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黒木メイサ 『MAGAZINE』

2012年10月17日 01:00

 
<アルバムレビュー>
黒木メイサ 『MAGAZINE』 (2012/1/26)

1. Intro-MAGAZINE-
2. LOL!
3. SWITCH⇔
4. BYE BYE MY FRIEND

5. CELEBRATE
6. SHOCK-運命-
7. Say Good Night☆
8. As I Am
9. Why??
10. Loneliness
11. LOVEHOLIC

12. Wasted
13. 5-FIVE-
14. Somewhere...

日本を代表する若手女優:黒木メイサがアーティストとして昨年放ったフルアルバム。驚くべきはその大層刺激的なラインアップで、ポップにキュートにと、女優業よろしくカラフルに立ち回る様はさすがといったところ。歌手デビュー当初から、音楽的素養の片鱗をビンビン感じさせてくれたメイサ様。それにしてもここまで出来すぎていると、歌い手として疑う余地はもはやどこにもありゃしません。

2010年初頭の快作『ATTITUDE』を全面的にプロデュースしたU-Key zone×MOMO "mocha" N.のコンビをはじめ、Jeff Miyahara、Nao’ymt、JUNE(WAZZ UP)といったメイサ贔屓のキャストもこぞって登板。だからこそこの盤石たるクオリティにはすんなり合点がゆくのだけど、当のメイサに関しても表現力、そして歌い回しにおいてのキャラのアウトプットが、本作リリース以前と比べて格段に向上していることにお気づきだろうか。とりわけ「Say Good Night☆」「Somewhere…」などスロウナンバーでのしなやかな佇まいからは、そんな汗と努力の痕が確かに見て取れる。それまでのメイサは、暗黙の内にアップナンバー至上主義がどうにも先行していたから、この身のこなしには尚のこと目を見張ったわけで。

あと、初回盤でのみ採用されている雑誌さながらのフォーマットには、女優と歌手、二足の草鞋を並行して使い分ける黒木メイサの意地を垣間見た気がした。凜とした表情が印象的な撮り下ろしポートレートに、メイサ自身のロングインタビュー、彼女を取り巻く裏方陣のコメント・・・まるでこの1枚(1冊)で私のことをすべて知ってくれ!と言わんばかりの重厚さに対し、ヘビロテという形で何の躊躇いもなく答えさせて頂いたのは言わずもがな。この1枚に彼女の意欲を聴くたび、日本のポップミュージックにもまだまだ伸び代はあるんだとつくづく思わされる。そしてそれは多分、音楽をこんなにも楽しく体現するメイサに、純粋なまでに心を射貫かれてしまったという証でもある。遅かれ早かれ訪れるであろう次なる活動にも、心より期待しております(拝礼)。

<ピックアップ>
3. SWITCH⇔
あえてこの曲のみ紹介させてください。
本作の紛れもないハイライトであり、コミカルでコケティッシュなメイサ道が極まった記念すべき名アップ。手がけたのは、今やメイサ作品に欠かせないU-Key zoneとMOMO "mocha" N.。この二人、過去にも「Are ya Ready?」「#1」といった挑発的かつユーモラスな楽曲をメイサに数多宛がい、そのあまりのフィットぶりに毎回リスナーが手放しで喜ぶほど。もちろん、僕もそんな狂信者の一人。この曲においては特に、「相手と心ごと入れ替わる」ことのシュールさを、黒木メイサというモチーフをもとにいじらしく表現しているところに比類なきセンスを感じる。薄く伸ばされたコーラスワークも芸術の域で、ミニマルなトラックの中を飛び交う計算し尽くされた遊び心に、もはや唸るほか手はない。



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