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清貴 『I'll be there』

2013年03月14日 19:00



<アルバムレビュー>
清貴 『I'll be there』 (2001/7/25)

1. Opening
2. No No No
3. Lost child

4. Mirage
5. The Only One(Interlude)
6. True To Yourself
7. INSPIRE
8. VANISHING

9. Can You Feel The Same
10. You’re not alone
11. Dear Friend

12. freedom
13. The Only One(Orchestra ver.)

以前、この動画を観るやいなや、脳天を突き刺すような衝撃に直面したことがある。



彼の名前は清貴。
その昔、様々なメディアに取り上げられ脚光を浴びた男性シンガーソングライター。清貴のヴォーカルは、多少の思い出補正を差し引いても決して無下には出来ないクオリティで、おまけにマライア・キャリー崇拝のもと、男ながらにホイッスル・ボイスを体得しているという驚異の隙のなさ。上記の動画でもその片鱗(というか全貌)が窺えますが、曲が始まって数秒でクライマックスに持ち込むという豪快な業を成し遂げています。確か初めて観たとき、凄さのあまり口がしばらくの間あんぐりしっ放しだったなあ。

さて、メジャーからリリースされたこの1stアルバムですが、先の動画で紹介した「The Only One」が当時ドラマ主題歌に起用されていたこともあって、トップ10圏内にランクインするというスマッシュ・ヒットを記録。平井堅やCHEMISTRYなどR&Bシンガーを名乗る男性が台頭し始めていた時代の中、彼もほぼ同様の触れ込みで一躍その名を知らしめることになります。やはり持ち前の繊細な表現力を駆使した楽曲が多く、久保田利伸チックなファンキーなサウンドを見せ付ける「INSPIRE」や、詞曲を清貴自らが手がけた全英語詞のゴスペル調スロウ「You're not alone」などはその最たる例と言えそう。

ですがもう少し広い視野で臨んでみると、ブラック・ミュージックはあくまでもモチーフとして採用されているに留まり、比較的メリハリの効いたキャッチーなサウンド展開が主となっていることに気付くはずです。このあたりが実に日本市場ならではの作りで、本場のフィーリングを持ち合わせた清貴には少し役不足なのでは?と今になって考え込んだりもするんですけど、デビューしたてのVlidgeを思わせる派手なチキチキ・ビートなど当時のトレンドを巧く吸収しているし、各楽曲を抜群の処理能力でしなやかに歌い上げる様は、たとえ見解が傾こうと素晴らしいの一言に尽きます。ただ上手いだけではなく、ニュアンスも妙に肉感的。弱冠18歳の人間が作り出した世界観とは到底思えません。大衆的なメロディも後押しして、おそらくは色んなツボを刺激されると思うので、鑑賞する際は覚悟してください。

現在はKI-YOと名前を改め、ニューヨークと日本を行き来しながら活動中。
歌声はこの10年の間で円熟味をまとい、よりくっきりとしたリズム感を刻むようになっています。
特にこのシングル「Spend My Life With You」。従来の様式を思わせる柔軟な節回しに温かさ溢れ返す泣きのメロディ・ラインという、反則のエレメントてんこ盛りの名曲です。





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