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Hi-Timez 『MY WORDS』

2010年01月09日 21:31

  

MassattackとTarantulaからなるHIP HOPユニット・Spontania。
そのSpontaniaの前身にあたる、Hi-Timezの1stアルバム『MY WORDS』(04.07.22)をレビュー。
Spontaniaに改名後は、様々なアーティストとのコラボレーションで頭角を現し、今やすっかり売れっ子MCの仲間入りを果たした彼らですが、メジャーデビューして間もなくリリースされた今作は、その独自のポップネスを、純HIP HOP流儀のタフなフロウ捌きと、R&Bにも通ずる色彩豊かなグルーヴを介して発揮した、嗜み甲斐のある1枚になっています。

1. opening
2. Spark!
3. Why me?(camouflage)
4. My Venus
5. Bring it up
6. I’m still dreamin'
7. It’s OK
8. skit 1
9. Radical Planet
10. Memories
11. in my words ~言葉にできない~ (album version)
12. skit 2
13. Distance
14. feelin’ it
15. Play Ya Game feat.plan b (album version)
16. skit 3
17. HTZ
18. message’04

主な収録曲を追っていくと、
昨年メジャーデビューを果たしたTiara a.k.a naocoがフィーチャーされた、キャッチーなメロを刻む爽やかアップ②『Spark!』、Hookでのテンポ良いライミングが流れを司る③『Why me?』、ウェッサイ調のスムーストラックに乗ってひと夏の恋が展開する④『My Venus』、Massattackの弾丸ラップが頼もしいエールチューン⑥『I'm still dreamin'』、フロウの大ざっぱさが功を奏した⑥とはまた別ベクトルの激励ソング⑦『It's OK』、ファンクやロックや織り交ぜアグレッシブに捲し立てるミクスチャー⑨『Radical Planet』、小田和正の「言葉にできない」をサンプリングし賛否を巻き起こした、彼らの現行のルーツともいえるシングル曲⑪『in my words~言葉にできない~』、怪しいトラックが何とも言えない背徳感を醸し出すバイリンガルMCとしての真骨頂⑭『feelin' it』、今にもとろけそうな女声Hookに心酔できるメロウ要員⑮『Play Ya Game』、そして脱力系フロウで気怠く掛け合う名刺ソング⑰『HTZ』などなど、今の彼らからは到底窺いきれない、アバンギャルドな一面を持つ楽曲が多く収録されています。

昨今のHIP HOPはR&B同様、とても一言では定義出来ないほど複雑化したものになっていると思っているんですが、今作はそんな形が在るようで無いジャンルを、「あらゆる切り口からとことん解釈しにかかった1枚」と言っていいと思います。事実どストリートな型にはまった内容のものもあれば、R&Bに寄りかかった極甘ソング、更にはロックをプラスした激しいミクスチャーなど、飛び出す曲1つ1つがやたらとセンセーショナルで、「HIP HOPってこういう風にも振り切れるのか~」と、自ずと納得出来る事請負だと思います。少なくとも、俺は初めて聴いたときそう感じましたw

今のコラボありきの売れ線スタイルは、正直釈然としないんですが、この頃の彼らの音楽には、迷わず大好きと言い放てます。下積み時代のTiaraがひっそり参加してたりもするので、今からチェックしても決して遅くはないはず。



◆Spontania 『コラボレーションズBEST』のレビューはこちら

隠れた名曲『Leavin' my love feat.naoco』


★★★★★★★★★☆
◆Official(Spontania)⇒http://www.spontania.jp/index_pc.html


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