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DA PUMP 『Da Best of Da Pump』

2014年10月23日 14:34



<アルバムレビュー>
DA PUMP 『Da Best of Da Pump』(2001/2/28)

1. Feelin’ Good -It’s PARADISE-
2. Love Is The Final Liberty
3. Stay Together
4. ごきげんだぜっ! ~Nothing But Something~
5. Rhapsody in Blue
6. Around The World
7. Joyful
8. Crazy Beat Goes On!
9. We can’t stop the music
10. I wonder...
11. Com’on! Be My Girl!
12. if...
13. Purple The Orion
14. if... (Tsutchie remix) (Bonus Track)
15. Com’on! Be My Girl! (DJ YUTAKA remix) (Bonus Track)
16. if... (3Y8M23D mix) (Bonus Track)
17. From Summer Time... It's All Right... (Bonus Track/初回盤のみ)

DA PUMPの新譜が久々のm.c.A・Tプロデュースだったことを受けて、両者によるタッグ力が目覚ましかった黄金期のベスト盤をご紹介。収録曲はすべてm.c.A・Tこと富樫明生の手によるもので、デビューから2001年1月のヒット曲「Purple The Orion」までの全シングルにくわえ、聴き応えのあるボーナストラックが収録されています。

DA PUMPはダンス系ユニットの名門である沖縄アクターズスクール出身で、デビュー時のメンバーは4人。ブラコンを下敷きにしたグルーヴあふれるサウンド、ISSAの軽妙なハイトーン・ボイス、そしてスタイリッシュなダンスの三本柱を武器に、日本市場における”歌って踊れるメンズ・アイコン”の礎を築きました。事務所の弟分であるw-inds.や三浦大知ら実力のあるエンターテイナーが飛躍して久しいですが、DA PUMPはまさしくそのパイオニア。特に2000年頃は「if...」が大ヒットを記録したことも相まって、男女を問わず人気を博していた印象です。

かく言う僕も大のDA PUMPファンでして、このベスト盤も何度聴いたか知れません。古き良きマナーを今様なJ-POPへと昇華していく力が絶大、とでも言いましょうか。「Feelin' Good -It's PARADISE-」や「Com'on! Be My Girl!」といったニュージャックスウィングを存分に踏襲した楽曲から、「Around The World」では90'sのベーシックR&Bなスタイル、果ては「Joyful」に代表されるヒップな解釈まで、DA PUMP側の瑞々しいアクションもさることながら、m.c.A・Tの趣味がいかにクールであるかを思い知らされる充実のラインナップ。無論、捨て曲など一切見当たらない名盤なのですが、「Around〜」あたりから洗練された音組みが徐々に本格化するので、オーセンティックなブラック・フィーリングを堪能したいなら後半がオススメ。楽曲を経るにつれて大人っぽい艶を増していくISSAのヴォーカルにもぜひ注目を。

そしてもう一つ、DA PUMPを支持する依拠として、玄人向けの音楽トピックが豊富である点が挙げられます。たとえば、デビュー作「Feelin'〜」や4thシングル「ごきげんだぜっ! ~Nothing But Something~」、そして本作初回盤限定のボーナストラック「From Summer Time... It's All Right...」などの多くの楽曲は、かつてm.c.A・Tが自身名義で発表した楽曲のカヴァーであるということ。DA PUMP好きが高じて本家に辿り着いた口ですが、m.c.A・T版もかなりのクオリティで圧倒されます。また「We can't stop the music」はトム・ブラウンの「Funkin' For Jamaica」 、「Com'on!〜」ではビゼーの組曲「アルルの女」をそれぞれサンプリング。J-POPの中核にいながらこのようなギミックをつとに仕掛けているあたり、彼らのバックボーンにブラックミュージックが確かに存在していることを決定付けています。極めつけは、本作収録のリミックスに関与したメンツの豪華さ。「if... (Tsutchie remix)」はその名の通りSHAKKAZOMBIEのTSUTCHIEが手がけ、DJ YUTAKAがファットなトラックで魅せる「Com’on! Be My Girl! (DJ YUTAKA remix)」のクレジットには、あのトークボックス奏者Como-Leeの名も。「if... (3Y8M23D mix)」に至ってはスクラッチにRIP SLYMEのDJ YUTAKA、中盤に登場する女性ヴォーカルに為岡そのみという今となっては贅沢この上ない取り合わせが実現しています。このほか、同年にリリースされたリミックス・アルバム『Da Best Remix of Da Pump』も非常にそそられる顔ぶれだったりと、彼らを取り巻く音楽的美点は枚挙に暇がありません。ポピュラーな本作に軸足を置きつつ、各作品くまなくチェックしてみることをお薦めします。





 


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