スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

三浦大知 『Right Now / Voice』:シングルレビュー特別篇

2012年12月13日 23:17

 
<シングルレビュー特別篇>
三浦大知 『Right Now / Voice』

嫌になるほど鑑賞したものの、それでも気付けばまた観ているPV。
誰が否定しようと、もはや段違いの実力とクオリティ。
今もっとも脂の乗ったエンターテイナー:三浦大知のニューシングルは、後引く中毒性と高次元への飽くなき飛躍を標榜した強力盤。三浦大知と言えば、主にダンスと楽曲の2大要素にフォーカスが当たるアーティストだが、ここではあえて、楽曲面に重点を置いてレビューさせて頂きたいと思います。
まず、1曲目であり、今回PVも制作されたメイン・チューン「RIght Now」から。
この楽曲は一見、先進的なシンセを下敷きにした、言わばビルボード系メインストリーム贔屓なダンス・チューンなのだが、真理はそれに留まらない。世界のシーンも視野に入れているであろう大知だから、あながち的外れな解釈でないとは思う。ただ個人的にこの楽曲は、とにかく大知のダンスを魅力的に見せることを大前提に作られているような気がしてならない。昨今持て囃されている王道の構成と見せかけて、リズムの取り方一つにしても実はかなり複雑で、挑戦的な仕様。もはや大知のキャパシティの限界を、身内自らが試しているのではないかと推量するほどである。もちろん彼は、その点を颯爽とクリアし、PVでも驚くぐらい柔軟なダンスを披露。彼の一挙手一投足にこんなにも熱狂したのは、かの「Inside Your Head」以来かもしれない。それもこれも、大知の基盤となるイメージと常に塗り替えていくべき意欲が、サウンドへと的確にインプットされている結果なのだと思う。

 

制作を担当したのは、安室奈美恵やEXILEの作品への登板でお馴染み、日本屈指のR&BプロデューサーであるT.Kuraとmichico。ただでさえ上昇志向が強い大知のベクトルの具現化をスピード感込みで可能にしたのも、グローバルな視点での洞察力に長けた彼らならではだろう。元々彼らの拵える音楽が大好きな私。だが蓋を開けてみると、当初の想像を優に上回る精度で攻めて来られ、こちとら少し気後れしてしまった。サウンド面における徹底した今様プロダクトは元より、今回に関してはメロディの小気味よさが非常によく活きている。中でもフックの畳みかけるような譜割りは秀逸である。一方の歌詞では、煩雑な表現をうんと控え、代わりに反復の美と直感的な言い回しを重用。楽曲と大知の妙なるフュージョンぶりがストレートなまでに飛び込んでくるのは、この歌詞が鑑賞の妨げにならず、尚かつ耳馴染みの良いキャッチーさを放っているからこそなのだ。まさかこんなにもmichicoのぶっ飛んだセンスが拝めるなんて・・・感謝感激です。

と、「Right Now」で受けたあまりの衝撃によって長々と書き連ねてしまったわけだが、R&Bシンガー:三浦大知の真摯なヴァイブスが窺える2曲目以降も捨てがたい。「Right Now」と両A面に起用されている「Voice」は、厳かなムードで幕を開けるミディアム・ナンバー。いつになく繊細な節回しも含めて、どことなく「Only You(『D.M.』収録)」を思わせる。甘美なファルセットを駆使した3曲目「Far away」では、「Right Now」同様、ビートの抜き差しによって劇的な心地を演出。繁栄の途上にいる大知自身の心情を切り取ったような歌詞も追い風となり、まるで大空を飛んでいるかのような爽快感を味わえる1曲だ。いずれも楽曲も、プロデューサーであるUTAアシストのもと、大知自らが作詞作曲を担当している点で共通している。そう、ただのエンターテイナーで終わらないのが大知の瞠目すべきところ。特に『D.M.』以降は、シンガーソングライターとしての野心も徐々に表面化していて、ソツのなさが一層強固なものとなっている。このまま自作自演までもが軌道に乗ることを考えたら、末頼もし過ぎて爆発でもしてしまいそうだ。

ちなみに本シングル、デイリーチャートでめでたく4位を記録したそうで、めでたい限りです。今やランキングがすべての結果を物語るわけではないが、それでもファンとしてはやっぱり嬉しい。そしてこのシングルを聴く限り、名実ともに着実にのし上がってきているにも関わらず、大知がまだまだ自分の殻を貪欲に破ろうとしているのが手に取るように分かるのだ。ならもうそのアクション一つ一つを真心込めて受け止めるまでだなと、あらためて決意を固めた次第。この勢いを背に、2013年も変わらず突っ走ってくれることを楽しみにしている。

  

◆関連記事◆
【三浦大知】ファンが選ぶ 『D.M.』No.1ソング 投票結果発表
ライブレポ:『DAICHI MIURA LIVE TOUR 2012 「D.M.」』@日本武道館
T.Kura/MICHICO 楽曲セレクション ~辣腕 T.Kura編~
T.Kura/MICHICO 楽曲セレクション ~才媛 MICHICO編~

ANOTHER JBS Facebook Twitter(JBS_KEN1)  mixi
ブログパーツ
関連記事
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)


    最近の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。