スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

TSUYOSHI 『Beautiful』

2013年10月03日 18:56



<アルバムレビュー>
TSUYOSHI 『Beautiful』 (2013/9/25)

1. Neo Sparkle
2. Love You Better
3. Always
4. Femme Fatale

5. Secret Lovers
6. きみの忘れもの
7. Chu Chu Feat. 大神:OHGA
8. そう、君はひとりじゃない

9. 夏の調べ
10. Beautiful
TSUYOSHIがいかにオーセンティックなR&Bマナーの守り手であるかは、前2作の品行方正な作風を鑑みれば明らか。だからこそ本作で巻き起こるしっちゃかめっちゃかした路線の交錯は、現時点までに蓄えられた余裕を露わにしているという点でもとても鮮やかに映る。ディスコティックな趣もちらつかせる軽快な「Neo Sparkle」も、大神との享楽的な応酬でばっちりキメた「Chu Chu」も、そして純然たるアコースティック・サウンドが愁いを掻き立てる「夏の調べ」も、もはやR&Bという看板を用いずともTSUYOSHIのアイデンティティが成り立つ証明として、奥床しい輝きを見せている。

結局のところ、TSUYOSHI最大の美点はヴォーカルを尊重している点に尽きるのかなと。あのしゃくるような節回しひとつがしっかりと順応性を保っているから、異なる聴き心地を経由しても最終的には余韻が統一されて、心にストンと落ちる。もちろん、R&Bに適合したシンガーであることに間違いはないし、本作のそこかしこで溢れ返すブラック・ミュージック愛にも舌を巻いたのだけど、本来なら意表を突かれるべき楽曲が思いのほかスタンダードな形ですんなりインプットされたものだから、そのアクの強さにあらためて敬意を表したくなった次第。円熟味を増す他方、伸びしろも着実に拡張を続けているようで安心しました。

安心したと言えば、今回用意されているバラードの品質が極めて高く、ちょっとばかり仰け反るほどでした。特にベイビーフェイス風の泰然自若ムードを広げた「Always」と、行儀の良い美メロとエモーショナルな歌声が折り重なる「そう、君はひとりじゃない」。仮にTSUYOSHIのファンでなかったとしても、この2曲は是が非でもチェックして欲しい。単純に音楽として完璧過ぎるので。





ANOTHER JBS Facebook Twitter(JBS_KEN1)  mixi
ブログパーツ
関連記事
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)


    最近の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。