2012年12月01日 16:37

<アルバムレビュー>
Lugz&Jera 『LUGZ&JERA』 (2012/11/23)
1. Drive It
2. 逢いたくて 〜Stay with me〜
3. Winter's Love
4. Love Like A Melody
5. Girlfriend
6. Memories
L&Jから改名後初となるアルバム作品。
関西のストリート集団:NITEMENに在籍していた時代からその存在を知っているだけに、かつてのストリート盤「Hypnotic City」に収録されていた「Girlfriend」や「Love Like A Melody」のリメイクにまず感動。これらは過去を尊重しつつ今様なR&Bエッセンスも取り込んだ、痒いところに手が届く好仕様となっている。一方で、シングル曲「逢いたくて 〜Stay with me〜」に代表されるポピュラーなサウンド・デザインも、意気盛んな現行の活動に恥じない安定した訴求力を発揮。このように新旧の音楽性を自由気ままにブレンドしていることで、Lugz&Jeraとして生まれ変わった彼の存在意義が手に取るように伝わってくる。今回有り難いことに、本作の公式ライナーノーツも執筆させて頂いた。しかしながらこの底なしの愛着は、僕とLugz&Jeraを引き寄せた縁だけが起因して生じたものではないとキッパリと断言出来る。純粋に楽曲が良いから惹かれたし、だからこそ何度だって聴きたくなる。音楽の原理を再確認させてくれた本作に、この場を借りて心から感謝します。





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