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Yup'in『Who are you?』

2015年03月17日 23:43

 

<アルバムレビュー>
Yup'in『Who are you?』 (2015/2/9) (現在、ライブ会場のみで販売中)

1. ヘルタースケルター Album Ver.
2. Goin' my way
3. No matter what I say

4. Distance of my mind
5. You Gotta Be -Urban 90's Remix-
6. Myself;Yourself

これまで数多くの若手アーティストを目の当たりにしていきましたが、結局のところ彼らの明暗を分けているのは、承認欲求の強さなのではないかと思う今日この頃。いくらヴォーカルのスキルやステージ上での振る舞いが素晴らしくても、個性を浸透させる術やガッツを心得ていなければ元も子もない。むしろ駆け出しの時分は、「ビッグになりたい」「存在を知って欲しい」と自身の志を最優先でアピールしたアーティストの方が、聴衆・観衆の心に強いインパクトを残すケースが多いものです。

そのロジックに則た際、まず最初に思い浮かんだのが彼女、Yup'in。無垢さとフェミニンな魅力入り交じる佇まいや、一挙手一投足を駆使したアクションの大きいパフォーマンス、そして荒削りながら必死さの伝わるヴォーカルなど、彼女が備える”武器”はどれも自らを全力で体現したものばかり。決して洗練されきってはいないものの、それこそが等身大のグルーヴを生み出し、我々に嘘偽りのないスタンスを知らしめる。まさしく若手随一にして、若手ならではの”ツカミ”を発揮しているシンガーソングライターと言えるでしょう。

そんなYup'inが、満を持して1stアルバムを発表。すでにリリースを終えている音源やライブで頻繁に歌唱されるナンバーなど計6曲を収めた、第一期集大成にふさわしい一枚です。その内、重量感のあるミドル・ダンサー「Goin' my way」や、当サイト監修のコンピレーション「JAPANESE BLACK STYLE VOL.2」でも異彩を放った「ヘルタースケルター」、DJ CATCHERプロデュースのプリミティブなR&B「You Gotta Be」などは本作の収録にあたって新たなアレンジが施されており、生粋のYup'inファンにとっても耳新しいラインナップに。

やはりこうして歴代の楽曲が集結すると、彼女の気迫がいかにぶっ飛んでいるのかがはっきりと見て取れます。サウンド・ワークの多彩さはもちろん特筆すべき美点で、現代に生きる女性らしいアグレッシヴな側面を上手に演出しているわけですが、それ以上にヴォーカル面やリリック面での繊細な技巧が光っていて、良い意味でとても彼女本位。時に捲し立て、時に献身的にと、硬軟を織り交ぜながら聴き手へ伝達しようと踏ん張るがむしゃらな勇姿が、潤滑剤のごとく心を素直に突き動かします。出過ぎた表現を承知で言いますが、素敵なシンガーになったなぁと。

現在はライブ会場のみで販売されている本作ですが、めでたいことに売り切れ間近の模様。贔屓目を抜きにしても着実に進化しているシンガーの代表格だと思うし、これを機にもっと突き抜けてくれたらこちらとしても嬉しい限り。そして、本稿を読んで彼女にそそられ始めたそこの貴方。「Yup'inとは果たして何者なのか?」を解き明かしたいなら、どうぞお早めに・・・。

http://avex.jp/yupin/





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