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宇多田ヒカル 『First Love -15th Anniversary Deluxe Edition-』を開けてみた。

2014年03月11日 23:30



日本の音楽シーン史上最高の売り上げを記録した宇多田ヒカルの傑作アルバム『First Love』が、発売15周年を記念した
企画盤「First Love -15th Anniversary Deluxe Edition-」として装いも新たにリリースされました。

5年前にも「10周年アニバーサリーの記事」を書いている当サイトとしてはチェックしないわけにはいかない!ということで、今回リリースされた形態の内もっとも豪華なヴァージョンのものを購入。今日はその中身と、簡単な感想を述べていきたいと思います。

まず、外装はこんな感じ。
卒業アルバムなどにありがちなハードカバー仕様で、とにかく生地が厚く、重いです。
15周年という歴史の偉大さはまず見た目から、ってか。



そのまま中身を取り出してみる。
すると、”どアップ”で知られるアルバムジャケ写の全貌が満を持して登場。
この仕掛けはなかなか粋。
しかも生写真を糊付けした繊細な仕様なので、くれぐれも手垢には注意したいところ。



そのジャケット写真が表紙の”白い本”の中身からご紹介。
まず、↓にあるように2万字超えのロング・インタビューがお目見え。
この内容が非常に興味深くて、アルバムに対する価値観ががらりと変わりました。



一番のポイントは、リリース当時の質疑応答をまとめた文献ではなく、
この企画盤のリリースが決まってから交わされたごく最近の会話であるということ。
だから15年後=現在の宇多田ヒカルの視点から全曲解説を行っていたり、
当時”R&Bの歌姫”として持て囃されていたことに対して冷静に言及するなど、
発言の節々から宇多田ヒカルの生々しい思想が窺えてかなり有意義。

あえて掲載は控えていますが、
ほかにも当時の未公開ショットや、ヒッキー直筆による歌詞の紹介など盛りだくさんです。特に手書きの歌詞は、その雑然とした書き方から本当の制作初期に書かれたものと推測され、歌詞やタイトルが現在の完成品と異なっている楽曲も。名曲のプロセスが知れる貴重な資料です(あと、やっぱりこの頃からイラスト的な落書きは多いのね。笑)。


続いて、もう一つの青いハードブックの中身。
CDが3枚、DVDが1枚、そして関係者向けの宣伝グッズやLIVEパスの完全レプリカを封入。
このレプリカですがかなり精巧に作られていて、細かいところがいかにも世紀末っぽいデザインだったりします。笑 懐かしい気分に浸れるアイテムです。




では最後に、肝心の4つのディスクについて主観を述べたいと思います。

<Disc1:First Love [2014 Remastered Album]>

01. Automatic -Album Edit-
02. Movin' on without you
03. In My Room
04. First Love
05. 甘いワナ ~Paint It,Black~
06. time will tell
07. Never Let Go
08. B&C -Album Version-
09. Another Chance
10. Interlude
11. Give Me A Reason


過去のHikki楽曲も手がけたテッド・ジェンソンが新たに施したマスタリング音源を、最高品質と謳われるプラチナSHM-CDで収録。オーディオにはあまり強くない方なのですが、そんな僕ですら明らかな音の違いを感じることが出来た驚きの一枚。各楽曲の音圧の強化もさることながら、オリジナルではほとんど目立たなかった音色が今回のリマスタリングで明瞭に聞こえるようになるケースが続出。特に「Movin' on without you」「甘いワナ ~Paint It, Black」「Another Chance」あたりは、オリジナルとの差が歴然としているように感じます。あとは全体的に、ヴォーカルの臨場感が増したような気がする。サウンドの位置関係が良い具合に整えられたことで、歌声のニュアンスをよりキャッチしやすくなったというか。色っぽさも二割増しぐらいに聞こえる。



<Disc2:Luv Live>
二枚目は、1999年4月2日にZepp Tokyoで開催されたファースト・ライブ「Luv Live」を初映像化したDVD。見どころはやはり、ティーンの女子丸出しとも言えるMCでしょう。満員の会場を見て「すげー!」と感動を露わにしたり、妙に落ち着きのない挙動など、現在に続く特異なキャラクターの原点をたっぷり味わうことが出来ます。また思わず驚いたのが、一曲目の「甘いワナ」からアドリブを容赦なく放っていたところ。さすがはJ-R&Bの申し子と言うべきか、どの楽曲でも当時16歳とは思えないグルーヴ堪能な歌声を披露しています。そして、以前から話題や音源ばかりが先行していたスチャダラパーとの共演作「今夜はブギーバック」もようやく映像化ということで。スチャダラパーに引けを取らないHikkiのハイテンションに思わずニヤリ。

<Disc3:First Love [TV Mixes]>
いわゆる「カラオケ・ヴァージョン」を高音質SHM-CDで。初めて世に送り出された音源も多いので、聞き古したはずの楽曲が急に輝き出すことも夢じゃない。おすすめは「In My Room」。

<Disc4:First Love [Bonus Tracks]>

01. Automatic -Johnny Vicious Remix-
02. Movin’ on without you -Tribal Mix-
03. time will tell -Dub Mix-
04. First Love -John Luongo Remix-
05. In My Room -Alternate Version-
06. time will tell -English Version-
07. CALLING YOU
08. 言葉にならない気持ち -Demo Version-
09. Movin’ on without you -Demo Version-
10. B&C -Demo Version-
11. Another Chance -Demo Version-
12. First Love -Demo Version-
13. Give Me A Reason -Demo Version-
14. Automatic -Demo Version-
15. SUKIYAKI (上を向いて歩こう)-Live Version-


今回、個人的に一番お目当てだったのがこのDisc4。何を隠そう、アルバム収録曲の超貴重なデモ音源が、15年の時を経て収録されているのです!不安定に口ずさむメロディラインが、テイクを重ねていく内に段々とオリジナルの完成度に近づいていく過程がそれはもう鳥肌もの。デモ特有のぎこちなさがまた良いんだよなぁ。特に「First Love」「Movin' on without you」「Another Chance」あたりはプライベートな表情も覗かせる微笑ましいデモ・テイクなので、ファンならずともぜひ聴いて欲しい!4枚組エディションは値段が張りますが、このディスクが手に入るだけでも大枚はたく意味は大いにあると断言しておきます。




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