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KAORU 『Dreamer』

2013年08月16日 12:00



<アルバムレビュー>
KAORU 『Dreamer』 (2013/6/5)

1. Dreamer
2. Come Back Joe

3. Too Much Baby
4. So glad
5. I'm Leavin' Tonight

6. I Promise

今年2月、配信シングル「Dreamer」で衝撃的なデビューを飾ったKAORU。
何が衝撃だったかって、とにかく全てにおいて大らかであるというところ。鑑賞作品としての格好良さをあくまでも奔放に表現しており、良い意味でセオリーに無頓着なアーティストであることがすぐさま見て取れました。消費者の嗜好や作り手の思惑によっていつの間にか築かれているトレンドの世界。でも結局のところ音楽は、気の向くままに自由に楽しんでこそ張り合いがあるのだと、この曲での彼女の立ち振る舞いを見てつくづく実感したのです。

そんなKAORUの1stミニ作は、ジャンルの垣根をぶっ壊した瞠目必至の無法地帯。先述の「Dreamer」をはじめ、歌声の七変化ぶりが愉しい戯曲調ロック「Come Back Joe」、スパニッシュ・テイストを打ち出した退廃的なブルース「Too Much Baby」、乾いた熱唱とのどかなギター・サウンドに思わず涙腺が緩む「So glad」、そしてピアノと対峙した等身大のバラード「I Promise」など、どの曲も凜と歌い上げるKAORUがとても印象的。彼女、日本人離れした立派なスキルを持ちながらも無闇矢鱈にスケールを飛躍させすぎないんですよね。張り上げるときも、エイミー・ワインハウスばりの泥臭いソウルを発揮するときも至ってナチュラル。それが最高にキマっていて、次第に追いつかなくなる多幸感。

やっぱりサウンドの魅力も大きいんだろうなあ。本作におけるバンドは本当に良い仕事をしている。KAORUが吐き出す感情の塊をすくい上げるように器用にスイッチングしていく様は、さながら全身全霊を捧げるパートナーの構図で微笑ましい。磐石の愛を見せつけられ、またしてもワンパンチ食らわされた気分です。同じように心動かされる人が、この先もっと増えますように。






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