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SAWA 『RingaRinga』

2014年10月01日 20:02



<アルバムレビュー>
SAWA 『RingaRinga』 (2014/9/24)

1. StarlightPavilion
2. 君とバーテンダー
3. ミッドナイトな人たち
4. ミッドナイトConfusion
5. Mr.Brown

6. RingaInterlude
7. RingaRinga
8. ららららいっ!

FreeTEMPOの半沢武志プロデュースによるEP「COLORS」で2008年にデビューしたSAWAのニューアルバム。ちなみに前作にあたる「ソプラノレイン」は未聴なので、実質的に彼女の新作に触れたのは「Welcome to Sa-World」以来、約4年ぶりのこと。

デビューからメジャー期にかけての間は半沢をはじめ、クラブミュージック界の名うてたちが手がけたキャッチーで外向きのハウスを中心に歌っていましたが、どうやら再びインディーズ期に突入する際、律動的なダンスナンバーを絶対とするスタンスはある程度脱却した模様。事実本作を聴く限り、音楽的解釈は数年前と比べてよりオーガニックな方面に派生を遂げており、セルフプロデュースならではの独創性も色濃いものに。もっとも、SAWAの個性の源泉である良い意味で掴み所のないヴォーカルが内容に及ぼす影響力は依然として衰えていないため、根本的に改革を実行したというよりは、ある種のマイナーチェンジを図ったと見る方がしっくり来そうです。

そんな本作のタイトルチューンが、MVでシュールなダンスも披露している「Ringa Ringa」。ドラムンベースを基調とした高速トラックに合わせ、肩肘張らないキッチュなヴォーカルを披露するSAWAはいつになくサイケデリック。自由奔放なフレーズが先行している点からも、彼女の能動的なエネルギーをしかと感じ取れます。自由と言えば、スウィンギーなメロディに心躍る「Mr. Brown」も特筆。本作の軽やかな作風を後押ししている楽曲であると同時に、シャッフルするピアノラインなど技巧を凝らしたサウンドにも耳を奪われる一曲です。また最近にわかに話題をさらっているガールズユニットespeciaに提供した楽曲のセルフカヴァー「ミッドナイトConfusion」では、若いパワーに負けじと(?)キュートな底力を発揮。冒頭の「Straight Pavilion」と並んで、活動初期のダンサブルな路線に準じたポジションを堂々と担います。

とまあ、クリエイティブな方針を終始崩すことなく、弾けられるときは弾けとけ!と言わんばかりに天真爛漫なモードを謳歌し抜いた一枚に仕上がっています。プリミティブなサウンドへの移行は旧来ファンの賛否を分かちそうですが、彼女の癒やしボイスが精彩を放ち続ける限り、少なくとも僕はどんな作風であろうと受容出来てしまうことが本作を聴いて判然としました。むしろもっとサディスティックに攻め込んでくれてもいいぐらい。「ららららいっ!」のような狂気すれすれラインの楽曲にも、どんどんチャレンジしていってほしいな。





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