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清水翔太『ALL SINGLES BEST』&JBS選『マスト・シミショー』

2015年02月26日 22:44

 

<アルバムレビュー>
清水翔太『ALL SINGLES BEST』 (2015/2/22)

<ディスク1>
1. HOME
2. I miss you -refrain-
3. DREAM
4. 君さえいれば feat. 小田和正
5. さよならはいつも側に
6. Diggin’ On U
7. love
8. My Treasure
9. 冬が終わる前に
10. 桜 -Additional Track-
11. マダオワラナイ

<ディスク2>
1. YOU&I
2. GOODBYE
3. 君が好き
4. 「アイシテル」
5. 366日 feat. 仲宗根泉(HY)
6. 君が暮らす街
7. SNOW SMILE
8. WOMAN DON’T CRY
9. 美しき日々よ
10. 春風 -Bonus Track-


2008年、シングル「HOME」で鳴り物入りのデビューを果たした清水翔太が、キャリア7周年の節目に合わせて初のシングル・ベストを発表。アガれるナンバーから聴かせるスロウまで、彼が世に送り出してきた多種多様なアプローチに耳を傾ける内、そのいずれもがポピュラリティと強い信念にあふれていること、そして清水翔太が非凡な才能の持ち主であることをあらためて実感させられました。

今回は、全収録曲の簡単なレビューのほか、デビュー時から彼を追い続けている当サイトならではの視点で「マスト・シミショー」プレイリストを作成。個人的な嗜好をもとに、ベスト盤と合わせて聴くことでより意義の強まりそうな楽曲を選んでみました。清水翔太の軌跡を振り返る材料として、ぜひ参考にしてください。

<ディスク1>

1. HOME
記念すべきデビュー曲にして、翔太を一躍スターダムへと押し上げた代表曲。郷愁を振り切って夢に邁進する志の高いリリックや、押韻を用いた小気味よい各パートをしかと噛み締めれば、この曲が孤高の存在になっていることにおのずから頷けるはず。

2. I miss you -refrain-
一方、こちらは現時点での最新シングル。SPICY CHOCOLATEとのコラボ作「I miss you」のセルフ・リメイクで、アコースティックを基調とした素朴なアレンジに仕上がっています。

3. DREAM
テレビ東京系列 ドラマ24「なぞの転校生」エンディングテーマ。翔太が得意とする耳馴染みの良いメロディを主軸にした、小細工なしのメッセージ・ソング。

4. 君さえいれば feat. 小田和正
国宝級のハイトーン・ボイスを持つ小田和正と共演した13thシングル。小田との年齢差を感じさせない翔太の堂々たる歌いっぷりもさることながら、両者の声質が思いのほか絶妙なアンサンブルを形成していることにも驚かされました。

5. さよならはいつも側に
4thシングル「美しき日々よ」と両A面で発表されたミドル・ナンバー。大切な人と過ごす日々の尊さを綴ったリリックは、翔太の王道題材にあたる泡沫的な人間関係のベーシックな体現。

6. Diggin’ On U
1stアルバムに収録されている、ゆったりとしたタイム感のヒップホップ・ナンバー。楽観主義に基づいたパーティー・ヴァイブスに、翔太のラップがユルく絡まります。

7. love
感傷染み渡るソウル・オリエンテッドなバラード。サウンド/歌唱ともにストレートな手法を用いることにより、何度も濾過を繰り返したような透明感抜群の聴き心地に。

8. My Treasure
あどけなさの残る表情が浮かび上がる3rdシングル。背伸びを排した実直なメッセージは「HOME」の後日談のようでもあり、日常のあらゆるシチュエーションで優しく背中を押してくれます。

9. 冬が終わる前に
季節特有のメルヘンチックなムードと遠距離恋愛を掛け合わせた、極上のウィンター・ソング。MANABOONが担当した甘美なアレンジにも終始ときめかずにはいられません。

10. 桜 -Additional Track-
厳かなピアノ伴奏によってシンプルに織り上げられるこのバラードは、2ndアルバム『Journey』の中でもとりわけ人気の高い1曲。徹底して歌にフォーカスを当てたスタイルは、「forget-me-not」や「366日」といった後のカヴァー作へも如実に受け継がれていくことになります。

11. マダオワラナイ
ニュージャックスウィングのグルーヴを生かした明朗快活なミドル・アップ。「終わりは新たな始まり」と示唆するかのようなタイトルにちなんでか、4thアルバム『Naturally』収録時と同様、今回もディスクの最後に収録されています。

<ディスク2>

1. YOU&I
すっきりとした味わいのメロディ、ポジティブなリリック、そして淀みのないヴォーカルと、キャッチーな要素がここぞとばかりに詰まったラヴ・ソング。“ウォークマン”Play You.「キミの知らない音project」のCMソングにも起用されました。

2. GOODBYE
ダンサブルな4つ打ちトラックとは裏腹に、リリックでは恋愛の幕引きを寂しげに描写した7thシングル。EDM旋風が本格化しつつある時期のリリースだっただけに、あらためて聴いてみると翔太なりにトレンドを消化した跡が散見。

3. 君が好き
「HOME」と並んで翔太のスタンダードに君臨する、ウェットな質感のラヴ・ソング。ライヴでは、一人の女性に向かって歌い上げる”ファン・サービス”がすっかり定着しております。

4. 「アイシテル」
サビで到来するファルセットが印象的な2ndシングル。ノスタルジーを掻き立てるサウンドは中毒性が高く、青春時代の思い出に煽られるかのごとく、時折無性に聴きたくなります。

5. 366日 feat. 仲宗根泉(HY)
HYの名曲を、同グループの紅一点である仲宗根泉を交えてカヴァー。ソウルフルなシャウトも飛び出す終盤の流れがやはり至高。

6. 君が暮らす街
「HOME」や「アイシテル」を経て、翔太が2010年に繰り出した”田舎風情ソング”がこれ。他のシングル作と比べるとやや地味ではあるものの、囁くような歌唱をはじめとする独自の哀愁要素に引っ張られ、どうにも憎めないのです。

7. SNOW SMILE
テディーベアをキーワードとして取り入れた、2014年版”遠恋ソング”。「冬が終わる前に」で色濃く表現された神秘性に代わり、距離を感じさせない前向きかつ濃厚な恋愛関係が強調されています。

8. WOMAN DON’T CRY
その名の通り、翔太が世の女性たちに向けて書き綴った応援歌。対象こそ絞られていますが、メッセージの着地点そのものは、歴代の楽曲の中でもっとも普遍的。

9. 美しき日々よ
人生謳歌を高らかに掲げ、ゴスペルにも通じる壮大なヴォーカルで魅了する4thシングル。容赦なくフェイクをお見舞いするクライマックスや、同輩を鼓舞する圧倒的なリリック・クオリティなど、どこを取っても翔太史に燦然と輝く完成度。これぞエモーショナル。

10. 春風 -Bonus Track-
かつてライブで披露していながら、現在に至るまで一度も音源化されていなかった幻の楽曲を、本作唯一の新曲として収録。印象としては、「桜」の系譜を汲む和情緒押しのミドル・スロウ、といったところでしょうか。流麗な旋律が功を奏して、儚さもひとしおです。

<JBS選『マスト・シミショー』>

1. Get Back
さてここからは、当サイトが選ぶスルー厳禁な楽曲をご紹介。まずは原点回帰の意を表した名盤『Naturally』のシンボルとも言えるこのナンバー。過去のアルバム・タイトルを引用した洒落たリリックは元より、往年のブラックミュージックへの憧憬を募らせたファンキーなアレンジが堪りません。

2. CREAM
『Journey』収録の超スウィートな名曲。作品を重ねるにつれてアダルトな魅力を振りまくようになった翔太ですが、この楽曲ではバブルガム・ポップを彷彿とさせるイノセントな魅力が炸裂。他愛もない所作に母性(あるいは父性)をくすぐられたリスナーも多いのではないでしょうか。

3. One Last Kiss
切ない心情をあくまで爽やかにアウトプットする流儀(名付けて、シミショー・フォーマット)のど真ん中をゆくミドル・ナンバー。小粋なラップ&ヴォーカルにくわえ、トランシーに彩られたサウンド・アレンジも見事。人気の高さを受けてか、後に盟友であるSHUNと共演したニュー・バージョンも制作されました。

4. Let's Groove
癖になるホーン・セクションを敷いた華麗なるダンクラ・オマージュ。上品にまとめられたヴォーカルからも分かるように、ムードはジェントル一色。そこはかとなく漂うジャミロクワイ臭もグイグイと聴覚を惹き付けて離しません。

5. Picture Perfect
メロディもトラックも申し分の無い出来映えなのですが、この楽曲においてはリリックがとにもかくにも素晴らしい。スポットライトを浴びる人気者ならではの悲哀を、十八番の”シミショー・フォーマット”に則って軽快に歌い上げます。全体的にほどよくポップなのもポイント。

6. Midnight Flight
ジャズをモチーフにした大胆なピアノラインに翔太の意欲をひしひしと感じる、3rdアルバム『COLORS』収録曲。状況に応じてヴォーカルにも外しを加えるなど、オーセンティックなソウル・ミュージックの追求に余念がありません。

7. UNHAPPY
情事を犯した恋人へのやりきれない思いを歌った男の悲恋ソング。「かわいい顔して やってる事 I Cant Believe It」と明らかに恨み節を盛り込んだ歌詞は、翔太の作品の中でもかなり奇矯な部類。STYが手がけたシリアスな色調のサウンドも、物々しいストーリーの具体化に一役買っています。

8. Gamble
ユニークなリリックも話題をさらった甘美なR&Bミドル。「UNHAPPY」が憤怒や落胆に身を任せた異色作なら、この楽曲は情欲と色香を存分に落とし込んだ新境地。「本当はこういう曲、もっと積極的にやりたいんだろうな」と勘繰らざるを得ないディープな世界観に注目です。

9. Jealous
カップリングからも一曲選抜。メインの「DREAM」が開放感のある正統派ポップ・チューンであるのに対し、本作は全編実験尽くし。オートチューン加工を施したヴォーカルに驚嘆したどころか、それが「女性に嫉妬しているロボットの心中」を表現するための工夫なのだと知り、尚のこと膝を打ちまくった次第です。

10. ENCORE
同名の5thアルバムでひときわ大きな熱量を携えていたのが、J-ロックのマナーに準拠したこの楽曲。テイストは意表を突くものであれ、身体から絞り出すように放たれるヴォーカルの威力たるや、やはり絶大。聴いている内に様々な著名バンドの名前を思い浮かべてしまうのも、おそらくは大衆精神に裏打ちされた彼の狙いだったのでしょう。





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