤めている韓国出身の男性シンガー:K。
その彼が近々、日本での活動を再開するとの情報をキャッチしたので、今日はこの記念すべき1stアルバムをチョイス。現在K-POPが隆盛を誇っているが、この盤が発表された2006年当時は全くと言っていいほど馴染みがなく、実際にKが韓国人シンガーだという認識を持って鑑賞しているリスナーもほとんどいなかったのではないかと思う。だが彼の音楽性が、K-POPから大きく乖離していたのかと言えばそうではなく、得意としていたメロディアスなバラードはそれこそシンセサウンドとは双璧をなすK-POPの真骨頂だし、そこに日本独自のアーバンなエッセンスが均整よく加味され、とても清涼感溢れる聴き心地を形成している。

それもそのはず、総合プロデュースにはかの松尾潔が登板。全体からCHEMISTRYや平井堅(ともに00年代前半)にも通じるソウルオリエンテッドなフレイヴァーがそこはかとなく漂うのは、彼の手癖によるところがあまりに大きい。ほかにも、肉感的なグルーヴが飛び交うOPチューン「Cover Girl」の和田昌哉(彼は後に名シングル「Brand New Map」も提供!)、バンドサウンドを重厚にあしらったバラード「陸の上の舟」の川口大輔、牧歌的な大団円「Bye My Friends」のMAESTRO-Tといった松尾作品には欠かせない辣腕が勢揃いし、Kの処女作を品行方正な形で盛り立てている。が、個人的に激しく推薦したいのは、RHYMESTERのMummy-Dが客演した「Play Another One」「Friends before Loves」の2曲。前者はどこか妖しいホーンセクションとKの身軽なヴォーカル捌きが、本作のアクセントとして見事過ぎる出来映え。後者はゴスペラーズの黒沢薫がソングライターとバックヴォーカルで参加をし、スムースの定義を弁えた芳醇なミディアムサウンドをたっぷりと響かせてくれる。おまけに韓国人シンガーにありがちな日本語訛りもKにはあまり見られないわけだから、純和風なアーバンミュージックの妙を描き出すにはまさしく無駄と無理のない環境なのである。ちなみにシングル曲では、「抱きしめたい」が断トツで好きです。発売以来、「抱きしめて欲しい ていうか 抱きしめたい」というフレーズの突拍子のなさがどうにも憎めず。



 

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