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EMI MARIA 『Between The Music』

2009年04月18日 21:29



関西を中心に活動する実力派シンガーソングライター・EMI MARIAのデビューミニアルバム『Between The Music』(07.10.24)をレビュー。昨年リリースされた1stフルアルバム「A Ballad Of My Own」から遡ること1年前にリリースされた、全6曲収録のEP盤です。


1. いえないことば
発表後ジワジワと支持に火が着いた、今作のリードトラックにして、彼女の代表作ともいえる淡いミディアム・スローナンバー。透き通ったムード・トラックに絡む天使のようなウィスパー・コーラスと、それに対比するように敷かれた彼女のエモーショナルなボーカルには、当時それはもう並々ならぬ衝撃を受けました。


2. Keep Going
彼女の円熟したセンスが光る、ブラック・ヴァイブス溢れるR&Bチューン。
シビアと対峙したリリックを、意気盛んなフェイクで大胆に、そして着実に咀嚼していく様は脱帽ものです。ちょっぴり泥臭いトラックも妙味です。


3. Missin'
愛する人への留まることない心情を艶のあるボーカルで歌い上げる、上質な耳当たりを誇るメロウチューン。昨今氾濫している月並みなラブソングとは一線を画した、奥床しくも儚い世界観がこの曲には在ります。


4. Let Me Love U
鬼気さえ迫るフェイクに終始圧倒されっ放しの、R&Bマナーに則った仄暗いラブ・ナンバー。
徐々にボルテージが上り詰めていく劇的な展開に、毎度ながら惚れ惚れさせられます。
特にMariahの「Emotions」ばりのホイッスルも聴かせる、中盤から終盤にかけての盛り上がりっぷりはハンパない!

5. アーバン・ストリート
こぶしを十分に利かせたアバンギャルドなボーカル・アプローチで邁進する、どこか愁い漂うミドル・アップトラック。本編収録の5曲中最もソウルフルに振る舞われた1曲なので、前4曲を聴いた時点でで彼女の全てを知り得たかのように満足してしまうのはナンセンスですよ(・∀・)
 
6. Which *Bonus Track
そしてボーナストラックには、関西シーンを中心にを賑わせるWolfPack&Nao the LaizaによるMIX CDに収録されていた、彼女の客演楽曲を収録。「A Ballad Of My Own」収録の「Mr.DJ」のフロア・モードを更に加速させたような仕様の、痛快フロア・バンガーです。


以上、若くしてR&Bを心得た彼女の、純真で直向きな歌唱とプロデュース・スキルが輝きを放つ佳盤になっています。これから1年後にリリースされた、早くもクラシック候補のアルバム「A Ballad Of My Own」を一つの到達点とするならば、今作は彼女の、威勢のいい「決意表明」の賜物のような気がしてなりません。間違いなくJ-R&Bシーンに新たな息吹を送り込んだ彼女の堂々たる処女作を、是非ご堪能あれ。

★★★★★★★★★☆
◆Official⇒http://www.emimaria.com/

★My Blog Link★
◆ALBUM 『A Ballad Of My Own』⇒レビューを見る




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