2009年02月06日 00:00

m-floのVERBAL、RIP SLYMEのILMARIとRYO-ZI、WISE、そしてファッションブランド「「A BATHING APE」の創設者であるNIGOから構成されたHIP HOPグループ・TERIYAKI BOYZのニューアルバム『SERIOUS JAPANESE』(09.01.28)。前作「BEEF or CHICKEN」から3年2ヶ月ぶりとなる通算2枚目のアルバムです。制作陣には、前作に続いての登板となるThe NeptunesやCorneliusのほか、Kanye West、テイ・トウワ、Jermain Dupri、Mark Ronsonら国内外から豪華な布陣が集結しています。
1. please come INTRO!
2. WORK THAT feat.PHARRELL & CHRIS BROWN
3. AFTER 5(A.M.) feat.MADEMOISELLE YULIA
4. TOKYO DRIFT (FAST & FURIOUS)
5. SWEET GIRL feat.DONDRIA
6. TERIYA-KING feat.KANYE WEST & BIG SEAN
7. 5TH ELEMENT feat.CORNELIUS
8. SERIOUS JAPANESE
9. ZOCK-ON! feat.PHARRELL & BUSTA RHYMES
10. (CAN'T) "BAKE" THAT "FAPE" feat.TAKAGIKAN & ADROCK
11. いつも IT'S MORE
12. I still love H.E.R. feat.KANYE WEST (ALBUM MIX)
13. get the hell OUTRO
14. TOKYO DRIFT (FAST & FURIOUS) REMIX feat.PUSHA T & FAM-LAY
客演にPharrellとChris Brownを迎えたタイトな本流チューン②『WORK THAT』、淡いシンセ音が飛び交うテイ・トウワプロデュースのクラブ・アンセム②『AFTER5(A.M.)』、Gwen StefaniやM.I.Aがこなしそうな独特の女声Hookが印象に残る無骨なダンスホール風ナンバー④『TOKYO DRIFT(FAST&FURIOUS)』、メロウのツボを抑えたラグジュアリーなトラックが心地良いJDプロデュースの⑤『SWEET GIRL』、「テリヤーキーングス・キーングス」というキャッチーなHookを軸に展開する蟹江プロデュースのドープチューン⑥『TERIYA-KING』、和を重んじ誇った各々のフロウにも注目の⑦『5TH ELEMENT』、Amy Winehouseの「Rehab」などを手がけてきたイケメンクリエイター・Mark Ronson提供の、軽妙なライムが癖になるシュールなタイトルチューン⑧『SERIOUS JAPANESE』、爽やかなネタ使いで一般ウケも良さそうなリード曲⑪『いつもIT'S MORE』、そして蟹江プロデュース&客演を引っ提げ1年余りの沈黙を破ってリリースされたシングル曲⑫『I still love H.E.R』などなど、
個々の音楽活動を経て一段と説得力を増した柔軟なフロウで、「HIP HOPの素晴らしさ・楽しさ」をあらためて多方面から見いだし、そしてそれを精力的に聴き手に訴求しようとする意志が非常に強く伝わってきた作品でした。勿論、一流作家らの手がけたバラエティ豊かなトラックによるところも大きいんですが、それらのインパクトにも決して飲まれる事なく、自らの個性・思考を最大限に振りまききった彼らには、今すぐにでも直接拍手を送ってあげたいくらいです。特に今作におけるVERBALのパートは皆神すぎるw 覚醒しまくりですw
★★★★★★★★★☆
◆Official⇒http://teriyakiboyz.com/
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コメント
501 | URL | eYj5zAx6
Re: TERIYAKI BOYZ 『SERIOUS JAPANESE』
うぉっレビューのタイミング被ったw
今回本当傑作ですよね~特にVERBAL!
あんまりにも惚れ直したので過去のm-floの音源から彼のパートを聴き直してますw
マジでHIP HOPって素晴らしい。
( 2009年02月06日 01:21 [Edit] )
ピタ | URL | -
Re: TERIYAKI BOYZ 『SERIOUS JAPANESE』
最初は全然興味なかったんだけど
この前、ふらっと立ち寄ったショップで試聴したら
かなり聞きやすい感じでちょっと欲しくなったw
日本語のHIP HOPって、個人的には聞いてて
ちょっと恥ずかしさがこみあげてくるものが多いんだけど
そういうのを感じさせなかったから好感度高し(特にVERBAL)。
( 2009年02月06日 01:24 [Edit] )
ケンイチ | URL | -
Re: TERIYAKI BOYZ 『SERIOUS JAPANESE』
>>501さん
俺もさっき丁度そちらのブログに伺って笑いましたw
VERBALはやはり他メンツと比べると頭一つ抜きん出ているというか、溌剌とした才能の持ち主だなぁ~とこれ聴いてあらためて実感しました。
日本のHIP HOPも捨てたもんじゃないっすw
( 2009年02月06日 03:37 [Edit] )
ケンイチ | URL | -
Re: TERIYAKI BOYZ 『SERIOUS JAPANESE』
>>ピタ君
特に前半は、かなりピタ君好みの楽曲揃いやと思うで(・∀・)
今の日本のHIP HOPって形骸化してすっかり生温くなってもうてるから、聴いててもあんま奥行きを感じないんよな。まぁ別に嫌いなわけでもないんやけどw
TERIYAKIはそこらへんのアプローチというか、リスナーへの歩み寄り方も上手いなぁと思った。
( 2009年02月06日 03:44 [Edit] )
yuh | URL | SRVNgQw.
Re: TERIYAKI BOYZ 『SERIOUS JAPANESE』
お初です。
自分と同じこと思っている人がいると思ってコメントしました。
今回のアルバム良い意味でPOPと言うか、全作のキャラに合わない楽曲じゃなくて彼らの良さが出てますよね!
で、VERBALのラップですが、ほんとかっけーですよね!昔は詰め込み過ぎだろってくらいの詰め込みラップだったのに、あえて語数減らして韻を際だてたり、言葉遊びを楽しんでるって感じで。
このスタイルになったのって、COSMICOLORとかDOUBLEのSUMMER TIMEくらいからですよね!
とりあえずかっこよすぎて改めてやっぱ天才だっておもいました。
( 2009年02月06日 09:08 [Edit] )
ケンイチ | URL | -
Re: TERIYAKI BOYZ 『SERIOUS JAPANESE』
>>yuhさん
初めまして!
書き込みありがとうございます。
おっしゃるとおりですね~。各キャラの身の丈に合っているというか、どれも等身大な作りになっているように強く感じました。これに関しては彼らのみならず、制作陣の健闘によるところも大きいですよね!
VERBALのフロウスタイルは、デビュー以降何度か変遷を繰り返してますよねぇ~。昨今の彼のスタイルはおっしゃる通り余裕のあるライミングが多いので、早口系フロウとはまた違うたしなみ方が出来るんですよね。 攻めにも守りにも器用に立ち回るVERBALさん、素敵っすw
( 2009年02月06日 20:03 [Edit] )
ポニー♂ | URL | -
Re: TERIYAKI BOYZ 『SERIOUS JAPANESE』
シングル曲にやられっぱなしだったからちゃんとアルバム買ったよ♪
良いアルバムだったよね!
J-HIP HOPのアルバムってはじめて買ったかもw
VERVALは今まで聴いた曲では別に…って感じの存在感だったんだけど、今回のアルバムでかなりスキルの高さに気付かされた!
( 2009年02月06日 23:08 [Edit] )
ケンイチ | URL | -
Re: TERIYAKI BOYZ 『SERIOUS JAPANESE』
>>ポニちゃん
ほんまなぁ♪
VERBALはほんとに色んな顔持ってるから、確かに曲によってはダサく見えることもあるかもw(まぁあくまでもダサかっこいいってスタイルやけどw)
今作でも安定したフロウっぷりで嬉しい限りやった(*´▽`*)
( 2009年02月07日 08:11 [Edit] )
| URL | -
二号の仕事とてなんだ?なんだ?
( 2009年02月25日 23:31 [Edit] )
ケンイチ | URL | -
Re: TERIYAKI BOYZ 『SERIOUS JAPANESE』
TERIYAKI BEEFは傑作です(・∀・)
( 2009年02月26日 17:23 [Edit] )
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