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Full Of Harmony 『VISIBLE』

2013年07月09日 23:10



<アルバムレビュー>
Full Of Harmony 『VISIBLE』 (2013/7/10)

1. Start It Up
2. reach for the SKY
3. Over again

4. 君のうた
5. 夏の日
6. 約束
7. Different
8. まやかし

9. Back 2 The Floor
10. nothing to lose
11. Glory Days

 HIRO、ARATA、YUTAKAの三名からなる・・・という気を利かせた説明すらもはや不粋に思えてくる、Full Of Harmonyの5年2ヶ月ぶりとなるオリジナル・アルバム。待望という言葉が似つかわし過ぎる本作。ここ数年間は個々の活動が盛り上がっていたためブランクこそあまり感じさせませんが、どうせなら原点であるF.O.Hとしての作品集を!と首を長くして待ちわびていたファンが多かったのは紛れもない事実。もちろん、僕自身も。イベント「SUGAR SHACK」などへのライブ出演や企画的な趣旨を背負った楽曲リリースなど、三人揃った活動にも消極的ではなかったがゆえに、尚さら次のアルバム作品への期待を掻き立てられておりました。

 で、当の本作。鑑賞した際の感想を率直に吐露してしまえば、「やっぱりこうでなくっちゃ、F.O.H」ではなく、「こう来たか、F.O.H」という”してやられた感”の方が強く後を引いたなと。前者の所感を加速させる楽曲もいくつか収録されていて、オーソドックスなF.O.H像を綺麗になぞった楽曲が全くないわけではありません。それこそ、先駆けて配信された「約束」は「I Believe」に代表される鉄板のバラード路線で、古き良きF.O.Hのスタイルとダブらせない方がおかしい。

 でも、本作の醍醐味はきっとそこじゃない。なぜなら「VISIBLE」というタイトルでも示されているとおり、彼らが見据える将来と、そこへの道順を辿りつつある”現在進行形のF.O.H”が抜群に強調された一作だからです。オントレンドなEDM旋風に飛び乗った「Start It Up」「reach for the SKY」で冒頭からセンセーショナルな意気込みを伝え、中盤は「君のうた」「夏の日」で涼やかなアコースティック路線を満喫。極めつけは、YUTAKAが所属する外部ユニット「アスタラビスタ」のDJ ISOによる享楽的なラテン・トラック「まやかし」で意表を突くなど、アルバムの大部分が本来あまり挑んでこなかったアプローチのオンパレードであり、自由度も過去最大級。何より楽曲の中の彼らがとても生き生きしていて、それがさらなる充足感を煽りました。「F.O.Hらしくない作風だ」と片付けてしまえばそれまでですが、5年もの間まったく発展せず、同じ地点でずっと立ち尽くしているアーティストなら、そもそもこれまでも魅力を感じなかっただろうし、ましてや彼らは名実ともにトップに君臨する人たち。これぐらい先陣を切って遊んでくれないとつまらないし、カッコだって付きません。

 本作を聴いて、この5年間が彼らにとって実りのある期間だったということが如実に伝わって来て、不覚にもほっこりしたのは内緒です(笑)。それもこれも、彼らが生まれ変わったのではなく、今もなお進化を続けているに過ぎないのだと実感できたからこそ。彼らが正々堂々、あらゆるインパクトを携えて帰ってきてくれたことに、J-R&Bファンとして心から感謝したいと思います(僕の大好きなプロデューサーの一人であるAKIRAを起用してくれた、という意味でも)。

 



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