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Especia『Primera』

2015年02月19日 21:35



<アルバムレビュー>
Especia『Primera』 (2015/2/18)

1. We are Especia ~泣きながらダンシング~
2. Interlude
3. West Philly
4. Sweet Tactics
5. シークレット・ジャイヴ
6. Skit
7. さよならクルージン
8. Security Lucy
9. Outro

大阪は堀江をレペゼンする5人組ガールズ・グループ:Especiaが、本作で満を持してメジャーデビュー。アイドル見地で語られる機会の多い彼女たちですが、擁する音楽ジャンルがファンク、AOR、R&B、ブギーなどことごとくアーバン寄りということで、気付いたときには目が離せない存在となっていました。

アルバムは、メジャーの舞台に降り立つにあたっての決意を表明する5人のポエトリー・リーディングからスタート。葛藤も交えながらシリアスに展開するそれは、たとえるなら卒業式で生徒が一言ずつたすきを繋いでいくスピーチリレー。青春を通過した身にとって、汗と涙を恥じらいもなく集約させた台詞の数々はあまりに甘酸っぱく、そこから雪崩れ込む形で流れ出す若旦那プロデュースのリード曲「We are Especia ~泣きながらダンシング~」とあわせて、冒頭から心を打ち付けられることに。同曲で自信を掲げた彼女たちはその後も、艶美なホーン・セクションに息を呑まずにはいられないメロウ・ミドル「West Philly」、EspeciaのAOR部門担当とも言えるマセラティ渚によるサウンドと、シンガーソングライターのUKOが書き下ろした歌詞が80'sコンシャスな格調高い世界を織り上げる「シークレット・ジャイブ」など、インディーズ時代と何ら遜色のない調子でおしゃれなアプローチを披露。それどころか、曲を追うごとにグルーヴはぐんぐんと上昇を続け、終盤の「Security Lucy」に至ってはだめ押しとばかりに活発&キューティーなフェイクが炸裂。最後の最後まで、ガールズ・グループらしからぬ都会派演出で楽しませてくれます。

一周回った新しさを提案するゴージャスなサウンド・アレンジだけでも十分瞠目ものなのですが、5人が魅せるヴォーカル・タッチにも相変わらず強い結束力と堅実さが見て取れ、時流に乗って偶発的に地位を獲得してきたアーティストなどでは断じてないことをつくづく思い知らされた次第です。多様化を極めるここ数年の市場の中でも取り立てて異端なグループであるだけに、メジャー以降もアイドルの体裁はどんどん逆手に取っていってほしいし、ステレオタイプの少女たちには成し得ない良い意味での裏切りの数々にも期待せざるを得ません。





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