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YOSHIKA 『MY ANTHEM』

2013年09月14日 20:21



<アルバムレビュー>
YOSHIKA 『MY ANTHEM』 (2013/7/3)

1. OPENING -MY ANTHEM-
2. ALL I DO
3. THE GLOW OF LOVE
4. THRILLER
5. MAMA USED TO SAY
6. NATURAL LADY
7. I DREAM
8. ALL I WANT IS U

9. RIGHT HERE (HUMAN NATURE REMIX)
10. A LONG WALK
11. TIME AFTER TIME
12. CHANGE THE WORLD
13. I DREAM (MAKOTO 80’S LEGACY REMIX) (BONUS TRACK)
2011年末に活動休止をアナウンスしたSOULHEADのYOSHIKAが、カヴァー+オリジナル楽曲で構成されたアルバムで今夏ついにソロ・キャリアを始動。実妹でありSOULHEADの片割れであるTSUGUMIはLUNAと共にラップ・ユニットMary Janeを結成し、姉に先駆けてリリースを行ったことは記憶に新しいところですが、YOSHIKAはと言うとSOULHEAD時代のスタイル、すなわち純然たるシンガーの立ち位置を引き継いだ形での復帰。SOULHEAD時代から定評のあったラップを重点的に掘り下げ始めたTSUGUMIに対し、歌い手としての熱意やこだわりをインディーズのフィールドでより自由に表現すべく立ち上がったYOSHIKA。ユニットとしての活動は一段落したものの、それぞれのアクションを見る限り、かつて積み上げた糧を日々のビジョンへ堅実に昇華させているようで、旧来のファンとしてはひとまずホッと肩をなで下ろした次第。

さて本作ですが、先述したとおりカヴァー曲とオリジナル曲の二色混成が最大の売り。ここで特筆したいのが、カヴァーの占める割合が圧倒的だということ。カヴァーを収録する場合、あくまでオリジナルの付加価値もしくはアクセントとして機能させたり、あるいは潔くカヴァーだけで覆われていることが一般的とされている中で、この仕様はかなり斬新。それゆえ、軸を担うカヴァーのクオリティが優れていなければオリジナルを待望していたファンはいとも簡単に肩すかしを食らわされかねないというある種のリスクも想定されたわけですが、蓋を開けてみてびっくり。思いのほか作り込まれているではありませんか!それどころか、ちらほら原曲に勝るとも劣らないアーバンな手法(それもなかなかのレトロ主義)が徹底されていて、カヴァー作品だという生ぬるい先入観があっという間に覆りました。YOSHIKAの技巧もキャンバスの領域が広がったためか、SOULHEAD時代から格段に多彩になっているのが見て取れます。カヴァーがこんなにも愉快な気持ちで聴けたの、いつ以来だろう。おまけに当初のお目当てだった数少ないオリジナル楽曲は、ある意味で原点に立ち帰ったオーセンティックな仕上がりで文句なしの出来。そもそも、菱川亜希(OCTOPUSSY)による各プロダクトが完璧なんです。特に「I DREAM」のサウンド・スケールは確実に泣かせにかかっている。相性の高さ、依然として健在です。

とは言え、今回の内容にすんなりと溜飲が下がったわけではありません。出来ることならもっとオリジナルが聴きたかったし、次回こそはたくさん聴きたい。ソロ一発目の試金石ということもあって実験的な目論みも多分に含ませていたのでしょうが、本作におけるオリジナル曲の存在感にまるっと心を奪われてしまった以上、嫌でも期待してしまいます、彼女(と菱川氏)のクリエイティビティが炸裂する究極のオリジナル・アルバムを!!





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