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ゴスペラーズ「The Gospellers Now」

2014年11月18日 22:20



<アルバムレビュー>
ゴスペラーズ 『The Gospellers Now』 (2014/9/17)

1. SING!!!!!
2. HIT ME
3. LAZY RAIN
4. Be shiny

5. Sherry
6. My girl friend
7. くれないの街
8. Looking for your love
9. reborn

10. MOVIE☆STAR
11. 3月の翼

1stアルバムのレイアウトをまるっと摸したジャケット写真も印象的な通算14枚目のオリジナル作。今回主眼に置かれているのは、かつて一世を風靡した年代物のサウンド。余裕たっぷりに戯けるゴス流GS「HIT ME」を皮切りに、マージービート特有の歪んだギターをフィーチャーした「My girl friend」、加山雄三ら昭和のスターを彷彿とさせる本格歌謡曲「くれないの街」、そしてブルーノ・マーズ「Treasure」への敬意も払ったダンス☆マン参加のディスコ・ファンク「MOVIE☆STAR」と、時間旅行さながらにあの手この手でリヴァイバルに励んだ構成はじつに痛快です。エヴァーグリーンな名曲のカヴァーや往年のアレンジを下敷きにした手法が持て囃されている昨今ですが、本作を聴く限り、ただトレンドに便乗しただけの軽率な代物でないことは火を見るよりも明らか。守備範囲が異常なまでに広いばかりか、各ジャンルに対する造詣の深さを丁寧かつユーモラスに消化しているため、もの懐かしくあると同時に決定的なまでに新しい。そしてその方向性こそが、ゴスペラーズがデビュー20年目を迎えてもなお、革新目がけて邁進している勇ましいユニットである事実をもおのずと象徴しています。「The Gospellers Now」という一見皮肉めいたタイトルも、全編を通して彼らの意図が汲み取れた途端にすんなり合点がゆくはずです。

他方、竹本健一が制作に関与したR&B風情のあるミディアム「LAZY RAIN」、歴代のシングル曲を彷彿とさせるフレーズを散りばめた清涼アカペラナンバー「Looking for your love」といったパブリック・イメージにほど近い楽曲も収録されているので、懐メロにちょっとした抵抗がある人は元より、ベタなゴスペラーズ節が聴きたい人にも打って付けの一枚かと思います。12月にはアニバーサリー・ベスト『G20』もリリースされることですし、前哨戦がてら、本作で彼らの先進的な姿勢を今一度噛み締めてみることをお薦めします。





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