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4D-JAM 『S・S・S ~Soul Searchin' System~』

2014年10月09日 23:22



<アルバムレビュー>
4D-JAM 『S・S・S ~Soul Searchin' System~』 (2014/9/24)

1. We're In Love
2. MUSIC

3. WE CAN JAM
4. Will Be There
5. APPLE DAY Another Day Remix
6. チイサナ炎

7. KALADE SUMMER
8. Right Back interlude
9. Half Way 2 The Sun
10. The Seeds Of Love
11. Hope+Pray
12. episode
13. Soul Searchin'
R&Bブーム真っ只中の1999年にGIZAからメジャーデビューし、2002年に表舞台から退いた4D-JAMが二人体制で再始動。「COME JAM SPACE」以来、実に14年ぶりとなるアルバムをこのほど発表しました。R&Bのみならずあらゆるテイストを巧みにクロスオーバーさせる手法は、長い潜伏期間を経てよりフリーダムな次元に突入。それこそ、前作のモチーフだった宇宙をも颯爽と追い越す勢いで。

冒頭からエッジの効いたアコースティック・ファンク「We're In Love」、ラテンフレイヴァーが底抜けに明るいリズムを振りまく「Music」といったダンサブルな音色で懐かしさをとくと煽り、以降ブラコン要素ありの「チイサナ炎」、ブルージーな装いを強めたオールド・ロック「Half Way 2 the Sun」、ふるかわ魔法の陰影に富んだ歌唱に心打たれる正統派バラード「Episode」など、良質なミディアム〜スロウ群も続々とお目見え。他方、幽遠なオルタナ・エレクトロにまたがる「Hope+Pray」のような実験曲も突如として聴覚を刺激し、彼らが今様なアプローチにも対応できるユニットであることを思い知らされることに。中でも僕のフェイバリットは、M-4の「Will Be There」。牧歌のごとくのどかなポップ・サウンドは今昔のスタイルの狭間と位置づけるにふさわしく、時代を股にかける4D-JAMの音楽性がスマートに堪能できます。

そんな多種多様なラインアップをツアーガイドさながらに統括するのが、ラストに収録されたパワフルな高速ダンサー「Soul Searchin'」。近未来的なディスコ情趣、そして荒涼とした風景を孕んだ疾走感はまさしく4D-JAMワールドの極致とも言え、無条件での高揚を禁じ得ません。シオジリケンジ、ふるかわ魔法それぞれの手練によってめまぐるしい場面転換が続く本作ですが、肝心の大団円をスタンダードなナンバーが担っていることで、聴後感という名の収まりがすこぶる良い。何だかんだ言ってこういう路線が一番落ち着くんだよなぁ。

享楽と音楽愛に満ちたリリックの効果も大きく、あえて大仰に表現するなら”人生を前向きに捉えられる一枚”。下手なカムバックでないことも事実なので、メジャー期を知っている人もそうでない人も、安定して楽しめること請け合いです。



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