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2014年 アルバム作品 ダイジェスト・レビュー Vol.5 【May J./EXILE TRIBE/CHIHIRO/鈴木雅之/especia/TWILIGHT TIME/0TU1/伊集院幸希】

2014年12月14日 15:53

【2014年  アルバム作品  ダイジェスト・レビュー  Vol.5】


May J.『Imperfection』
(2014/10/8)

1. 光のありか 2. 本当の恋 3. 心の鍵 4. Sunshine Baby!
5. Clap! 6. HAPPY DAY 7. 誓いのキス 8. Lovin’ you
9. Mama found…“Forever” 10. 未来へ 11. つかのまの虹でも
12. Let It Go [英語歌] (Bonus Tracks) 
13. 本当の恋 [Orchestra ver.] (Bonus Tracks)


「Let It Go 〜ありのままで〜」の国民的ヒットによって一躍時の人となったMay J.。その「Let〜」ももちろん収録した7thオリジナル・アルバムは、J-POP純度の高いメロディ・ラインとMay J.のしなやかな歌声が谺する一品。ヒットに恵まれスターダムがいよいよ現実のものとなっているからか、全体的にポジティブかつ覇気のある姿勢が頭をもたげ、とりわけ小気味よいサウンドで魅せる「光のありか」における清々しい表情は、たとえ彼女が歌っている姿を見ずとも元気をもらうこと請け合いです。ポップと言ってもその様相はかなり洒落ていて、M-6やM-9あたりのヴィンテージ感はブラックミュージック・ファンの心もきっとくすぐるはず。


EXILE TRIBE『EXILE TRIBE REVOLUTION』
(2014/8/27)

1. THE REVOLUTION 2. 24WORLD 3. VICTORY 2014
4. Someday 5. Best Friend’s Girl 6. Choo Choo TRAIN
7. WON’T BE LONG 8. 君の瞳に恋してる -Can’t Take My Eyes Off You-
9. 銀河鉄道999 10. CLAP YOUR HANDS 11. BURNING UP
12. 24karats TRIBE OF GOLD 13. Fly Away 14. Keep On Singing


EXILE TRIBE初のアルバム作品。念のために断っておきますが、EXILEがデビューした頃からのファンです。それゆえ、本作が打ち出した仕様にはことさら異論を唱えずにはいられない。まず、全収録曲の中で純然たる新曲がわずか3曲で、ほかは全て関連ユニットのセルフ・カヴァーという有様。その分、アレンジ面で遊ぶなどして聴き手に新鮮味を与えてくれればまだ苦言を呈する可能性も低かったのでしょうが、押し並べて原曲とほとんど大差ないアレンジだわ、各ヴォーカルにもアッと言わせるような工夫が見られないわで、どうしても溜飲が下りない。おまけに、一派の中核を担っているはずのATSUSHIが不参加とあって、没個性気味な作風にますます拍車が掛かってしまっているわけです。唯一の良心は、STY×Maozonコンビの「24WORLD」が最高に格好良いダンス・アンセムであることぐらい。嘱望の意に変わりは無いので、来年やってくる個々のアルバム・ラッシュで挽回してくれたら幸いなるかな。


CHIHIRO『RESET ~また、恋したくなるように〜』
(2014/9/17)

1. RESET 2. ライバル 3. 百年ノ恋
4. Ex-Boyfriend 5. シングルジンクス 6. HOME


今年3月の『LOVERS』に続き、またしてもアルバム(とは言えミニ仕様ですが)を送り出したのはCHIHIRO。前作で顕著だった幸せいっぱいムードに一区切りつけ、本作では胸がつかえる片想いソング「RESET」を筆頭に半ば殺伐とした恋愛歌が軒を連ねています。もっとも、その方向性がサウンド面含め好作用をもたらしているのも事実。M-2の「ライバル」では独占欲の強い女性を攻撃的なR&Bトラックで表現し、はたまたタイトルからしてブラックミュージック贔屓の「Ex-Boyfriend」はストリングスが渦巻くCHIHIRO史上屈指のシリアス・ミドルに仕上がっていたりと、おセンチな心情を通してクールな音作りに励む、言わば”昇華”の作業に余念がありません。今後もこの路線を念入りに追究してくれることを願います。


鈴木雅之『DISCOVER JAPAN Ⅱ』
(2014/9/10)

1. Overture ~Sound Trip Discovery~ 2. タイムトラベル 3. 接吻
4. 幸せな結末 with 松 たか子 5. 歌うたいのバラッド
 6. 恋は陽気にスィングで
7. コイン・ランドリー・ブルース 8. 月のあかり 9. 星屑の町 
10. You Go Your Way with 川畑 要(CHEMISTRY) 11. 夜明け前の浜辺


カヴァーが持て囃されて久しいですが、彼のこの作品を聴くにつけ、ヴォーカルに揺るがぬ個性さえあれば、カヴァーだって何だって一級品の輝きを放つことを思い知らされます。むろんそれは、「接吻」や「歌うたいのバラッド」といった比較的ベタな楽曲の場合でも同様。こと本作に関して言えば、ブルースのマナーに則ったいぶし銀なサウンド・プロダクトも手伝って、どこからどう聴いても紛うことなきマーチン節の極致。「星屑の町」なんて、ジャジーに躍動するアップナンバーなのに上品な仕草のひとつひとつが泣けてしょうがないです。M-4の「幸せな結末」では、かつて同曲が主題歌の某ヒットドラマに出演した松たか子をデュエットに起用するなど、リスナーが”ニヤリ”を禁じ得ない試みも堪能に。


especia『GUSTO』
(2014/5/28)

1. Intro 2. BayBlus 3. FOOLISH 
4. アバンチュールは銀色に(GUSRO Ver) 5. Mount Up
6. BEHIND YOU 7. 嘘つきなアネラ 8. Intermission
9. No.1 Sweeper 10. L'elisir d'amore 11. 海辺のサティ(PellyColo Remix)
12. ミッドナイトConfusion(Pureness Waterman Edit) 13. くるかな
14. アビス 15. YA・ME・TE! (GUSTO Ver) 16. Outro

大阪は堀江を拠点に活動する5人組アイドルの1stフルアルバム。Negiccoやlyrical schoolなど、ブラックミュージックやクラブミュージックの流儀に跨がるアイドルがここのところ賑わしい感がありますが、ズバリ彼女らもその類いで、それもかなりの本格派。アダルト・コンテンポラリー一直線の渋いホーンがうねる「Bay Blues」、こざっぱりとしたAORサウンドがたゆたう「嘘つきなアネラ」、リック・アストリー「Together Forever」に通じる華やかな80年代解釈「ミッドナイトConfusion」など、往年を沸かせたグッド・ミュージックの数々を若き5人がみずみずしく表現。アイドルの軸はぶらさずにここまで振り切れちゃうのは、正直言って凄い。


Various Artists『TWILIGHT TIME』
(2014/10/29)

1. PAPER DOLL 2. アクアマリンのままでいて 3. Mr.サマータイム
4. 真夜中のドア 5. 悲しくてやりきれない 6. 個人的メッセージ
7. Still I love you 8. SAY GOODBYE 9. 恋は流星
10. DO YOU REMEMBER ME 11. ほうろう 12. パレード


近年、日本独自の発展を見せているシティ・ポップに焦点を当てたコンピレーション。オーバー40が思わず飛び上がりそうな選曲もさることながら、参加アーティストも一十三十一、曽我部恵一、Sotte Bosse、流線形ら、シーン周辺に属する間違いのない布陣。monologと市川愛のタッグによるファンキーな山達カヴァー「PAPER DOLL」に始まり、澄み切ったシンセが王道の魅力を築く「アクアマリンのままでいて」、メルヘンなアレンジが敷かれた「DO YOU REMEMBER ME」など、こだわり抜かれた名アプローチが優雅な非日常を演出する様は圧巻です。個人的には、奇妙礼太郎がアコギ一本で弾き語る哀愁歌謡「悲しくてやりきれない」が白眉。


0TU1 他 『SHUT UP AND PARTY』
(ライブ会場限定販売)

1. PARTY STARTER / 0TU1 2. T.I.D / Supanova 3. LUV4U / 0TU1
4. LOVE HIGH / 0TU1 5. Tik Tok / 0TU1×3K-RAT 
6. Protain Shake / Tokyo Bukkake Kidz

渋谷無礼者の一員としても活動する0TU1のライブ会場限定アルバム。後にフルアルバム『ONE』に収録される運びとなる自身名義の3曲と、外部アーティストと結成したSPユニットによる3曲から構成されています。TERIYAKI BOYZ的なトランシー極まりないヒップホップ・チューン「Protain Shake」など、手売りにしておくのが勿体ないぐらい尖った佳曲揃いなのですが、中でも特筆すべきはM-2の「T.I.D」。0TU1に加え、MIKU a.k.a tomboy、ジェニー・ブランチ、KIDら東京圏内の猛者たちが集結し、逆境をものともしないオリジナリティの塊をストイックに放出。無機質なトラックが適度にスリルを煽り、何だかとてつもない音楽を耳にしている気分に。エグいっ!


伊集院幸希『月曜日と金曜日』
(2014/4/23)

1. 彼女は金曜日 feat. RUMI 2. Midnight Train feat. Meiso
3. 愛の逃亡者 feat. B.I.G. JOE 4. 愛なき世界で feat. タカツキ
5. ハートエイクのブルース feat. DARTHREIDER
6. マリーの24時間だけの恋 feat. HAIIRO DE ROSSI
7. パパのブルー・スウェード・シューズ feat. KEN THE 390
8. Butterfly Lady feat. BASI 9. 帰れない二人 ~遠雷篇~ feat. 鬼
10. 世界でいちばん幸福(しあわせ)な男と女

EscalatorsのZOOCOよろしく線の細いセクシー・ボイスが特徴の女性シンガーが、数多くのヒップホップ・ミュージシャンと共に織り上げた2ndアルバム。由緒あるウルトラ・ヴァイブからのリリースとあって、薫り高きソウル・ミュージックとレトロ歌謡のすこぶる粋なフュージョンを展開。時に荒々しく、時にアンニュイに起伏する気まぐれなソング・フロウは、四方八方に飛び散るサウンドの臨場感も相まってなかなかのインパクトです。アップなら「愛の逃亡者」、バラードなら「マリーの24時間だけの恋」あたりがお薦め。もちろん、客演メンツ目当てで食い付いても何ら損はしません。

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