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Da-iCE 『FIGHT BACK』

2014年10月24日 20:58



<アルバムレビュー>
Da-iCE 『FIGHT BACK』 (2014/10/15)

1. FIGHT BACK
2. SHOUT IT OUT
3. BOMB
4. Noise

5. TOKI
6. ハッシュ ハッシュ
7. Did you know?
8. Stay

9. I still love you
10. Startin’ Up
11. LOST LOVE


「顔面偏差値75ユニット」の異名を取る5人組、Da-iCEのメジャー初アルバム。先の触れ込みに違わずアイドル人気も凄まじい彼らですが、「ビジュアルだけで売れているグループ」などと高を括ってしまうのは至極ナンセンス。花村想太と大野雄大によるツインヴォーカルは安定した処理能力を誇っているし、スタイリッシュな動作を繰り出すダンスも、三浦大知との仕事でもお馴染みのs**t kingzがコレオグラフに関与するなどかなりの本気度。見てくれ至上主義で肝心の内容が味気ない量産型も多く登場する中、彼らは音楽面においても卓越した実力と個性で突き進む品行方正なアーティストなのです。特に、これらの要素と抜群のキャラ立ち具合で沸かせるライブは必見。熱狂的なファンばかりに支持を任せているのが少し勿体ない気すらしてきます。

本作を取ってもステージでの定番曲を多く収録し、最大のトレードマークであるエネルギッシュな姿勢を思いっきり感じてくれと言わんばかり。盟友SHIROSEとher0ismの共作によるタイトルトラック「FIGHT BACK」がまさしくその象徴を成し、ド頭から我々に渾身の一撃を食らわせます。時代を憂う心と紛うことなき希望が交錯するシリアスな一曲。相変わらずSHIROSEは良い詞書くなあ。

M-1の急発進を何ら無駄にすることなく、アルバムは折り返し地点のM-6まで怒濤のアッパー攻め。シングルA面に起用された3曲の強烈な存在感もさることながら、野性を呼び覚ます超フリーキーなEDM「BOMB」、滑空するようなサビが特徴のミドルダンサー「Noise」など、初めて音源化されたナンバーも負けじと猛威を振るいます。「Did you know?」からは一転して、メロディアスなツボを押さえた楽曲が続々とお目見え。幻覚的にシンセが舞うR&B「Stay」、歌唱に焦点を絞った本作唯一のバラード「I still love you」、そして感情を高ぶらせる迫力のラストチューン「LOST LOVE」と、静と動の両側面を巧みに切り替えながら、飽和ぎりぎりのスケールで楽しませてくれます。

グループの特性上、ダンスナンバーが犇めいているのは当然として、その分スロウサイドや意表を突くアプローチにも力を注ぎ、イメージを多面的に打ち出している点が好印象。本作に収録こそされていませんが、シングルのカップリングでは2ステップ調のトラックに挑んでいたりと、この手の新人アーティストにしては異例とも言える引き出しの多さなんですよね。まさに筋金入りのエンタメ気質。今後はもっとチャレンジ精神に磨きが掛かるだろうし、この調子でアーティスト・クオリティもじっくり煮詰めていってくれたらもう、万々歳です。







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