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倉木麻衣 『delicious way』

2009年10月15日 22:13


さて今日から、今年デビュー10周年(10年前にデビューした)のアーティストの処女アルバムを紹介する、「10th ANNIVERSARY Special」をスタートさせようと思います。世紀末でどこか混沌としていた1999年、ここ日本では、宇多田ヒカルをはじめとする多数の女性アーティストが核となった、かつてないJ-R&B/DIVAブームに沸いていました。MISIA・宇多田に続けとばかりにR&B系アーティストが絶え間なく量産され、シーンは一時完全飽和状態。そしてその反動で、デビューから1~2年足らずでフェードアウトを余儀なくされたアーティストが続出するなど、CDバブル期ならではのマイナス面も多かった一連のムーブメントですが、でもそんな殺伐とした年に降り立った当時のアーティストたちは皆、屈強なサバイバル精神のもと、あの手この手でキラキラと個性を靡かせる強者ばかりだったように思います。

今回は、俺の独断と偏見で、全14組のアーティストを選出。
内未だレビューが済んでいないものを、不定期で更新していきたいと思っています。
とにかく懐かしいものばかりなので、記事をご覧になってくださった方が、少しでも当時の”音”を顧みて、その感慨に耽ってくれれば嬉しいです。

・・・と、前置きが長くなってしまいましたが、1発目は彼女から!

delicious way

倉木麻衣の1stアルバム『delicious way』(00.06.28)をレビュー。
言わずと知れた、300万枚越えのモンスターアルバムで、ミリオンヒットを記録したデビューシングル『Love,Day After Tommorow』ほか4枚のシングルを収録。当時の爆発的な彼女人気を裏付ける、最たる「判断材料」とも言うべき1枚です。

1. Delicious Way
2. Love,Day After Tomorrow
3. Secret of my heart
4. Stepping∞Out
5. Baby Tonight~You&Me~
6. Can't get enough~gimme your love~
7. NEVER GONNA GIVE YOU UP
8. Stay by my side
9. Everything's All Right
10. happy days
11. 君との時間


1. Delicious Way
清涼感あるポップサウンドと軽妙なコーラスが敷かれた、本作のタイトルチューン。
彼女の肩肘張らないボーカルが、ポジティブなメッセージを優しく届けてくれます。

2. Love,Day After Tomorrow
デビュー作であり、自身最大のヒット曲。
ボトムを強く打ち付けるトラックで「R&B」を主張しつつも、本質はあくまでも「J-POP」。
そんな絶妙な大衆性が功を奏し、息の長いヒットに繋がったんではないかなと思います。
ヒッキーの「Automatic」との対比もされた、PVも話題になりました。

3. Secret of my heart
「名探偵コナン」のEDテーマに起用された3rdシングル。
「誰にも言えない秘密」をテーマに、もどかしい胸中を、移り変わりの激しい転調と繊細な歌唱で表現したミディアムチューンです。

4. Stepping∞Out
J-R&Bのパイオニア的存在であるYOKO Blaqstoneが書き下ろした、曇った「黒さ」が堪らないR&Bナンバー。発売当時から大好きな1曲です。後にYOKO自身によってセルフカバーされています。

5. Baby Tonight~You&Me~
一転して、ドリーミーなアレンジで覆われた、甘美なバラードナンバー。
3拍子の緩いリズムが心地良いです。

6. Can't get enough~gimme your love~
④を手がけたYOKO Blaqstoneの楽曲のカバー。
スモーキーに香り立つ本格的なR&Bチューンで、④同様、シングル曲では窺いきれなかった、彼女の「R&Bシンガー」としての側面をうんと際立たせているといえる、本作の立役曲です。

7. NEVER GONNA GIVE YOU UP
本作に先駆けリリースされた、Cybersound(彼女の作品を多く手がけているプロデュースチーム)の最高峰ともいえる、グルーヴ感抜群のアップナンバー。ロートーンなメロが、トラックのクールさを煽って尚良し。

8. Stay by my side
シルキーな彼女のボーカルに今にも吸い込まれそうな、清純路線のラブソング。
2枚目となったこのシングルで、自身初となるオリコン1位を記録しています。彼女自身も大好きな曲なんだとか。

9. Everything's All Right
デビューシングル②に収録されていたc/w曲。
NJSの溌剌としたリズム展開と、英語詞で綴られた明るいHookの取り合わせは殊絶モノ。

10. happy days
大切な親友との別れを描いた、本作屈指の名曲。
終盤でのサビの繰り返しが若干クドいですが、詞曲ともに、当時ティーンであった彼女が目一杯投影されており、輝きは今なお色褪せません。

11. 君との時間

ラストはモータウン臭い音使いと、彼女による美麗な高音が効いたバラードナンバー。
ただやけに平坦な曲調で、かつ⑩のクオリティが非常に高いので、未だに印象の薄い1曲ではありますw


以上全11曲収録です。
デビュー当時、俗に「国産R&B」と呼ばれるアーティスト/楽曲があちこちに氾濫しており、彼女も決して例に漏れませんでしたが、そんな中、彼女がここまで圧倒的に支持されたのは、R&B特有の「エグさ」や「ダーティーさ」を控え、その範囲内で精一杯自分の持ち味を貫き通した、彼女の純な優等生さがあったからこそでしょう。そういった点では、今のケータイ世代(笑)向けR&B風楽曲と、共通する部分があるのかも知れません。今となっては少々物足りなく感じる楽曲こそありますが、それはシーンの進歩上、避けては通れない至極当然の感覚だと思っているので、問題とは捉えていません。今でも中学時代を思い浮かべながらふと聴きたくなる、俺の永遠のマスト盤です。


  

◆2nd ALBUM 『Perfect Crime』のレビューはこちら
◆7th ALBUM 『ONE LIFE』のレビューはこちら
◆8th ALBUM 『touch Me!』のレビューはこちら


◆Official⇒http://www.mai-kuraki.com/

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コメント

  1. こわもて | URL | IjUZIPhA

    Re: 倉木麻衣 『delicious way』

    これは神盤!
    ”売れるもの”と”黒いもの”のバランスが良すぎます。
    まあそんな事は今になって思うことですが、
    当時は単純に彼女の歌声に惚れ込んだもんですw

    「君との時間」はホントに存在感が薄すぎますね…w

  2. パン助 | URL | -

    Re: 倉木麻衣 『delicious way』

    >>こわもてさん
    ですね!
    当時はそんなこと微塵にも気にせず、ただ彼女の歌う音楽を純粋に堪能していたように思います。

    「君との時間」は「happy days」の後なので尚更・・・w 別の曲順なら、映えてたかもしれませんね。

  3. ぶる~ | URL | -

    Re: 倉木麻衣 『delicious way』

    最近のテレビ出演ラッシュはすごかったですね~。
    ほぼ歌関係では全番組制覇したんじゃないすか?
    大人になりましたよねv-10
    (「笑っていいとも」「僕らの音楽」は録画して観ました。ハイwww)

    『happy days』思い出せない~気になる気になる・・。

  4. パン助 | URL | -

    Re: 倉木麻衣 『delicious way』

    >>ぶる~さん
    以前の控えぶりからは想像も出来ないほど露出しまくってましたよねww
    「笑っていいとも!」出てたんですか!見てぇww

    「happy days」は「右手に君の手を~左に見えない明日を~」みたいなサビの曲ですw 凄く切ない曲で、発売当時特に好きな曲でした。

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