スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

<ライブレポート> 宏実 『HONESTY TOUR FINAL TOKYO』 @渋谷WWW

2013年04月30日 23:26



宏実屈指の名盤との呼び声も高い昨年10月リリースのアルバム『HONESTY』を引っさげたライブ・ツアーの東京公演『HONESTY TOUR FINAL TOKYO』に行ってきました。ワンマン・ライブを観覧するのは久しぶりということで胸を躍らせながら臨んだのですが、予想の斜め上を行く感動と名曲の連続で、気持ちの整理が追いつかなくなるほど。その余韻を忘れてしまわぬ内に、さっそく詳細をレポートしていきたいと思います。

<セットリスト>
1. パステル★ワールド
2. BUTTERFLIES
3. 不意打ちLOVE
<MC>
4. TEENAGE LOVE
5. 似たものどうし
6. 最後の「愛してる」
7. DON'T SAY IT'S OVER
<MC>
8. REASON
9. HONESTY feat. HISATOMI
<MC>
10. M
11. I NEED YOU -愛されたい-
<MC>
12. ラッキー★ガール
13. More & More
14. ONE LOVE feat. SIMON
<アンコール>
15. Vanilla
16. Colorful World
17. LOVE HANGOVER
18. YES&ダンサー紹介
19. Hate U
<MC>
20. Stay With Me
21. OH OH
<MC>
22. 愛されたい
23. 秘密
<MC>
24. WHY
<MC>
25. Complete
<MC>
26. また会える
序盤は、最新デジタルEPに収録されている「パステル★ワールド」、コミカル・テイストの「不意打ちLOVE」といったアップ・ナンバーを、計6人のダンサーと共に披露。時にアグレッシブに、時にキュートに立ち回るコレオグラフを宏実自らも全うし、冒頭から清々しい表情が伺えました。「似たものどうし」では、マスコット的キャラクター”虹子ちゃん”が登場するPVがバック・スクリーンで流され思わずほっこり。一転して、「最後の「愛してる」」は静寂を破るような熱唱ぶりで魅了。歌詞にもあるとおり「女性の心情が映し出された」繊細なパフォーマンスだったように思います。そこから間髪を入れず、お次は「DON'T SAY IT'S OVER」。解釈や世界観の異なる”別れ歌”を立て続けに放ち「粋な構成だな」と感心していると、その後のMCでは「私は矛盾した恋愛の曲を書くのが好き。次の曲もそんな1曲です」と挟み、今度はリメイクも実現した「REASON」へ。いずれもここ半年の間で発表された楽曲ですが、それ以前から熟成されていたかのような深い貫禄が感じられました。そして、やって来ましたリード曲「HONESTY」!客演のHISATOMIを迎え、温かいムードを会場が一体となって共有していました。ユニークだったのが、歌詞の一部をタイムリー仕様に差し替えて歌っていた点。たとえば「暑い夏は化粧とれるし 秋には紅葉ってどうよ?」の節を「外に出れば花粉飛ぶし 渋谷でライブなんかどうよ?」といった具合。あまりの意気揚々さに、会場からは曲中ながら熱い歓声が沸いていました。この楽曲のオーラはどこであろうと本当に揺るぎませんね。ピカイチ。

その後は、タッキーことキーボーディストの瀧田敏広を招き入れ、各会場でも披露してきたプリンセス・プリンセスの「M」をカヴァー。「失恋ソングは世の中にたくさんありますが、この曲ほどすべての感情を詰め込んだ曲はない」と宏実自身の思い入れも強く、この日一番の丁寧な節回しを惜しげも無くさらしていました。シンプルなサウンドによるしっぽりタイムが終了すると、「皆さんの声が聞きたい」とオーディエンスを煽り立て、前作『Magic』を代表する二大アップ「ラッキー★ガール」「More & More」を投下。特に「ラッキー〜」での小気味よい挙動はすこぶるハッピーで、宏実を司るキュートな要素として魅力を存分に振りまいていました。続く「ONE LOVE」では、もう一人のSPゲストであるSIMONが登場。暴れんばかりの豪快なフロウで素直に圧倒されました。宏実も負けじと、普段あまり見せないタフなパフォーマンスで”応戦”。輝くライトに照らされたその表情は、決意に溢れた頼もしいものでした。といった流れで本編は終了。が、これはあくまで前半戦。まさかアンコールのパートが目を疑うほどに充実したものだとは・・・。

アンコールに入るやいなや、「Vanilla」「Colorful World」「LOVE HANGOVER」といったアガれるナンバーをファンサービスとばかりに振る舞うメドレーがスタート。「YES」でお馴染みの振り付けも久しぶりに観ることが出来たし、「Hate U」しんみりムードもひとしおでした。続くMCでは「これまでコラボレーションも多く作って来たので、今日はこんな曲を持ってきました」と言い放ち、Full Of Harmonyとの共演が話題を呼んだ「Stay With Me」、さらにはNao'ymtプロデュースによる実質のデビュー曲「OH OH」まで披露。この懐かしい曲のラッシュに、ただただ感激したのは言うまでもありません。その後は、「私にとってすごく思い入れのある曲」と話した言わずと知れた代表曲「愛されたい」、厳かな歌声で展開した「秘密」、そしてキーボードの音色に乗せてしなやかに歌い上げた「WHY」と続きます。

再びMCに突入した宏実は、デビュー5周年にあわせシンガーになった経緯を回顧。
「歌うことを始めたとき、私には取り柄も得意なこともありませんでした。平凡ではあったけど、ただ歌が好きで。最初はデビューすることも考えていなくて、『何でこんなことをやらなければならないのだろう』と躓いたこともありました。でもそんな中、友達が『宏実の歌で元気づけられるし、頑張ろうと思える』と言ってくれたのをきっかけに、人のために歌いたいと思うようになりました」と言葉を選びながら述懐。そこには貫禄を纏い、この5年で成長した宏実の意志が確かに存在していました。それから迎えた「Complete」。「皆さんがいてくれるから、私は今日もこうして歌えています」という前置きのメッセージが最大限活かされた、シックかつ堂々たる歌唱でした。

本編に引けを取らないアンコールの最後を飾ったのは、『HONESTY』でもラストに収録されている「また会える」。「今日は心の底から正直な気持ちを皆さんに伝えたいと思います・・・いつも応援ありがとうございます。未完成でまだまだな私ですが、これからもよろしくお願いします」。心のこもった挨拶が終わると、同曲のイントロにあたるファンが宏実に宛てたメッセージが流れだし、会場には彼女の未来を予知するかのような煌々とした照明が降り注ぎました。5年間の思いを抱きしめ、凜々しい面持ちで歌い上げる宏実に何度も心を打たれ、まさしくクライマックスと呼ぶにふさわしい感動的な瞬間だったように思います。

幾度となく観覧してきた宏実のライブですが、気迫とスケールに溢れたこの日のパフォーマンスは、彼女の歴史に欠かせない1ページとしてこれからも君臨することでしょう。『HONESTY』のツアー・ファイナルを銘打っていただけあり、同作を聴いたときと同じような温かい気持ちになれましたし、何より宏実自らの真摯な歌心が手に取るように伝わってきました。そしてそれは、6年目に突入してもなお懸命に「いま」を生き抜いてみせるという彼女の決意表明でもあったのでしょう。レインボーボイスがよりカラフルに彩られていくことを、いちファンとして心から願っています。

ANOTHER JBS Facebook Twitter(JBS_KEN1) mixi
ブログパーツ
関連記事
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)


    最近の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。