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為岡そのみ 『フルコース』

2013年01月09日 20:09

 
<アルバムレビュー>
為岡そのみ 『フルコース』 (2012/12/19)(CDリリースは2013/1/30)

1. 恐妻 feat.KOHEI JAPAN
2. Rendezvous
3. delete
4. I'm here feat.CIMBA
5. 退行催眠
6. リスタート
7. lovesick
8. 揺れるココロ
9. 蘇州夜曲
10. イミテーションラヴ
11. TALK TO YOU
12. MOTHER


2009年の処女作リリースから約3年半。いつの間にか、ちょっとやそっとじゃ真似できない恐ろしい領域へと到達していた為岡そのみ。3枚目を数えるアルバムですが、彼女の音楽は本当に油断ならないなと、今回つくづく肝に銘じた次第です。身軽な節回しで、アップなりバラードなりを悠々と歌い上げ、おまけにどの楽曲も、遊び心がふんだんに塗されたパンチの効いた味わい。『フルコース』というアルバム名に裏付けされた上品さに溢れていながら、食べ放題プランのごとく誰もが好きなだけ楽しめる贅沢さも併せ持った、まったくもって隙の見当たらない仕上がりなのでございます。しかも不思議なことに、全然満腹にならないのです。骨の髄までしゃぶり尽くしても、まだどこかに旨味が潜んでるんじゃないかと勘繰り、また食してしまう。これの繰り返し。僕が彼女の音楽にとことん魅了されているから、という見方も一理ありますが、仮に彼女のことを全く知らない人でも、この間口の広さには直感的な快感を図らずも覚えるはず。

たとえば、ドS妻とKOHEI JAPAN扮する飄々とした夫の半ば微笑ましい会話劇「恐妻」。上京した少女の強い志をアコギ一本でシンプルに表現した「リスタート」。名曲「U&Me」を彷彿とさせる官能的なR&Bトラック「lovesick」・・・と、ヒップホップで言うフリースタイルの大盤振る舞い。自由なアイデアが奏でる音楽は、やはり自由なのですよ。だから一辺倒な嗜み方じゃ、本作はあまりに勿体なさ過ぎる。そして、それらがすべて収束し始める頃に流れ出す「MOTHER」のヒーリング効果たるやこれまた号泣もの。まさしく「R&B界の聖母である為岡そのみよ、ありがとう」と感謝に感謝を重ねたくなる計算尽くの構成です。ちなみに、僕の込み入った感想や解釈は、CD付属のライナーノーツにてじっくりと語らせてもらっていますので、本作の付け合わせ程度に目を通して頂けたら幸いです。



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