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Ms.OOJA 『Ms.OOJA』

2010年01月23日 19:30

Ms.OOJA  

EL LATINOとのコラボでも知られるウェッサイ系シンガー・Ms.OOJAのアルバム『Ms.OOJA』(10.01.20)をレビュー。ソロとしては、初めてとなるアルバム作品です。

1. 会いたい feat.EL LATINO
2. YOUR PAIN
3. FREE BIRD
4. GIRLS TELL ME TRUTH feat.ANTY the 紅乃壱
5. 雨上がり
6. MY SPECIAL
7. WOMAN

実を言うと、今作を聴くまで彼女の音楽にはあまり馴染みが無くて、昨年11月のHI-Dプロデュース盤「Special Calling-session 2-」で初めてまともに歌声を聴いた口なんですが、エモーショナルな節回しや、抑揚をしっかり含んだトーンなどを駆使した、手堅い歌唱をされる歌い手さんで、結構好みです。喩えるなら、「少々荒削りな片桐舞子(MAY'S)」といったところでしょうかw 

そんな、「ウェッサイシンガー」と括られている事にも驚かされた(大方便宜上なんでしょうが)彼女のソロデビュー作は、沢田知加子の不朽の名曲をカバーした①『会いたい』が正しくハイライト。元来手を組んできたEL LATINOのシビアなラップと、Stargateの作りそうな清涼感広がるミディアムトラックの情趣を交えつつ、逞しいボーカリゼーションで原曲を踏襲しています。今楽曲が収録されると知ったときは、正直嫌な予感しかしなかったんですが、思いのほか丁寧にかつ奥床しく仕上がっていたので感心しました。そのほか聴いているとBENIの「Kiss Kiss Kiss」がちらつく歯切れの良いバウンシーナンバー②『YOUR PAIN』、客演に女前ラッパー・ANTY the 紅乃壱を招いた明快フロアチューン④『GIRLS TELL ME TRUTH』、ロックサウンドをベースに敷き鋭いアプローチを仕掛ける異色曲⑤『雨上がり』、ウェッサイらしい甘さ全開のアレンジが効いた可愛い子ちゃん路線のミディアム⑥『MY SPECIAL』、そして女性特有の繊細な心情をタフなボーカル力で訴える⑦『WOMAN』などなど、決して奇を衒うことはせず、持ち前の整った歌唱で、的確に現行のシーンを突き詰めた1枚になっています。

ただ言い替えればそれは、「遊び」「オリジナリティ」の面で遠慮がある、という事でもあるわけで、もっとおおっぴらなスタンスで歌った方が、彼女の場合、よりしっくりきそうな気はします。折角良い声持ってて、かつ自分の名を広められる重要な機会であるソロデビュー作なんですから、フェイクなんかはもっと積極的にかまして、自分の可能性をこれ見よがしにひけらかすぐらいの事はしてほしかったな。



★★★★★★★☆☆☆
◆Official⇒http://ameblo.jp/ellatino-msooja/

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