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板野友美 『S×W×A×G』

2014年07月23日 19:09



<アルバムレビュー>
板野友美『S×W×A×G』 (2014/7/2)

1. Dear J
2. 1%
3. Wanna be now
4. 愛にピアス
5. Close
6. ふいに
7. For you, For me
8. 10年後の君へ
9. lose-lose
10. little

11. Girls Do
12. SWAGGALICIOUS
13. BOW WOW
14. JAN-PARAN!!
15. Crush
元AKB48、板野友美の1stアルバム。
ソロデビューから3年半の軌跡をまとめた半ベスト的な内容となっており、10曲目までは既発曲のオンパレード。言い替えれば、新曲が軒を連ねる11曲目からが本番です。分厚いシンセが聴覚を鮮烈に出迎える「Girls Do」に始まり、歌詞のごとく洋楽贔屓の破天荒ヴァイブスを”ぶんぶん”振り回すフリーキーなダンス・チューン「SWAGGALICIOUS」、無機質なヒップホップ・サウンドに乗せて気だるいラップ(作詞は宏実が担当)をお見舞いする「BOW WOW」と、収録されている新曲はどれも従来のイメージを大きく覆すゴリゴリな品質ばかり。突拍子もないアプローチの連続に初めこそ寝耳に水でしたが、現在の潮流を存分に取り入れたそれらは隅から隅まで計算し尽くされたユニークこの上ない仕上がりで、気が付いたときにはすっかり虜になっていました。

思えばソロデビュー作である「Dear J」の時点で、メインストリームに対する意気込みの片鱗のようなものは感じていたんですよね。それが秋元康の手を離れたことで飛躍的に振り切りやすくなったばかりか、彼女の自立心をもけしかける格好となったのでしょう。現に秋元康が全面的にバックアップしているアルバム前半の曲群とはまるで毛色が違うので、生粋のファンからすれば当惑は避けられないのかもしれません・・・が、個人的にはこの路線転換、大歓迎です。歌声こそイジられにイジられて随分とぶっ飛んだ境地に突入しているものの、無理矢理に歌わされている感覚はゼロに等しく、むしろとても能動的な余韻を残します。彼女の場合ファッション・アイコンとしての立ち位置も確立されているので、引き続きガーリーな分野で安定したとしても何ら不思議ではないところ。なのにわざわざこうした冒険を持ち出しているということは、チームが一丸となってアイドルからの脱皮にこだわったと考えるのがもっとも妥当でしょう。もちろんまだ試作段階でしょうが、意思表示として及第点ものの楽曲を送り出してくれたことで、ようやく彼女の音楽にリスナーが期待し得るだけの本能が宿ったような、そんな風にも感じています。

最近では山下智久をはじめとするジャニーズ勢やモーニング娘。といったアイドルたちが、オリジナリティの拡張を求めてこぞって挑戦しているダンス・ミュージック。本作を機に板野友美も彼らと真っ向からしのぎを削ることになりそうですが、果たして、次なる展開やいかに。





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