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森大輔 『Beauty is yours』

2013年09月06日 20:00



<アルバムレビュー>
森大輔 『Beauty is yours』 (2013/8/28)

1. Beauty is yours
2. on & on & on
3. go your way, go my way
4. Lean On Me
5. 日食
6. カケラ
7. 100日の恋
8. 君がいる
9. Distance
10. I’ve Been Thinking Of You
このアルバムを聴いて、川口大輔の佳作「Sunshine After Monsoon」をふと思い浮かべた(奇しくも大輔繋がり)。都会的でありながらオーガニックな装飾を基本としたサウンド。そして、クリエイターの立場から編み出されるきめ細やかなセンスが、まるで風にでも乗るかのように飄々と漂っていて本当に心地よい。前作から4年が経過し、森大輔は確かに成熟したのだなと直感しました。

”同事務所の久保田利伸が目を掛けている後輩”という既成事実も相まって、森大輔にR&Bシンガーの称号を宛がうことにことさら背くつもりもないのですが、ただ本作を聴いてあらためて思ったのは、甘美なR&Bテイストは彼の数ある引き出しの内の一つに過ぎないのだなと。快活なヴォーカル・ワークが開放感を誘う「on & on & on」にしろ、「日食」に代表される陰りと温もりを同居させたミディアム群にしてもそう。確かに格式高いフレイヴァーを醸し出しているものの、彼が采配するとそれらが不思議なぐらい世俗的な領域にまで下りてきて、単なる「おしゃれな音楽」に終始しないんですよね。無垢さを残した節回しや、飛躍しすぎない歌詞の世界観がそうさせるのかもしれません。良い意味でイノセント、まっさら。R&BのほかAORやロックなど多彩なアプローチを詰め込んでいるのも、小さな子供が目を輝かせながら色んな事象に興味を示す光景とダブりますし。

とは言え、本作の軸をR&Bに委ねていることは間違いありませんので、従来のピアノ譲りのポップスが好きな人も、ブラック・ミュージックにうるさい人も楽しめること請け合い。中でも「Lean On Me」「君がいる」ではコーラスやサウンドの隙間から久保田御大の顔が否応無しに浮かんで、さすがは申し子!と唸らずはいられません。





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