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菅原信介 『ときめきスイッチ』

2014年06月16日 00:43



<アルバムレビュー>
菅原信介 『ときめきスイッチ』 (2014/6/11)

1. PARTY
2. Lady
3. 道標
4. MASTER BLASTER
5. 暗い池の中で
6. Dig it
7. ねむれない

8. Smile -unplugged ver.-
ジャパニーズ・ソウル界にとんでもない風雲児が登場。彗星、いや、ブラックホールのごとく現れたそのシンガーの名は菅原信介。彼のライブは、ともすれば収拾が付かないフリーダム一辺倒の境地。突如としてシャウトやアクションを繰り出し観客をざわつかせたかと思えば、クールダウンの場であるはずのMCタイムでも無邪気な子どもよろしく好き勝手に引っかき回す、世にも不思議な道化師タイプのシンガー。とは言え、彼のライブは決して闇雲に行われているわけではない。即興性の高いパフォーマンスしかり、閑話をクレイジーに展開するMCしかり、一瞬にして菅原信介だと認識できるだけの強烈なキャラクターに裏打ちされており、散漫としているようで実は世界観に無駄が一切ない。受け入れられるまでに個人差はあるこそすれ、観客の興味を惹き付けてやまない彼のことを天才と評する人もさぞ多いかと思う。

そんな菅原信介が、このほどデビュー作にあたるミニ・アルバムを発表。始めに断言しておきますが、名盤です。SUPER BUTTER DOGの竹内朋康がギタリストとして参加した朗らかなアップ・チューン「PARTY」に始まり、Shingo.Sプロデュースの開放感と切なさ入り交じるサマー・チューン「Lady」、ジャズ+ラップ+ホラーの奇天烈フュージョン「MASTER BLASTER」、アカガエルの恋心を風情たっぷりに歌い上げるバラード「暗い池の中で」、人間の持つ”エグさ”をヴィンテージ感あふれるトラックのもと風刺した「Dig it」・・・・・・と、持ち前の飄々とした個性が冴え渡るバラエティ豊かな内容。中でも「MASTER BLASTER」は彼を変態(褒め言葉)たらしめている屈指のキラー・チューンであり、未知との遭遇そのもの。カオスという言葉がこれほど似つかわしい楽曲もそうそうありませんよ。他方、「道標」やリード曲である「Lady」に代表されるハートフルな路線もまた菅原信介の骨頂であり、憑依型とされるダークな側面とのキャラクター対比が何とも鮮やかで心地良い。音楽って結局のところ理屈じゃどうにも制御できない概念なわけですが、彼はその生々しさあっての感覚を恐ろしく自然に巻き起こすことが出来る、生まれ持ってのエンターテイナーなのだと見受けます。煮詰まったシチューのような味わい深い歌声と、オノマトペ大放出でいかにも詩人的な歌詞。おまけに、全体的にユーモラス!!新時代のソウルは彼で決まりでしょう。





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