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清水翔太 『ENCORE』

2014年03月13日 00:19



<アルバムレビュー>
清水翔太 『ENCORE』 (2014/3/12)

1. Impossible
2. DREAM
3. 君が見つけたもの
4. Shower

5. ナツノオワリ
6. Crazy Love
7. WOMAN DON’T CRY
8. You’ve Got A Friend
9. LOOKING FOR LOVE
10. シンガーソングライターの唄
11. ENCORE
『Naturally』以来2年ぶり、通算5枚目となるオリジナル・アルバム。R&Bやソウル・ミュージックといった自分のルーツに傾倒しては、ドヤ顔を決め込む近年の清水翔太が最高だったため、当初は「ポップ路線へ回帰する」という宣言に対して一抹の不安もあったのです。が、やはりというべきかただの杞憂でした。一足早い夏の情緒を味方に付け、愁いと共に響き渡る楽曲はどれもとても爽やかで、いかにも清水翔太らしい着眼点。一方で、『COLORS』〜『Naturally』の流れを汲んだ円熟味あふれる音楽性も臨機応変に盛り込まれており、本作がただ闇雲に大衆化を目指した作品ではないことを印象付けています。

ひょっとすると、これまでで最もトータル・バランスに長けたアルバムかもしれないなあ。そもそも彼を無条件に応援したいと思う決定打というのが、本作で言う「Shower」や「ナツノオワリ」のように素朴な魅力を放つナンバーなんですよね、個人的に。「コアなことを好きにやるからにはまずキャッチーなことを成立させましょうよ」という独自のポリシーが基になっている主張なのですが、その観点から勝手に線を引かせてもらえば、本作は近年のブラックミュージック然とした路線もこなして、尚かついろんな人の琴線をくすぐりそうなポテンシャルも存分にあって、というなかなか気の利いた一枚であるように感じます。たださすがに、「シンガーソングライターの唄」以降の流れには驚きを隠せませんでしたが(笑)。特にタイトル曲の「ENCORE」は懐かしい曲調で送る男気あるロック・チューンで、ふとJ-WALKの某代表曲を思い出す始末(笑)。もっとも、そういった一種の挑戦や遊びですら楽しく聴けてしまったということは、僕がもはや清水翔太の音楽性ではなくアーティスト性に惚れ込んでいるからなのだと、ひとしきり自覚をしたのです。そして本作を通じて、彼自身もっと自由な発想を望んでいるのではないか、という一つの推論にも行き着きました。最近では編曲まで自ら担当するようになっていますし、今後はセルフ・プロデュース色をより強く打ち出していくものと思われます。そこへ向かうための布石が本作だとするなら、何気ないポピュラリティや少々強引に見えるアプローチですら、もう少しじっくり吟味してみる価値があると思うのです。

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