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露崎春女 『Love Naturally』

2013年12月12日 19:00



<アルバムレビュー>
露崎春女 『Love Naturally』 (2013/12/11)

1. Seasons of Change
2. ラッシュ・アワー
3. Agape
4. Update our love
5. Here and Now - Duet with Kaoru Kurosawa
6. Home
7. HARUKAZE
8. Thinking about you
9. Sail with me
10. 涙の花 - Duet with LOVE
11. Wish ~Merry X'mas for you~ (around the fireplace ver.)

”露崎春女が愛を歌う”なんてフレーズ、あまりに自明過ぎて発言するのも不粋に思えてくるレベルなのですが、でも事実だから仕様がない。このアルバムは、紛れもなく愛を象った作品。それも、とてつもなく深遠な。

寒さが身に染みる季節に合わせ、自らが得意とするミディアム系ナンバーを多く投入した本作。ただそこに冗長などという概念は微塵にもなく、貴族たちの晩餐よろしくエレガントな時間が慎ましく流れる。いかにも夢心地な「Seasons of Change」でのっけから極上の世界を紡ぎ、露崎的ワルツ解釈の「ラッシュ・アワー」、Nao'ymtの荘厳なアプローチに痺れる「Agape」と、さながら教会で賛美歌に聴き浸っているような名スロウ・ラッシュ。いっそこちらがあなたを賛美したいぐらいです、露崎さん。

ほかにも、デュエットが二作。ゴスペラーズ黒沢薫が参加した「Here and Now」は、超実力派な両者の歌声が蜜月のごとく絡み合う。某プロデューサー顔負けの”メロウな夜”を演出してくれます。大阪のシンガーソングライターLOVEとの共演が実現した「涙の花」もなかなかの好ケミストリー。二人の声質が似ているため、アンサンブルというよりも独唱に近い感触なのが目から鱗でした。それから何と言っても、一種の清涼剤ポジションを担っている「Thinking about you」の小気味よさ。円熟スロウの畳みかけに図らずも微睡んでしまいそうな感覚を一瞬で奮い立たせるこのヴァイブス、たまりませぬ。まったくもってカミカオルとOkaerioのぶっ飛びコンビには適いません。

個人的にお薦めしたいのが、一巡目はサウンド群を味わい、すぐさま歌詞カードを目で追いながら二巡目を楽しむというスタンス。やはり上質な作品は、あらゆる方向からとことん吟味すべきです。冒頭でも話したとおり、本作は愛に生きる女性の物語。順調に年齢を刻む露崎春女の脂の乗りっぷりを体感したいなら、歌詞の向こう側にある景色<リアル>を臨む作業は絶対に欠かせません。特にMOMO "mochA" N.執筆の「Sail with me」あたりは、露崎の人生観が憑依したのかと思うほどフィット感著しい内容なので、最後の最後まで気を抜くべからず(就寝前BGMの効果抜群なので、とりあえず頑張って起きましょう)。




<小ネタ>
露崎春女と言えば冬。かつては和製マライアの異名に恥じない多くの傑作バラードを生み出し、J-R&Bブームの中でも一目置かれた存在でした。そんな『Love Naturally』の布石ともとれる恍惚必死のナンバーをJBSがいくつかピックアップ。この冬のお供に、ぜひ。














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