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CHIHIRO 『Jewels』

2014年09月19日 18:24



<アルバムレビュー>
CHIHIRO 『Jewels』 (2007/8/29)

1. CARE
2. Miss U feat.ZANE(three NATION)
3. Glitter
4. Love&Hate
5. Hey Mr.D.J.

6. Rize feat.SHIN(CLIFF EDGE)
7. Interlude
8. In the FLOOR feat.Yuichiro yamato Morishita & Double-K
9. In the FLOOR(Tropical Dancehall Blend Mix)
10. Miss U(Summer Breeze Remix)
11. Rize(Okaerio Mix)

新作をリリースしたばかりのCHIHIROが遡ること7年前に発表した1stアルバム。結婚や出産を経てより普遍性の強いラブソングを歌うようになった彼女ですが、デビュー作となった本作ではリリックにおける心情描写以上に、サウンドにこだわったたであろう跡がそこかしこで窺えます。思えば当時はアナログ盤を発表するなど、フロアへの訴求意識が凄まじかったんですよね。ニーヨやリアーナらの台頭も手伝って、クラブ志向のシンガーがきわめて元気だった時代。

収録曲には、CHIHIROの代表曲の一つである爽やかなタッチのR&B「Miss U」をはじめ、コミカルな早回しネタが印象的なミドルR&B「Glitter」、アドリブも堪能にこなすスムースなスロウ「LOVE & HATE」、まさしくクラブをエンジョイする様を全英語詞で描いた「In the FLOOR」など、今に続く可愛らしい歌声の映えるナンバーが多数。また、アルバム収録曲の豊富なリミックスや、ジャネイの90'sクラシックを日本語でカヴァーし話題となった「Hey Mr.D.J.」は、CHIHIROの織り成す芳醇なR&Bネスをくまなく伝えるファクターとして機能しており、本作のバランスの良さ、隙のなさを実感させます。確かにハートフルな楽曲を歌わせたら右に出る者はいないし、今でもブラックミュージック贔屓のクールな楽曲をコンスタントに打ち出してはいるのですが、反骨精神のようなものが顕著に表れていたこの頃のスタンスが、何だかんだでCHIHIRO史上最大の武器であるように思うのです。もちろん当時の流行とリンクさせた上での結果でもあるのでしょうが、それを差し引いても、メロディにおけるきめ細やかなセンスや歌い方の引き出しの多さなど、作品として目を見張るべき魅力が至るところで際立っていた。原点からして求心力豊かな人だったんだなと今になって思い知らされました。今週ドロップされた「RESET 〜また、恋したくなるように〜」では久々に当時の鋭い片鱗をちらつかせているようなので、一度しかと吟味してみようと思います。



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